時間管理は「やらないこと」が大事。
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:佐々木 正継(ライティング・ゼミ夏期集中コース)
「仕事が忙しいのに、なんでライティングゼミなんか受けるの? 時間の余裕はあるの?」
私がライティングゼミを申し込もうとしたときに家族から投げかけられた言葉だ。
私は12年前に独立開業し、色々とあったがなんとか食べて行けるようになった。やっと生活が落ち着いたと思ったら、妻の海外赴任が決まり、当時、小学生と保育園児の2人の子供を残し、赴任していった。
当初、慣れない食事の準備や、保育園の準備などに時間がかかっていたが、近くに住む母の協力を得つつ、10年かけて、冷凍食品などの有効活用や、洗濯乾燥機などの家電を揃えて日常生活も回せるようになった。
ところが、昨年、近くに住む母が難病指定になってしまい、母の介護も発生し、病院への送り迎えも行うようになった。
ライティングゼミは魅力的だが、2000字を超える記事を毎日投稿しなければならない。2000字を書くのは大変だ。本当に私にできるだろうか? 執筆する時間を確保できるのだろうか?
私は家族の質問に頭を抱えた。
仕事も家事も介護あるし、申し込んでもやりきれないかもしれない。
でも、ライティングゼミは魅力的なので参加してみたい。
本当に時間がないのか? 時間の無駄遣いをしていないのか?
そう思った私は、iPhoneのスクリーンタイムやMacのアプリを使って、自分がどのように時間を使っているか調べてみた。1週間ほど自分の使っている時間を計測してみた。
すると驚くべきことがわかった。
毎日2時間以上アズールレーンをプレイしていたのだ。
アズールレーンは昨年アニメ化された人気のスマホゲームの一つだ。仕事で関わりがあり、リリース直後にプレイを開始した。
アズールレーンは中毒性のある面白いゲームだ。移動時間や、昼休みなどの隙間時間に気分転換代わりにプレイしているつもりだった。このため、1日のゲームプレイ時間は長くてもせいぜい30分ぐらいだろうと思っていた。
しかし、現実は違っていた。
考えてみれば、毎日ディリークエスト(毎日やるタスクのようなもの)も全部消化し、期間限定イベントも進めていた。たまに、対人戦のランキングでもサーバーで10位以内に上がることもあった。自覚はなかったがヘビーユーザーだったのかもしれない。細切れの時間にプレイしていた積み重ねが毎日2時間以上のプレイ時間となっていた。
このプレイ時間を目にした私は、改善が必要だと決意した。費やした時間や使用していたキャラクター達のことを思うと寂しさがあったが、私はiPhoneからアズールレーンを削除した。
削除して1週間後、スクリーンタイムをみたところ、iPhoneに触っている時間が先週と比べて、平均2時間8分減少したと表示されていた。
また、Macの記録を見ると、Yahoo newsやTwitterなどのSNSを見ている時間も長かった。そこで、一部のサイトに対してはアクセスできるタイミングを制限した。
今までの私は、忙しい忙しいと言いながら、主観で判断していた。本当に時間がかかっているものが何かわかっていなかった。
しかし、実際に客観視してみると、思いのよらないところで、時間を費やしていることがわかった。
そこで、時間管理で「やらないこと」をすることで、時間に余裕を作ることができ、今回のライティングゼミに参加できる時間を作ることができた。
私が時間管理に成功したと考えるポイントは3つある。
1。自分の使っている時間を計測する。
私の場合は、iPhoneのスクリーンタイムと、Dayone(Macの日記アプリ)に作業を記入した。スクリーンタイムは自動的に計測してくれるし、DayoneはMacのショートカットキーで簡単に入力できるようにした。
時間管理もレコーディングダイエット同様に、記録することで無駄が減る。
2。自分の費やした時間を客観視する。
アズールレーンと、一部のニュースサイトやブログを見ることに時間を費やしていた。
考えを書き出すことと同じで、自分の外に一度出すことで客観的に状況を把握できるようになる。
3。「やらないこと」を決める。
アズールレーンを削除し、SelfControl(Macのサイトブロッカー)を導入して仕事中に一部のサイトにアクセスできないようにした。
一部の人は精神力でサイトサーフィンなどを防ぐことができるかもしれない。しかし、私には無理なのでサイトにアクセスできないような仕組みを導入した。
時間管理は、時間の無駄遣いを知り、時間の無駄遣いを「やらないこと」だ。
私は、時間の無駄遣いを「やらないこと」によって、ライティングゼミに参加する時間を作ることができた。
***
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