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人生の命綱を手に入れるために


 

*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

記事:しまかずみ(福岡7/11 ライティング・ゼミ1DAY)

 

普段生きていて「こういうことがやりたい」と何か考えた時、わたしの”大人”な部分、理性みたいなものが
「そんなん失敗するに決まってる」
「わざわざわたしがやる意味ないんちゃう?」
みたいにブレーキをかけてくることがしょっちゅうありました。

「そうよな……どうせ失敗するなら止めとこうか」
「あたしがやらんでも誰かがやるか……」
ってその理性の声に負けて、チャレンジしないという結果を選んでしまうのをずっと繰り返してきたんですね。

つまらない人生を過ごしてきた自覚があるから、何かやれたらいいのになと思いつつ、何にも手を出せない日々をずっと過ごしてきました。

そういう「お前にはできない」という自分の心の声を、モーニングページは黙らせることができます。
モーニングページとは、作家ジュリア・キャメロンの著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で提唱された、朝一番に自分の考えていることをノートに書き出していくことで、やりたいことを実現していく、というメソッドのことです。

著者のジュリア・キャメロン氏によると、「○○したい、やってみたい」というワクワクした気持ちは子供のようなアーティスト脳、「失敗するに決まってる」という自分を抑えつけるような考えが大人の理性脳なのだそう。

モーニングページは、良い悪いは置いておいて、考えたことを全てノートに書き出していく作業です。
その作業によって、大人の理性脳は疲労してしまい、ブレーキをかける言葉を思いつけなくなるそうなんです。

そうするとどうなるか。
「○○したい、やってみたい」
という自分の思いに対して「お前にできる訳ない」という理性のブレーキがかからないので、やってみたいことを実行することができるようになるんですって。

「ホンマかいな! っていうか、別にアーティストになりたい訳でもないんやけどなぁ」
とかぶつぶつ言いつつ、やってみたのが2023年頃でした。

朝30分早く起きて、お気に入りのノートに好き勝手書いていく。
楽しかったのはそうですが、当時は他の実践者の方々のようなブレイクスルーを感じられず、また右手を酷使することになるので右肩だけがめちゃくちゃ凝ってしまうのに耐えられず、6か月程度で止めてしまいました。

ところが、ひょんなきっかけで2026年、わたしは万年筆に出会いました。

「手や肩を痛めずに手帳やノートを書ける!」
と喜んだ時、ふとモーニングページの存在を思い出したんです。

楽しみはしたけど効果を感じられず、肩こりが酷くて止めてしまったモーニングページ、身体への負担が少ない万年筆なら継続して書けるんじゃね?!

善は急げと、家にあったお気に入りのノートに、モーニングページとして万年筆で思ったことを書き出していきました。

すると、今度はどうでしょう。
やりたいことがどんどん見えてきて、そのやりたいことをやれるような情報が集まってくるようになったんです。

今まで一回もなかったのに急にインスタグラムに天狼院書店のライティング講座の広告が表示され、申し込むことができたのも、モーニングページを続けてアーティスト脳の声だけを聞いて、理性の声を聞かずにいられたからなんです。

2023年にモーニングページを書いていたけれど効果を感じられなかった頃と今とで違うのは、恰好つけず、本音を書くようになったことかもしれません。
以前はノートに対してすら格好つけていたから、やりたいことをやれるようなメンタル・状況にはならなかった。

誰にも見られないノートなんだから、何を書いても自由なんですよね。
どれだけかっこ悪くてもいいんです。
わたししか見ないんだから。

本音を書くようになって、モーニングページの効果を初めて感じました。
モーニングページを再開した1か月前と今とでは、全く違ったメンタル・思考・環境に変わったと思います。

ちょっと考えてみたことを
「よし、やってみるか!」
とフラットに思えるようになったのも、今までの人生とは全然違います。

「実際にやるとしたらどうしたらいいんやろう?」
という情報も、どんどん入ってくるような環境に変わりました。
広告とか動画とか周りの人の声掛けとか、そういうものがキャッチできるようになったんです。

何を考えても許される場所ができると、人って強くなれるんだなと改めて感じました。
安心できる場所があると、挑戦できるようになるんです。

バンジージャンプだって、命綱があるから、高いところから飛び降りるという経験をしようと思えるんです。
命綱なしのバンジーは危険なだけで、楽しめないですからね。

これからもモーニングページという人生の命綱を携えて、人生を楽しみたいと思います。

≪終わり≫

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