僕が3ヶ月で8キロ太った理由《天狼院通信》
久々に会う人ほとんどに、最近はこう言われるようになりました。
「あれ? 雰囲気が違う。もしかして、太った?」
もしかしても何も、3月の時点と比べると、8キロも太ったので、間違いございません笑。
今年の3月に一旦書店を離れてから、およそ3ヶ月という短い期間に8キロ太りました。
それには、理由があります。
それまでの二年間、書店で働いていた間は、100%外食でした。会社と書店を掛け持ちしていたために、自炊している時間がまるでなかったので、家には本当に寝に帰って行っていたようなもので、その二年間はお湯すら沸かしたことがありませんでしたし、電子レンジを使ったこともありませんでした。
書店を離れてから、自炊をしようと決めました。おそらく、その方が栄養面でバランスが取れるだろうし、仕事にもその方がいいだろうと思ったのです。
ところが、それが大間違いでした笑。
原因は米にありました。実家は宮城で、代々米を作っていますので、実家から、本当に数年ぶりに米を送ってもらうと、これが、死ぬほどうまかった笑。
結構外食する店でも、メニューをみると、コシヒカリとかあきたこまちとか、大層な銘柄の米を使っていたはずなんですが、宮城から送られてくる「ひとめぼれ」が、ありえないくらいに段違いにうまかったのです。
その外食の二年間はいわば、「空白の二年間」とでもいうべきもので、僕はそれ以前は自炊をしていましたし、東京に出るまでは当然、宮城米しか食べていなかったので、それがごく普通のことになっていたんですね。ところが、その「空白の二年間」に別の米に浮気してみて、はじめて、今まで普通に食べてきた米が、どれくらいうまいのかわかったんです。
どれだけうまいかという証拠が、3ヶ月で8キロ太ったという結果に表れていると思います。
自炊するときの基本テーマは、僕の場合、「その米をいかにしてうまくたべるか?」なので、そういったメニューになります。回鍋肉とか、麻婆豆腐とか、カレーライスとか、キムチ鍋とか、水炊きとか、ドリアとか。
そして、先日、待ちに待った今年の新米、宮城産「ひとめぼれ」が届きましたので、早速、キムチ鍋にしました。ちなみに、その産地に最も適した収穫期の米を食べることは、魚とか野菜とかの「旬」の定義と同じだと思うんですけれども、宮城の新米は、11月に出来上がってくる米が「旬」です。つまり、一年の中でもいちばんにうまい!
米を炊いている間に、キムチ鍋をさっさと作っていく。まあ、鍋は切って放り込めばいいんで、超簡単にできます!僕の場合、ニラと白菜と長ネギとえのき茸ともめん豆腐と豚肉と餃子を入れます。それにキムチ鍋の元を投入するんですが、ポイントは餃子。これ、市販の焼く前の焼き餃子でよくて、これが煮ているうちに、いいだしとなってくれるし、食べても超うまい。
で、そうこうしているうちに、米が炊きあがりました!
つやつやの、ピッカピカでございます!新米のいい香りが立ちこめます!
で、時を同じくして、キムチ鍋も出来上がりました!
いやー、これで飯食いフルスロットルでございます!
とにかく、米がうまい!あっという間に食べきってしまい、おかわりしても食べきってしまう!
で、最後の締めはもちろん、おじやで。
あえて残していた具をちょっと崩しつつ、餃子は粉砕してうまみにして、ご飯を投入して一煮立ちさせ、卵でとじれば出来上がりでございます!
まさに、米づくし!
今年も新米第一便を心から楽しませてもらいました!
いやー、まじでうまかった!今年も宮城県産「ひとめぼれ」は、出来がいいです!
神子原米、魚沼産コシヒカリ、何するものぞ、でございます!笑。
僕は、本気で、世界一の米だと思っている。
と、いうことで、ぜひ、お近くの米屋さんやスーパーで買って食べてみてください。ブランド米なので、ちょっと高いので、試しに買う場合は2キロの袋からでもいいかと思います。
でも、一度食べれば、やめられなくなると思いますよ笑。
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