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メディアグランプリ

メイクは人の為ならず


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:月見里悠季(ライティング・ゼミ平日コース)
 
「綺麗なお姉さんは好きですか?」
昔、女性向けの美容家電のCMのフレーズで一躍有名になった言葉です。
お姉さんだけでは無く、美しいもの、綺麗なものって、皆さん好きではないでしょうか。
メイクは見た目を綺麗にしてくれるその一つ。
 
私がメイクのやり方を最初に覚えたのは高校生の時、
今までずっと、メイクはダメだと禁止していた学校が、こんな事を教えてくれるんだ!
気になっていたけど、初めて教わるメイク講座にワクワクしました。
 
「気持ち悪い!」
ベターッと塗るリキッドファンデーションに挫折しました。
 
元々クリームをベターッと塗るのが嫌いな私が、リキッドファンデーションを塗るなんて、顔の肌が窒息するかと思った、でもこれをしてからじゃないと口紅やアイシャドーを塗っちゃいけないなんて……。ちゃんと土台を作らないと壊れてしまう、マンションじゃないんだから、メイクは手抜き工事しても通用する。
 
本来なら日焼け止め、下地クリーム、ファンデーションと、もろもろしなくてはいけないメイクの土台、スキンケアだけちゃんとすればいいんでしょ!
まだ肌がぴちぴちしている20代だから通用するやり方。
この頃は自分に時間やお金をかけて、丁寧にメイクしたり、着飾ったりしたものです。
 
私にとってのメイクは、武将の甲冑と同じ。
いざと言う時に、自分の気持ちを大きく見せたり、奮い立たせたり、見た目を可愛く、カッコよく、自分が見せたり自分になる為に必要なもの。その位の気持ちで挑むフルメイクは、自分に対して気合を入れる勝負服とセットで身に付けるものとなりました。
 
結婚すると、勝負することもほとんど無く、フルメイクする時間が減っていきます。
女性にとっては毎日するメイク、どんどん手慣れていき、そのうち手抜きになって、短時間で出来る『いつものメイク』というのが出来てしまいました。
 
『お母さんでも綺麗で居たい』
そう思ってはいても、年子の男の子2人のママは、そんな事をしている時間はない!
ちょっと目を離したすきに、2人は別々の場所で、好きな事をし始める始末、片時も目が離せない状況朝は戦場です、一分一秒も無駄に出来ない。
 
「ほら、早く起きなさい!」
時間通りに連れて行かなくてはいけない保育園、子ども達に朝ご飯を食べさせて、
私の用意は伸びた髪の毛を一つに束ねてくくるだけの、すっぴん状態。
準備が出来たら、子ども達を自転車の前後に載せて猛ダッシュ。
保育園に連れて行ったら、今度はわたしのパート先へと急ぐ、そんな毎日の繰り返し。
 
たまの外出時にばっちりメイクして、ワンピースを着たりすると
「ママ可愛い、お姫様みたい」なんて4歳の息子に言われていたのが懐かしい。
子供が大きくなると自分にかける時間がどんどん減り、化粧は二の次、
自分よりも子供や家族のことを優先するのが当たり前になっていきました。
 
長年、頑張るお母さんとして、一線で活躍してきましたが、子ども達も立派に成長して、社会人になりました、手をかけることも無くなり巣立ったので、やっとこれから自分に時間がかけられます。
 
今の世の中見渡せば、男性も綺麗に化粧する時代。
そんな時代が来たのか、なんて思いつつ、自分の顔を久しぶりにじっくり見たらびっくり!
ボサボサの眉に、腫れぼったい目元、たるんだ頬、乾燥ぎみの肌、こんなみすぼらしいおばさんになっていたなんて……。
 
『いつものメイク』はしていても、ちゃんとじっくり自分の顔って見て無かったんだ、と実感。
呆然としていた頭の中に、放送作家の永六輔さん の名言、『今が一番若い』の言葉を思いだし、人生いつからでもやり直せる、諦めたらそこで試合終了だと思い、一からやり直し始めました。
 
まずはスキンケア、自分の肌をゆっくりと触りつつ、「今日もお疲れ様」なんて、自分の肌に話しかけ始め、クリームを塗りながら、マッサージをしたり、自分に時間をかけて、気持ちいいと思う事をしてあげるようになりました。
 
メイクは時代によってトレンドもあるので、Youtubeにたくさん上がっているメイク動画を見ながら、実際にやってみました!技術は難しくても、自分自身が綺麗になっていくのは、高校生の頃と同じ気持ち、わくわくしてきます。
 
普通の基本のメイクだけでは飽き足らず、ハーフメイクというのもチャレンジしました。
ハーフメイクというのは外国人に見えるようにするメイクのこと。
典型的なのっぺりとした日本人顔の私が、本当にハーフの様な綺麗な顔になれるのか!
最初はドキドキしましたが、カラコンやつけまつげで、人の顔ってだいぶ変わるものなのですね。
出来上がった自分の顔を見てびっくり!ちょっとハーフに見えるかも。
 
「こわw、いつもと違うから誰かと思った!でも驚かすなら大成功だね」
息子のスマホに写真を送ったら、こんな言葉が帰ってきました。
ハロウィンの仮装代わりにしたハーフメイク、大きなサングラスをして目元を隠して電車に乗りました
そのままの姿で行くのは何だか恥ずかしくって……。
友達とカラオケルームに入った時にサングラスを外したら、「可愛い」「似合っている」「いつもこのメイクにしたらいいのに」と、大好評。
 
調子にのってこの日の記念にと、Facebookの友達限定で写真の載せても、
たくさんの褒め言葉で、反響が良くて、「教えてもらいたい」の声まで書かれていました。
 
メイクって楽しい。
人に会う為にメイクは施すけど、自分がわくわくするため、自信を持つため、可愛いと思うために、
メイクは必要不可欠。
 
人に会う時の身だしなみはきちんとしていた方がいいけれど、自分自身を好きでいるためにも、自分が良いと思うメイクをするのも、大切だなと気づきました。
これまで甲冑代わりに武装していた、自分を守るためのメイクが、ワンピースの様に身軽に、可愛い、キラキラしたものへと変化していった気がします。
 
『メイクは人の為ならず』
自分のことが可愛いと思えるようになると、自信を持って、堂々としていられる。
自分の人生を歩むためにも、これからも自分を輝かすためのメイクを探していきたいと思います。
 
 
 
 
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2019-11-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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