ライティング・ゼミの講師を落としたい話
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:藤井郁弥(ライティング・ゼミ日曜コース)
「天狼院ライティング・ゼミ」に通い、2ヶ月ほどになる。飽きっぽい自分が今でも続いてることに驚きを隠せないでいる。それほどまでに夢中にさせる仕組みになっているのだろう。
自分の書いた記事に的確に指摘をしてくれる、ライティング・ゼミの講師たちには感謝の気持ちでいっぱいである。それほどまでに付加価値があり、魅力の詰まった場所なのだと思う。
そして、「ここに居てもいいと思える居場所」という空間を提供してくださる書店スタッフの方たちにも大変感謝をしている。
しかし、まだ自分の中で認められていない気持ちになってしまうことがあるのだ。
毎週、記事を書いて指摘をしてくださるライティングの講師陣、
川代さん、永井さんだ。
川代さんが見てくれるときは、「約束された勝利の女神がきた……」とニヤッと笑い50%以上の割合でウェブ天狼院に掲載されている。
ただ、永井さんの場合はどうだろうか。
「これはいける……」と手応えを感じるものを書いているのだが、ひとつも掲載されていないのだ。
「このあたりが弱いですね……またチャレンジしてください……」
手厳しい指摘を残していくのである。もちろん、ライティングの講師だからこそ、公平にしていると思うのだが、
「なんでだ……渾身の記事を書いているのに……」
とモヤモヤした気持ちだけが残り、不完全燃焼感が否めない。自分の中で苦手意識を持ってしまっているのだ。
このまま、永井さんが添削してくれるときだけ掲載されないという
身勝手な理由で書くことを諦めることはできなかった。
「負けてばっかりなんていられない……」
自分の気持ちに火がついたのである。
メディアグランプリに掲載されたゼミのメンバーの記事を読んだり、今までの講義でメモしたノートを再度ふりかえる。
それだけではない。
メディアグランプリに掲載された永井さんの記事も拝見し、
「この人の好みそうなモノは何だろう」とまるでネットを介したストーカーレベルに事細かくチェックをしているのだが、
まだ掲載されていない。
「今週もこちらにきて、課題を書いているんですね……」
京都天狼院の田岡さんが、天使のような微笑みで頼んだブレンドコーヒーを持ってきてくれる。
「いつも、ありがとうございます! 今週もより良いコンテンツをつくりますよ……」
京都天狼院の天使の加護をいただき、今日も創作活動に打ち込むのだが、
あえて言おう、今回落とす相手は女性ではない。男性である。
今年30歳になる自分が、男性に対してこんなラブレターのような記事を書くことは夢にまでも思わなかっただろう。
書いてみて思ったのだが、はたから見るとなかなかに気持ちの悪いものに仕上がっている。それほどまでにライティング講師の永井さんは、自分の記事を的確に指摘して落としてくれるのだ。これは、嫌味ではなく自分の中にある「書くチカラ」を上げてくれるための愛の鞭だと思っている。
この記事が、永井さんに添削していただけるかわからないのだけれど、それほどまでに夢中になってライティングを楽しんでいるのだ。
「天狼院ライティング・ゼミ」は、自分が思っている「感情」を「言葉」して正確に相手に伝え、行動できるようにするものだと考える。
どんな記事でも講師陣から指摘をいただくのだけれど、ズタボロになりながらも、傷を背負いながらも、前向きに、書くことに対して立ち向かっていける環境が整っている。
そして、最初の頃に比べると段違いの早さで記事を作成できるようになっている。これも書店のスタッフ方々や講師陣の凄さであり魔力だと思っている。
「そんなすぐに書けるわけないだろ……」
当初は「絶望」しか感じなかったが、今は「希望」に変わっている。
ライティング・ゼミが終わったとき、間違いなく今以上の「書くチカラ」が身についていると思う。
この記事が落とされても構わない。
よりクオリティの高い記事をつくる要素になり、今まで以上のチカラが発揮できるのだから、書くことはやめられない。もっともっと読んでる人の心を鷲掴みできるように書き続ける。
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
http://tenro-in.com/zemi/102023
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