Blenderでキャラクターっぽいものを作ってみた話
＊この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか？賞を取れるのか？プロも通うのか？〜
記事：中島大樹(ライティング・ゼミ通信限定コース)
「Blenderで電車作ってみない？」
福祉施設で働くぼくは、自分もできやしないのに利用者にこんな話をしたことがありました。
模型を作るとなるとお金がかかってしまうので電車好きな彼のために何とか出来ないかと考えたのがBlenderで電車を作ることでした。
Blenderとはいわゆる３Dモデリングソフトで立体物をパソコン上で作ることができます。
何だか聞くからに難しそうだなって思いません？
ぼくも難しそうだなと思いながら利用者に言った手前、自分でもやってみようと思ったわけなんですよ。
ということで、いざBlenderをインストール！
そしてソフトを開いてみると謎の空間に謎の四角い立方体がポツンとあって、その周りにはよくわからないアイコンやら何やらが、ずら～っとあるわけですよ。
「なるほど全くわからん」
なんて独り言が飛び出すくらいわからない。
とりあえず何かで勉強していこうと思い、Blenderが出来る人に勉強方法を尋ねると、YouTubeでもBlenderの解説動画はたくさんあるらしく、動画を観ながらだとわかりやすいよってことで、早速動画を観てみました。
すると「なんだ案外できるじゃん」って思ったわけです。
この感覚は学生の時、夏、プールではじめて背泳ぎをした時の感覚に似ている。
平泳ぎやクロールは何となくわかる。でも背泳ぎってどこを見て泳げばいいの？
わからなくて最初は先生に質問したもんです。
でもわからないなりにやってみると案外できるもので、最初はまっすぐには泳げなくて隣のレーンに侵入しちゃったりもしてました。
でも、続けていくうちに背泳ぎでもまっすぐ泳げるようになるんですよね。
不思議なもんです。
ちなみにこの記事のトップ画像になっているのがぼくが今動画を観ながら作っているカボチャのキャラクターです。
最近はVtuberというキャラクターを動かしてYouTubeに流すのも流行ってるので、そんなのが出来たら面白いなーとかフワッと思ったりもしているのです。
このキャラクターを作るのにどれくらい時間かかったと思いますか？
なんと約1時間です！
なんにもわからない状態から1時間でこれが出来ればすごくないですか？
案外できるじゃんって言ってしまう気持ちもわかってもらえると思います！
でも正確には1時間じゃないです！はい、嘘です。すみません。
正確には参考にした動画の時間が約1時間です。
何回も動画を止めたり、巻き戻したりしているので実際には2時間くらいかかっています。
それでもすごくないですか！？（自画自賛）
参考にした動画は『ワニでもできる！モデリングforVRChat』というものです。
第1回と第2回の動画を観て同じように操作するだけでここまで出来ます。
どちらも約30分の動画になっています。
実際に動画を観られると「え？ なんか動画で作っているのとちょっと違うくない？」とか思われるかもですが、細かいことは言わないで、素人です、許してください。
いくつか動画を観てみて、これが一番わかりやすかったのでBlenderはじめてみようかなという方にはおすすめですよ。
すごく優しい声で教えてくれます。癒やされます。
ここまで読んでくれて、ちょっと面白そうだしBlenderやってみようかなと思われた方には、じゃあ実際にBlenderで何が出来るの？ってところをもうちょっと深堀りしてみます。
Blenderだけでなく他のソフトとも組み合わせなければいけないこともありますが、ざっくりとこんなことが出来るんだーくらいに聞いてくださいね。
・キャラクター作成
・Vtuber
・CGアニメーション
・模型の作成
・実用品の作成
はい、キャラクター作成とかVtuberとかは何となく想像しやすいかなと思います。
わからないーって人は『Vtuber』で検索すると色々出てくるかもです。
今だと有名なのは『キズナアイ』さんですかね。
CGアニメーションはディズニーのピクサー映画を想像してもらえるとわかりやすいかと思います。
具体的な作品名をあげるのは控えますが、ピクサー作品に出てくるようなキャラクターが作れます。
模型、実用品の作成ってなってくると「ん？」って思う人も出てくるかもしれません。
ここで登場するのが…
じゃーん『3Dプリンター』です！
Blenderで作ったものは実際に3Dプリンターで印刷することが出来ます。
冒頭で話しました「Blenderで電車作ってみない？」の最終目標のひとつが3Dプリンターで印刷をして模型を作ることなのです。
他にも例えばコップとかお皿とか実用品も作ることが出来そうです。
以前は銃を3Dプリンターで作ったみたいな話もニュースになりましたが、危険なのでね。マネしないように！
3Dプリンターも最近は安くなっているので、調べてみてぼくも驚きだったのですが1万円台からあるんですよ。
子どものためのおもちゃをBlenderで作って3Dプリンターで印刷するなんてことも出来ちゃうなーと思うわけです。
色んなおもちゃを買わされることを考えると安上がりなのでは？とさえ思います。
子どものおもちゃ最近はびっくりするような値段だったりしますし、バカになりませんよ。
さてここまで、すご～くざっくりとBlenderって何なの？について語ってきました。
少しでも興味があれば『Blender 3D』で検索してみてくださいねー。
最後に『Blender』だけで検索しちゃうとフルーツをジュースにしちゃう方が出てくることもあるので要注意です！
＊＊＊
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