メディアグランプリ

ホリエモンと落合陽一さん、リアルに語った未来


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記事:戸崎いずみ(ライティング・ゼミ平日コース)
 
「昔、憧れの職業だった電話交換手がある時、世の中から一気に消えたように、5年後に世の中の仕事は一気に変わる」
 
ホリエモンの言葉に、会場が釘付けになった。そこにいた若者もちろん、最初は冷やかしに来ていたように見えたおじいちゃんおばあちゃんも必死になって聞いていた。福岡を出て、日本を舞台に大きなことをしているホリエモンが言う言葉は福岡県民に突き刺さった。
会場になんとか間に合って駆けつけた私は、直射日光がサンサンと降り注ぐ会場で釘付けになって1時間立ち続けながら話を聞いていた。1時間外で立ちっぱなしで人の話を聞くことなんて、学生の頃の校長先生の話す全校集会以来だと思った。
もしかしたら、自分から進んで1時間も立ちっぱなしで、人の話を聴くなんて生まれて初めてかもしれない。
 
福岡市役所の広場で行われたイベントで、二日間にわたり福岡にビックネームが来た。1日目は落合陽一さん、2日目は堀江貴文さんだ。この2人の名前を聞くとベストセラーになった「10年後の仕事図鑑」を思い浮かべる方が多いと思う。多分それを想定してのイベントだ。私は堀江貴文さんのことを、愛情込めてホリエモンと呼ぶ。
 
お二人のお話を聞いて未来が見えたことについて語りたいと思う。
 
落合さんは、これからは移動の手段も変わると言うことを教えてくれた。トークセッションで落合さんと福岡市長が話をした。落合さんはプライベートジェット機や中古のヘリコプターについて購入を本気で検討して調べているという。ホンダのジェット機は一機6億円位するらしく個人で買うのはちょっと難しい話だ。中古のヘリコプターは数千万円するらしい。ヘリコプターの死亡事故は年間10数件位で、飛行するときと着陸するときにひっくり返ることが多いらしい。意外と空を飛んでいるときの事故と言うのは少ないらしい。
 
その話に乗せて福岡市長の高島さんが、ドローンタクシーの構想についても話してくれた。ドローンタクシーは1台600万円くらいの試算らしい。落合さんも言っていたがドローンは4輪の羽根があるため、1輪もしくは2輪のヘリコプターに比べても、離陸着陸時の安定性があるらしい。
ドローンタクシーと聞くと安全性に心配を持つ人が多いだろうが、そのドローンタクシーの実証実験をする場所は福岡市の中心にできる。
もうすぐ福岡の九州大の50ヘクタールの跡地が箱崎にできるのだ。その跡地にドローンの実証実験をする場所を作ると言う。箱崎は地下鉄で福岡空港と直結していて、30分以内に空港に到着ができる。そんなアクセスの良い場所に実証実験の広大な敷地ができるなんて夢のような話だ。落合さんはスマートシティーの実験もしたいと言っていた。
 
今福岡は2050年を見据えてまちづくりを始めていると言う。グローバルなスタートアップを作ろうと目指しているのもその一環だ。
東京でオリンピックが行われると言うこともあって、東京全体が2020年を目指しているような風潮があるが、福岡市は2050年を見据えての計画を今立てているので、外から見ると随分と無謀な計画や夢の中でやるような計画に見えると思う。夢のある計画と言うのは、情熱に溢れているが実現性に乏しいと思われがちだ。それを福岡市は本気で実現しようとしている。
落合さんは中国のGDPが伸びた背景を話し、アリババの創業者ジャック・マーをはじめとした今はグローバルにアメリカと肩を並べる中国のグローバル企業や人材を中国政府が10年間ぐらいは保護していた話をした。
 
福岡市も本気で2050年の成功を目指すのであれば、10年ぐらいは企業を保護する気持ちで育てていかないと、いきなりUberと戦うような戦略では通用しない。日本国内の規制はゆるく、外に対しては厳しくと言う対応にしていかないといけない。テクノロジーを使って費用を下げると言う方法もある。コスト圧力を考えるよりも、まずは愛着で育てていくと言う方法が良いと言われた。その中で5年や10年経っていくと良いものになるとお話しされた。
 
ホリエモンは、テクノロジーの進化によって、作業的な仕事や大企業の居るだけで決定権や発言をしない人の仕事は無くなると断言した。まずは、定時に朝会社に出勤して働くという働き方を辞めた方が良い。自分が世の中に必要だと思うような面白い仕事を始めた方が良いと本気で語っていた。
 
3連休に福岡市にホリエモンと落合陽一さんが来たことで私は明確に未来への自分の目標が決まった。
イベントの後に偶然テレビの取材を受けて話し始めた自分自身の言葉ではっと気づかされた。
これからの未来は本気で個人の信用が大事になる信用経済になっていくし、個々人が情熱を燃やしていける仕事で世の中から必要とされる仕事が生き残っていく世の中になると感じている。福岡はこれからグローバルに通用するスタートアップが熱いと思うし、私もそのスタートアップを手段として情熱を燃やしていける仕事をして10年後の未来を素敵な未来にしていきたいと思っている。
10年計画のスタートは今もう始まっているのだ!
 
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2018-10-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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