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ライフコーチはドローンです


 
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 
記事: 三上弘恵(ライティング・ゼミ火曜コース)
 
「コーチ」って聞くと、テニスのコーチや、スケート、サッカーといったスポーツのコーチを思い浮かべる人が多いだろう。大坂なおみや錦織圭はコーチをつけている。メンタル面、フィジカル面、戦略面など、本人が強化したい面に対して、コーチは的確なアドバイスや問いかけをする。そして選手が試合に勝つという目標を達成するために欠かせない存在になっている。
 
近年、ビジネスにおいても、コーチはつく。何のためにその商品やサービスを提供しているのかという「Why」に始まり、どこを目指すのかというゴール、つまり目標を設定する。それに向けての戦略や戦術、モチベーションアップ、関わる人との良好な関係をどう築いていくか? など、「What」「Where」「When」「Who」や「How」「How much」の5W2Hを考える。
経営者や管理職、営業マン、自営業等の方々が利用している。
これらのコーチは、アドバイスというより、質問することで、本人の中から答えを引き出してくれる。
 
最近では人生におけるコーチ、ライフコーチというのもある。
自分は何のために生まれてきて、何をするのか? 何者なのか?
仕事だけでなく、生涯を通しての生き方、家族や友人との関わり方を今までの人生経験の中から
探り、価値観やアイデンティティー、使命を見つけて、幸せに生きることをサポートする。
 
私はこのライフコーチをしている。自分にもライフコーチがいて、人生が大きく変わったのだ。
ライフコーチは聖人や賢者、偉業を成し遂げた人、悟りを開いた人ではなく、ちょっと先を見る視点を持つこと、つまりドローンの目線を持った人なのです。
 
私の住んでいる広島県には、日本三景のひとつ宮島がある。世界遺産にもなっている、厳島神社だけでなく、その島自体も神の島と呼ばれていて、山頂の弥山(みせん)に上がる人が最近は多い。
 
ロープウェイで山の上まで行っても、山頂まで30分の登山がある。アップダウンがあり、途中石段の高さは一定ではなく、歩きにくい。地面も土と石、岩があり、足元が危ういのでずっと下を向いて歩いている。頂上がはるか遠くに思える。その足元に向いている視線を、ドローンを飛ばした少し高い位置に持ってくる。そうすると、登りは後100メートル。その先には本堂があり、山頂まであと一息だとわかる。足元だけ見ていたら中々分からない。上を見ても木々に阻まれて先が見えなければ、どれほど来たのかも分からない。
 
私の人生においても、ずっと足元だけ見ていて、終わりが来ないのではないかという時があった。
それは、人からお金をもらえないということ。自分なんかがこれでお金をもらうなんて10年早い。そう思っていた。コーチングをボランティアでするのはいいけれど、お金をもらってするのは自信がないのでできない。
 
せっかく学んで、自分の生活習慣改善、早起きして夜更かしをやめるという目標が達成できたのに、
人にするとなったら急に責任がのしかかる。結果が出せなかったら申し訳ない。だから自分に力が
付き、100%大丈夫だと思えるまでお金をもらってするべきではない。そう思っていた。
 
でも100%大丈夫の時なんて来ない。
ずっとお金をもらわずにするというのも、自分が苦しくなる。私はここまでやっているのに
無料なんて割に合わない。
 
何のために何度も何度も受講して、県外まで交通費や宿泊費を使って行ったのか分からない。
自分に腹が立ってくる。
 
始めは100人のコーチを無料でした。その後、3000円をもらうのも高いのでは、と思っていた。
 
そう、受け取ることを拒否していたのだ。
 
私は、お金も含めて、受け取れないという山を登っていたのだ。その山がずっと続くと思うと、とても辛い。でもその時は、絶望的な気持ちも感じながら、これが今の私にふさわしいと思っていた。
 
そこで、ドローンの高い視点から後ろを見てみる。つまり過去の同じような出来事を見つけ出し
検証する。
 
25歳の私。
人からプレゼントもらった時、親から言われていたことを守り、
「こんな高価なもの申し訳なくて受け取れません」
と突っ返す。私は受け取らないことで気持ちが楽になっていたのかもしれない。
 
「あの時の相手はどんな気持ちだったのだろう?」
コーチはドローンの視点になって、出来事の別の見方を、考えさせてくれる。
 
渡す方もせっかく私のために時間を割いて、喜ぶと思って考えくれたプレゼントを、
素直に受け取ってくれなければ、残念な気持ちになる。相手の気持ちを跳ね返すことになる。
 
自分からの見方だけでなく、相手からの見方、出来事の全体像という、
俯瞰した視点を気づかせてくれた。
 
まだ、私は25歳の時と同じことをやってるんだ、とはっとした。
 
「今度は、申し訳ないと突っ返すのではなく、ありがとうという気持ちで受け取ろう」
そう気づいた。
 
そして、ライフコーチの質問は、
 
「気持ちよく受け取った後の世界は、どんな世界だと思う?」
 
ドローンは今度は先、未来に進む。
 
自分が友達にプレゼントを渡すときは、
「これは彼女に似合うかな、薄紫は好きな色だからきっと喜んでくれる」
そう相手のことを考えながら選び、渡す。
 
その時に
「ありがとう。私にピッタリ! 嬉しい」
と言ってくれたらどんなに幸せな気分になるだろう。
私も友達からプレゼントもらったら、感謝して受け取ろう。
 
コーチングも、コーチングを受けた人が、
「自分がなぜ自信がないのか分かった。気づきが大きかった。ありがとう。
3000円では申し訳ないくらいだ」
と言ってくれる。
コーチングを受けた人は感謝してその代金を払い、コーチも感謝して受け取る。
 
その金額が、5000円、10000円、15000円……、と上がっていっても、感謝して受け取る。
 
コーチを受けた人も、コーチも共に感謝し、お互いに幸せな世界。
受け取ることは感謝の循環なのだ。
 
受け取らないことは、感謝の循環が、滞っていること。
それをしていたと思うとぞっとする。
 
一つひとつの山を登っていく時、ドローンの視点で見られるようになるのに、自分一人では中々難しい。ライフコーチが、私の人生に登場することで、出来事の全体像を俯瞰する視点をもらえたと思う。
 
そして、人生全体を通してのさらに高い位置からの視点で、その人の人生のテーマ、人生の目的、
世の中にどのように貢献してくのかがわかれば、人生が楽しみになる。
 
この先、ドローンが見せてくれるのは、
障害があったとしても、過去どのように乗り越えてきたか、思い出させてくれること。
同じような問題が続いていたなら、今度はどうするのかを考えること。
そして、今までの道のりから得た、知識や知恵や経験が、この先どのように役に立つのかと、
先の未来へどのように繋がっているのかだと思う。
 
宮島では山頂の大きな岩を潜り抜けて、そこに見える風景は、360度パノラマの海と山と島の瀬戸内海の絶景。空の青さが鮮やかで、白い雲とのコントラストが美しく、ウグイスの鳴き声と吹き渡る風が気持ちいい。穏やかで晴れやかな世界。
 
山を登った先は、さらに高いヒマラヤのような山を目指すのか、山から海へと続く道なのか、
目の前の足元だけでなく、高さを自由自在に調節しながら、自分の人生を見ていくのも面白い。
 
私は、クライアントさんの人生にドローンの目として貢献できる喜びを、これからもずっと続けて
いくだろう。
そして、私自身もドローンの視点が人生の道先案内人になっていることにワクワクしている。
 
 
 
 
*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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2019-06-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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