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メディアグランプリ

時給0円の実は結構過酷な労働


 
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事(貴子 ライティングゼミ日曜日コース)
 
「今、家に引きこもってるんですよ」「そっか、そうなんだ」久しぶりに会った知人との最初の会話。
 
子供が学校に行けず悩んでいるわけではなくて、彼女自身が小さい子を二人抱えてあまり外出が出来なくなっていた。赤ちゃんである下の子を胸に抱っこして、上の小さい子の手を引いて、片手にバックを抱えて歩くお母さんを見かけることは多いが、これが結構見た目より重労働。
 
大きなバックの中身にお母さんの荷物なんてほとんど入ってやしない。下の子の紙オムツとおしりふき、突然ゲボッと吐いたときの着替えやタオル、すぐ飲めるお茶や赤ちゃん用のジュースを入れたマグボトル、そして、上の子がお漏らししたとき用の着替えと数え上げればキリがない。
 
専業主婦の彼女は人から、「子供とゆっくり過ごせていいね。」と言われることもあるだろう。だけど、ずっと家にいるからこその悩みだってある。何故判るかといえば20年以上前の私が同じことで悩んでいたからだ。
 
「家でゆっくり出来ていいわね」と言われる専業主婦の悩み、それは実家に近いとか、夫がとっても協力的で時間に余裕があるとかでない限り、大人と話す時間がものすごく減ってしまうというもの。社会から自分だけ取り残されてしまったような不安に襲われてしまうのだ。
 
そして、実際にはゆっくりなんて出来やしない。
 
我が家は年子の男の子で、転勤で沖縄に住んでいた。下の子の夜泣きがひどくて、私が一晩中寝むれなかった次の日だって、歩き始めて嬉しくてしょうがない上の子は「くっく、くっく」と靴を履かせて公園に連れて行ってくれと朝から騒いだ。
 
「じゃあ、働いていたほうが意地悪言われない分いいのか?」そう思う人もいるかもしれないが、夫の仕事の帰りが遅い場合や仕事の時間が不規則な場合には、保育園の送り迎えや家事、子育てをほとんど一人でこなさなければならなくなる。実際に子供が小さい頃から保育園に預け、仕事をしているお母さんたちは、自分の時間がほとんどない状況の中で暮らしている人もいっぱいいる。
 
子育って、山登りのようだ。
 
私にとって、体力的にもとても過酷な時期があった。それは、産後だ。
 
「産後しんどかった」というお母さんたちも多いと思う。産後に自宅に戻ると3~4時間置きに授乳しなければならなかったので、睡眠時間が減っていった。上の子が小さかったので、下の子が寝ている間に自分も昼間寝るということが出来なくて、いつも寝不足状態。
 
離乳食を作ったって、食べずに泣かれるなんてザラにあった。買い物に行けば、荷物と子供を両手に抱えるのは結構重労働。そして、上の子の年が近いのでトイレトレーニングという親の忍耐力を試される時期も一緒に経験した。すんなりオムツの取れる子もいたが、私は結構苦戦した。
 
そんな中で、不安になったり、イライラしたりして、子供につい大きな声を出して叱ってしまい、落ち込んだりして、一人で泣いた日も一日ではない。
だけど、こんな気持ちになってしまうのは、心と身体からのSOSなのだと今の私は知っている。
 
妊娠中は、身体の血液という形で栄養、酸素が胎盤を通してお腹の中の胎児に送られる。そして、出産時には大量の出血をする。産後は、白い血液ともいわれる母乳からお母さんの栄養が子供に与えられる。妊娠、出産、授乳の時期って実は、大量の血液と栄養が消耗される時期。血液と栄養が不足した身体にとっては緊急事態なのだ。そして、この血液と栄養の不足は、母乳の間ずっと続く。
 
漢方の考え方では、これを「血」が不足した状態だと考える。医学的な貧血のように血の濃さではなく、血の多い、少ないかをみて、さらに考え方として栄養やホルモンまで含めて「血」の不足という。そして実は、この「血」の不足により心に不安感が強くなってしまい、夜眠れなかったり、イライラしやすくなったりするとも考えられている。そして「気」という身体を動かし、温め、元気に保つものも一緒に減ってしまったりもする。
 
こんな時は、血液や栄養をしっかり作ると言われている食材の鶏肉や、身体を温める生姜やネギなど自分の身体を労わる食事をしっかり摂ることが必要なのだ。タンパク質は鉄の吸収を高める働きがあって、特に鶏肉は胃の働きを良くして、身体を温めたりも出来る食材なのである。一番のおススメは骨付き鶏肉の生姜やネギを入れたスープ。
 
同じ悩みを持っている今のお母さんたちに伝えたい。心の負担を減らすためにも、自分の身体を労わる食事を摂って、周りの人にいっぱい甘えて助けてもらって欲しい。
 
何故、私は時給0円の実は結構過酷な子育てを頑張れたのだろうか?
 
それは山登りの時、頂上の景色がすべての疲れを忘れさせてくれるように、そこには、子供の笑顔と寝顔という神様からの最高のプレゼントがそこにはあったから、私は頑張れたのだと思っている。
 
 
 
 
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2019-05-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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