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メディアグランプリ

軽やかに跳び超えたい!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:富士野 知子(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「またのチャレンジ、お待ちしております!」
「やっぱりね……」
これは、ライティングゼミでの課題添削のコメントを見たときの私の心の声。
「当然ね」と思う気持ちと、「負け惜しみ」の気持ちが入り混じって出た言葉かな。
 
「ライティングゼミ」とは、簡単に言うと「文章講座」
普段書いているブログやメルマガを「もっと面白く書けるようになりたい」と、
10月から受講し始めた。
 
そのライティングゼミでは、毎週月曜日締め切りで、「約2000字の記事を投稿する」という課題があり、記事が良ければWeb天狼院のメディアグランプリというところに掲載、不合格でも、どこが良くなかったのか、どうしたらいいかなどのフィードバックをもらえる。
 
1回目の提出。締め切りが迫ってくるが、何を書いていいのか?どんな風に書いていいのか?よくわからないし、ネタも浮かばない。
タイムリミット目前に近づいてきたところで、過去にメルマガで書いた内容をアレンジして投稿してみたら……撃沈。
正直に言うと、提出したときは合格しなくてもいいと思っていた。でも、結果が出ると意外とショックだった。
 
そんな気落ちしている私をよそに、Facebookのグループページには、続々と合格のコメントがアップされている。
気になって、他の人の投稿記事を見てみたら……
 
「す、すごい……」「レベルが高い」「これ本当に、素人の文章?!」
 
どれもすらすら読めるし、おもしろいし、気持ちが引き込まれていく。
私の文章とは全くレベルが違う。先生は「ライティングには語彙力も文章力も必要ない」と言っていたけど、ウソばっかり! 合格している人は、文才のある人ばかりじゃないの。私にこんなに素晴らしい文章が書けるとは、到底思えない。
「これぐらい書けないと合格できないのか」と、目の前に立ちはだかる大きな壁を感じた。「私には超えられないな……」
 
ふとその時。頭の中を何かがよぎった。この感覚、前にもあったような気がする……
私は目を閉じてその懐かしい感覚を思い出してみると、じわじわと小学生の時の記憶がよみがえってきた。
 
そこは、小学校の体育館。
何年生の出来事だったかは、記憶は定かではないけれど、はっきり覚えているのは、小さな私の目の前に立ちはだかった大きな壁。その壁に、初めてチャレンジして、あえなく失敗したときに思ったのだ。「私に越えるのは無理」と。
 
その目の前の大きな壁とは「跳び箱」だった。
 
私は「跳び箱」がなかなか飛べなかった。
クラスの半分以上は、初めての跳び箱をどんどん飛び越えていくのに、私には超えられない。
加速をつけて走っても、怖くて踏切板の前で止まってしまうし、何度やっても跳び箱の上に座ってしまう。これを跳び越えるなんて考えられない。
「なんで、みんなできるの?」
 
「跳び箱なんて、跳べなくてもいいんじゃない。死ぬわけじゃないし」と、大人の私なら簡単にあきらめたかもしれない。でも、無邪気だった子供の私は「みんなのように軽やかに跳べるようになりたい!」という想いでいっぱいだった。
 
その日から、毎日毎日夕方暗くなるまで、母に付き合ってもらい、公園で跳び箱の練習をした。
さらに、それだけでは足りないと、夜は父お手製のエレクトーンの椅子を使った「簡易跳び箱」で、練習した。来る日も来る日も。
 
そして、いよいよ体育の授業。
 
本物の跳び箱はやはり大きくて怖い。
「跳べるかな?」ドキドキ。
順番が回ってきた。
 
1回目。思いっきり跳んでみた。
 
跳び箱の端にお尻が当たって、とっても痛かった。
でも、今までとは少し違う感覚。
踏切板を蹴ったときに身体がフワッと浮いた気がした。
「次は跳べるかも」
 
2回目の順番が回ってきた。
「今度こそ!」と、大きく深呼吸をして思いっきり走って、踏切板を蹴って……
 
気づいたらマットの上に着地していた。
 
「跳べたー!!!」
とっても嬉しかった。先生も「よかったね」と言ってくれた。
 
次の順番。また、うまく跳べた! さっきよりも!
それからは、何度やっても簡単に成功。なぜ飛べなかったのか不思議なくらい。
さらに4段、5段も簡単に跳べる。最終的には7段まで飛べた。
「私にも跳べるんだぁ」ってとても嬉しくて、嬉しくて。
体育の授業が終わるころには跳び箱が大好きになっていた。
 
がんばってたなぁ。あの頃の私。懐かしい。
 
そういえば、大人になってからあの頃のように夢中になって、何かにチャレンジしたことはあっただろうか?
 
チャレンジの機会があっても「忙しい」「時間がない」と、自分にいい訳をして逃げていた。
だって、やらなくても死なないし。面倒くさいし。
 
はっきり言って、ライティングゼミの課題も同じ。
提出してもしなくても、合格してもしなくても、私の生活に大きな影響なんてない。これまでの私なら「時間がない。文才がない」といいを訳して、チャレンジを放棄したかもしれない。
 
でも、1回目に不合格になったことで、子供のころに無邪気にチャレンジしたときのことを思い出した。
もう一度、何かにチャレンジをすることで、あの喜びをもう一度味わいたい。
そして何よりも、チャレンジした人だけが見るこのできる、自分の新たな可能性を見てみたい。と、ワクワクする気持ちが芽生えてきた。
もはや、ブログやメルマガのための「ライティングゼミ」ではなくなっている。
 
「2000字の課題」という「跳び箱」
今の私にとっては、見上げるくらいの高い跳び箱。
でも、諦めない。
一段づつでもいい。跳び超えられるように練習し、何度でもチャレンジしよう。
そしていつか、この高くて大きな壁を軽やかに跳び超えたい!
いや、跳び越える!
さあ、始めよう!
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-11-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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