メディアグランプリ

AIとライティング、どちらの愛が大きい?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:みやび♪(ライティング・ゼミ 9月コース)
 
 

AIの能力たるや、すごすぎます!
特に、ChatGPTはすざまじい発展をし続けています。
 
パソコンの操作すらもおぼつかない私には、到底おいつけるものではありません。
ChatGPTの力をうまく借りれば、いろんなことが便利になるであろう、と思います。
うまく使いこなせるようになりたいと、実は心の中では思っています。
 
ペッパーくん(Pepper)が、息子の小学校にいるのを初めて見た時は驚きました! 
でも、その時は、こんなに早く進歩・発展するとは、まったく思っていませんでした。
というより、私たちが使いこなせるレベルになるのは、遠い未来のことだ、と思ったのをはっきり覚えています。それはつい10年ほど前の話です。
 
ChatGPTをうまく使いこなせれば、いい仕事ができるとか、ChatGPTを使えば、集客も簡単にできるとか、ChatGPTがあれば、なんでも解決できるとか……。
「ChatGPTは、携帯電話のようなもの。誰でもが当たり前に使えるようになる。使えないと生活自体ができなくなる」なんて言う人もいます。
 
使いなれていない私は、そんな情報に惑わされ、戸惑い、劣等感も抱いたりします。
 
そんな中、『東京大学の入試にAIが合格できるか?』という問題に、真剣に取り組むプロジェクトがありました。
結果は、2022年の時点ですが、合格しませんでした。
これを聞いたときは、とてもうれしかったですね。
 
とはいえ、やっぱりAIはすごいです。
AIが登場したことで、なくなる職業も実際にあるわけで、脅威に感じます。
私たちのこれからは、AIに支配されてしまう未来なのでしょうか? 
それはイヤだ! と私は叫びます。
 
便利になるのは、いいことです。
でも、AIは私たちの心を察してくれるでしょうか?
私たちの想いを受けとめ、汲み取ってくれるでしょうか?
私たちの心のひだを、感じてくれるでしょうか?
 
もやもやが、募ります。
 
そんな時です。
はっきりと断言してくれた人がいました。
世界でも有名なマーケティングの専門家です。
『買ってください、買ってください、だけではもう売れません。
相手のことを考えなければ売れません。なぜなら、買うのは、人間だからです。
最後は人間なのです』と。
感激しました。コレだ!
 
やっぱり、人間には、人間にしかできないことがたくさんあるのです。
その良さを発揮するには、もっと人間が人間らしくなることが必要なのだろう、とこの話を聞いて、私は感じました。
人間らしさの根底には、どんな人にも、人を思いやる愛が息づいています。
 
私は勇気を得ました。
 
例えば、何か商品を買うにしても、モノではなくて、その担当者を見て、買うかどうかを決めたりします。
また、親しい人からのおすすめだから、その商品やイベントに行こうと心が動いたりします。そして、何らかの感動を得ます。
では、AIからの紹介で心が動き、行動を起こし、感動することができるでしょうか?
 
人に伝えるには? 自分の考えや気持ちを表現するには?
いろいろな表現シーンで、いろいろな表現方法があるでしょう。
営業、経営、演劇、美術、音楽……。
 
中でも、誰でもできるのが、書くこと(ライティング)なのだ、と気づいてしまいました。
そして、ライティングは、すべての基本なのではないかという思いに至ります。
書くことで、考えが整理され、より表現したいことが明確になり、人に伝わる。
 
ライティングはこれから、どんな人にも必要となる気がします。
なぜなら、最後は人間だから。
人は人の心に感動し、人の心を揺さぶることができます。
 
特に日本人には、それができるのです。
海外では、母国語と英語、またはその他の言語が日常的に使われている国が多くあります。
家庭では母国語、学校では英語、というようにです。
 
ところが、だからこそ、2言語以上の言葉を使う人々は、どちらの言語も深い意味をかみしめて使うことができないのだそうです。
言葉を味わうということを学ぶことなく大人になるからだといいます。
 
私は、英語がまったくできないので、2言語以上を使いこなせてうらやましいと思っていました。
ところが、実は、違っていたのです。
 
日本人が日本語を話したり、書いたりする時のように、人の心の奥底を汲み取ったり、情緒豊かに表現したり、文章の行間を読んだりすることはないのだそうです。
 
日本人は、日本語に精通していて素晴らしい、と外国人に教えられました。
日本人でよかった。
だからこそ、日本語をもっと知って、大切に使おう!
 
また、東大に落ちたAIと、東大に落ちた人間が、同じ境遇だからと共感をしあうでしょうか? それはない、と私は思います。
東大に落ちた人間の気持ちをライティングで表現すれば、同じ境遇の多くの人に共感されるでしょう。なぜなら、そこには人間の愛が共通してあるからです。
 
AIはこれからも、もっともっと発展していくことでしょう。
確かに使えないと、不自由になるかもしれません。
ならば、AIが発達する分、その分、人間力を上げる。
AIからは出てこない、人間の大きな愛の部分を表現していきたいですね。
 
大きな愛の部分を表現する表現方法のひとつとして、間口の広いライティングは最適でしょう。
人に伝えるためにも、自分のためにも、ライティングに磨きをかけ、これからの時代を豊かに生きていきたいものです。
 
人の心に染みる文章が書けるように、私はなりたい!
 
AIには愛(I)は入っていますが、ライティングには、人間力という大きな愛が入っています。
人間の愛をふんだんに使って、AIと仲良くしていきたいと思います。

 
 
 
 
***
 
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2024-10-17 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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