文章術
2022-01-13
編集者が「取材は企画が7割」と断言する理由
「取材のやり方がわからない」
「取材をしたいのだけれど、面白い話を引き出せなかった」
ライター志望の人の多くがぶち当たるのは、「取材のやり方」がわからない、ということではないでしょうか。
プロのライターとして食べていきたいと考えると、「取材」のスキルは必須、と言っていいでしょう。
たとえば、自社の魅力を発信したい企業がライターに原稿制作を依頼する、というのはよくあるケースです。
どうすれば自社の強みを顧客に届けられるのかがわからない。だからプロのライターさんに、自分たちの強みを引き出してほしい。
そんな思いでオーダーをする人は多いはず。
さて、ということを前提に考えると、「いい取材記事」とは、「クライアントが伝えてほしいことをそのまま伝えること」ではないのだろうと私は考えています。
「クライアント自身も気がついていない、言語化できていない魅力を発掘して言葉にし、届けること」こそが、私たちライターがやるべき仕事なのだろうと思います。
すでにクライアント自身が把握している事実を、あらためて発信する必要はありません。
「おおっ、そうそう、まさにこういうことが言いたかったんですよ!」とびっくりしてしまうような、潜在的にはなんとなく考えていたけれど、はっきりと言葉にはできなかったモヤモヤとした感覚。
それを見つけて届けることこそ、ライターの仕事ではないかと思うのです。
私はこれまでさまざまな編集者に出会ってきましたが、彼らがよく言うのは、「取材は企画が7割」ということ。
「原稿を書く」と考えると、つい「書く」ことに重きを置いてしまいがちだけれど、実際はその前の準備段階の方が大事。そこでいい企画を練られなければ、いくら取材の真っ最中にがんばっても、面白い要素を引き出すのは難しい。
どんな企画を組み立てるか、どんな切り口の質問を投げかけるのか。
それによって答えは変わる。
だからこそ、取材対象者が今までうまく言語化できていなかったことを引き出すためにも、相手のことをできる限り調べ、知ろうと努力し、これまで表に出てこなかった「魅力」を発掘しなければならないのだ。取材は、企画が7割、文章3割くらいのバランスがちょうどいい──と。
以来、取材前の準備にかなり時間を費やすようになりましたが、それだけでもずいぶんと記事のクオリティが違います。
雑誌『READING LIFE』ではライターズ倶楽部に所属するみなさんにライターとして参加していただき、取材にも挑戦していただきました。
天狼院書店では、これからさらに活躍するライターを育てていきたいと思っています。
ぜひ、いろいろな方に参加していただけたら嬉しいです。
募集中です。
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