メディアグランプリ

理想の人と結婚する方法。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:前原正子(ライティング・ライブ福岡会場)
 
 
『結婚』
誰もが一度は憧れるもの。母親が若い頃……、そう、約50年前は、『女性はクリスマスケーキと一緒!』と言われていたらしい。25日のクリスマスを過ぎると、クリスマスケーキを買う人はいない。売れ残り。そう。女性も、25歳を過ぎると、売り残り。何と悲しい響き。
だが、時代も変化し、今では、25歳までに結婚している人は、私の周りでも数少ない。世の中的にも、晩婚化が進んでいる。私も晩婚だった。
 
晩婚の背景には、色々あると思うが、男女の格差がなくなった事は、とても大きいと思う。私も、高校卒業後、四年大学進学し、卒業する頃には、22歳。そこから就職して、3年ぐらいは社会人として仕事とプライベートを楽しみ、仕事に慣れてきた頃には、25歳。はい、もう、この一年で結婚しなかったら、売れ残り〜。チーン。
 
そして、結婚相手に求める理想が高くなってきているのではないか。
いや、そんな事ない! と多くの人は言う。かくいう私も、20代の頃そう言っていた。
 
『結婚するなら、こんな人は嫌だなぁ〜』と、自分を棚にあげて。
『こんな人と結婚したいなぁ〜!』と、理想ばっかりあげる。
自分は、どうなのか!? という事を、気付かせてくれた話があった。
 
『マンションの2階に住んでいる人は、2階の住人とよく出会える。だが、10階に住んでいる住人とは中々会うチャンスはないだろう』と。
ストレートに言えば、『自分のレベルに合った人としか出逢えないようになっている。いくら、理想を掲げても、自分がそのレベルじゃないと、出逢えるはずがない』と。
 
妙に納得した。周りにも、同じ様なタイプの男性と、同じ様な恋愛を繰り返している友達がいたからだ。
じゃ、どうすれば、理想の人と出会えて、しかも、愛されて、結婚出来るの?!
 
『理想の男性にも、理想の女性がいる』
そりゃそうだ。
なので、早い話、『理想の男性が理想としている女性に、自分がなる!』
ただこれだけだ。
 
この話を聞いて、20代の私は、早速どんな人と結婚したいのかを書き出してみた。
何個でもいいらしい。欲張りな私は、いっぱい書いちゃおう! と思ったのだが、意外と出てこない。
何度も何度も書いてみて、時には友達の書いたものを見せてもらって、パクったこともある。例えば、『体の相性がいい人』。なるほど〜! 結婚するからには、相性、大切! と恥ずかしがりながらも、しっかり書き留めた。
より具体的な方がいいそうで、身長や年齢、住まいや家族関係、家事能力までも書き出してみた。
 
さて。次は、その男性が理想とする女性って、どんな人?
わ〜、こりゃステキな女性だわ……。
私の自分磨きが始まった。
むやみやたらに自分磨きをするよりも、効率いいな。そして、意識して、やるべき事がわかるので、これはおススメだ。
 
そしてそして、何より大事なのは、そんな男性がいそうな所へ出向くことである。また、信頼できる方に、『こんな方がいらっしゃったら、ぜひ紹介して頂きたい!』とお願いすること。本気で出会いたい! という熱意を込めて。
 
20代の私は、全てやってきた。何人かご紹介頂いて、お付き合いした事もある。だが、なかなかしっくりこない。お付き合いしていく中で、50個近くある理想の男性像の中でも、絶対に譲れない条件が明確になってきた。
それは、『私がやりたい事を尊重してくれる人』。
と同時に、私の本気度が足りていない事が発覚した。伯母との会話で。
 
伯母「何年、彼氏いないの?」
私「4年ぐらいです」
伯母「どうやって出会おうと思ってるの?」
私「今、紹介してもらったりしてます」
伯母「今までそれで出来てなくて、このまま同じ事やって、出来ると思ってるの?来年も彼氏いなかったら、笑っちゃうよね!」
 
えっ!!!
 
めっちゃ胸が痛い。もう伯母に会いたくない。
そう。図星だったからだ。顔から火が出るぐらい恥ずかしかった。そして、悔しかった。
伯母からは、結婚相談所を勧められたのだが、私の気持ちがないと入会したって意味がないから、もし、入会したかったら紹介出来るから言ってきて! と言い放たれた。
マジか……。入会金が約10万、成約すると約30万すると聞く。一生がかかっている結婚だからこそ、それだけの代価は、安い! という伯母の言葉もわかる気はするが……。でも、そんなお金、かけたくない!
よし! やれる事は全部やって、それでも無理だったら、お金を使おう!
 
それから、あらゆる行動にでた。
まずは、2年ほど前から気になっている男性へのアプローチ。仲良くなって、私を好きになってもらう為に、彼の好きな事を知って、好きになろうと努力した。その名も『同じ趣味』作戦!
頻回に遊ぶようになった。めっちゃいい感じ♪
だが、何も言ってもらえない。そう。告白されるのを待っていた。
伯母の言葉が頭をよぎる。
 
『来年も彼氏がいなかったら、笑っちゃうよね!』
 
いかん! このままでは、時間だけがすぎて、伯母に合わせる顔がない!
相手が私の事をどう思っているか、知りたい! その為には、まず私の思いを伝えなきゃ!
30歳。人生で、初めての『対面告白』を決行する事にした。
伝えたい思いを、何度も書いて、口に出してロープレ。何回やっただろうか。もう、覚えてしまうほど。テストだったら、満点だ。
よし! 約束の日がきた。決戦のときだ!
 
撃沈した……。
 
それから1週間後。
今の旦那様との出会いを頂いた。
もし、あの時、彼に思いを伝える勇気が持てず、ずるずると遊んでいたら……。今の旦那様と会ってみようとも思わなかったに違いない。
きっと、31歳の私は、伯母に会わないように影を潜めていただろう。
 
理想の人と結婚する方法。
イメージして、自分磨きをしながら、とにかく本気で、行動あるのみ!
2021年1月1日現在、総務省統計局の人口推計によると、20歳から59歳まで日本の人口は、男性3111万人、女性3019万人。これは、日本の話。海外にも出会いはある。
県外、国外、色んな所へ、飛び立とう!
ボーイズ ビー アンビシャス!
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168


■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」

〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325



2022-01-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事