デザイン&アート

職人の手さばきを目の前で見ることのできる講座だって、今更ながら気づいた。


天狼院書店のロゴを、見たことはありますか?

このロゴは、天狼院書店の店主三浦が「この人につくってほしい!」と指名して依頼しました。
天狼院書店のイメージそのままだと言っていい、このロゴ。

 

このロゴを制作したデザイナーさんが、Illustratorを使った講座の講師を務めてくださるとのことで、初めての顔合わせをしたとき、めちゃくちゃ緊張していました。

だって、こんなかっこいいロゴをつくってくださった方なのだから
バリバリのキャリアウーマンのようなデザイナーさんがいらっしゃるのでは!?
甘いことを言ったら「何を言っているのかしら?」
と冷たくあしらわれてしまうのではないか、ドキドキしながら、打ち合わせの資料に目を通していました。

お越しになったデザイナー、kaloさんは、私のイメージしていた方とは全く違いました。
ふわっとしていて、とても優しそうで、おもわず「好きです!」と言ってしまいそうな雰囲気をお持ちでした、

そんなkaloさんに
「Illustratorって、難しくないですか?」
率直に聞いてみました。
「そんなことないですよー。でも、なるべく初めて使う方にも、わかりやすく説明できるようにしますね」
とお答えいただきました。

いざ、講座が始まると、またもや想像を裏切られました。

わかりやすい資料をつくってくださり、それに従って講義は進みました。
ひとつひとつの作業を、誰もが間違いのないように実際に画面で示しながら、「かゆいところに手が届く」とはこういうことか! とカメラのこちら側でウンウンとうなずきながら話に聞き入ってしまいました。

それが、想像を裏切られたことではありません。

一番驚いたのは、受講生の方にご提出いただいた課題に対するフィードバックでした。
ここが、good point。
ここは、to be better。
と具体的に示していただき、更に手直しいただけるのです。
その手直しは、全てkaloさんの色に染まるわけではなく、それぞれのコンセプトに合わせて手直しいただけるのです。

「先生のお手本!」といった、どこかのテレビ番組を見ているかのようでした。
いや、それよりも手厚い。
「おー!」と思わず歓声を上げてしまうこともありました。


Illustratorの使い手は、職人だと聞いたことがあります。
テレビで職人が仕事をしている姿は、ずっと見ていることができます。

情熱大陸とか、プロフェッショナルとか……。
私は、職人の手さばきを、ずっと見ていたのです。

画面を通じて、職人の姿をお届けできたらと思います。

 

 
 
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2022-01-20 | Posted in デザイン&アート, 記事

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