READING LIFE EXTRA

宮崎駿監督作品『風立ちぬ』公開前雑考《READING LIFE EXTRA》


おはようございます。東京天狼院、最短のオープン予定日まで58日(L-58)でございます。
高校時代、僕は本と映画の虫でした。毎日北上書房という本屋に通ってとにかく休み時間も授業時間も通学時間も本を読んでました。あの頃のことが、確実に今につながっていると思っております。
その中で、印象に残る一冊の本がありました。三菱の天才設計者、堀越二郎のことを書いた本でした。彼の抜きん出た才能は、やがて世界を席巻する傑作戦闘機を世に送り出すことになります。
零式艦上戦闘機、すなわち「ゼロ戦」です。
その堀越二郎さんのことを、何とあの宮崎駿監督が描くという。
『風立ちぬ』
この4分の紹介ムービーは本当に鳥肌ものです。
「かつて日本では戦争があった。」
「まことに生きることが難しい時代でございました。」
「1920年代の若者たちはどうその時代を生きたのか」
関東大震災があり、太平洋戦争があった時代、それでもなお当時の若者たちは生き抜きました。
それをどう描いてくれるか、今から楽しみで仕方ありません。
また、一方で、宮崎駿がどんな傑作を作り上げてしまったのか、恐くて仕方がありません。
僕はこの作品が、宮崎駿監督の最後の作品になるのではないかと勝手に思っています。
7/20公開。観ない理由が見当たりません。問題は観るかどうかではなく、何回観るかということになりそうです。
ということで、今日も全開バリバリのフルスロットルで参りましょう。

 


2013-07-03 | Posted in READING LIFE EXTRA

関連記事