「ライティング」のススメ
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:鵜木 重幸(ライティング・ゼミ 日曜コース)
「これは、人類にとっての損失ではないか!」
と私が思っていることがある。
誰もが持っている素晴らしさ、それが有効活用されていないことだ。
持っていることにすら、気づいていない自らの素晴らしさ、
自らは気づいているが、上手く伝わらないがために、相手に気づいてもらえない素晴らしさ、
世の中には、そんな勿体ない素晴らしさが、想像以上にあるのではないかと思う。
例えば、
素晴らしい技術を保有しているのに、世の中に十分認知されていない、技術者や企業。
素晴らしい志や理念があるのに、世の中に対し大きな渦を巻き起こせていない、人たち。
誰もが何らかの素晴らしさを持っているのに、それに気づいていない……
既に世の中に存在するのに、その存在自体が認知されていない。
その結果、活用されることなく、世の中の生成発展に役立つチャンスがない。
世に無いものを生み出すことの難しさを知っている、エンジニアの私は、
もう既に生み出されているのにも関わらず、
もう既に世の中に存在しているにも関わらず、
その素晴らしさが活用されていない。 その事に、もどかしさを感じる。
人はなぜ、自らが持っている素晴らしさに気づくことが出来ないのか?
人が皆、自らの素晴らしさに気づくにはどうしたら良いか?
全ての事象には、必ず因果関係がある。
素晴らしさに気づき難い体質になっているのは、
自分自身の事を卑下しているからではないだろうか?
今の辛い状況や困難が、やがては、自身の強みや武器に転化する、
そのことを知らないからではないだろうか?
人生には無駄な事は何も無い。
全ては逓増する人生へと繋がっている。
その時その瞬間は、くだらないと思っても、辛い人生と思っても、
それがその後の人生へと繋がり、飛躍のきっかけになったりする。
自分自身の素晴らしさに気づく、起こった事について考える機会を持つ。
これらに有効な手段がある。
それが、書くこと、「ライティング」だ。
ライティングには、二つの効用がある。
一つ目は、「思考の明確化」だ。
普段の生活や活動の中で、頭の中で考えている事、頭に浮かんできた事を、言語化し、文章化する。
具体的には、
自分が感じたもの、
自分が反応した事、
心が揺れ動いたもの、
心震えた気づき など
自分自身の言葉で文章にする。
それに対して、
何を思ったか、
何を感じたのか、
心がどの様に反応したのか、
どんな行動に繋がっていったのか など
についても文章にする。
頭の中だけで考えていては、不明瞭で気付き難かったことが、
ライティングにより、思考を言語化、文章化する事で、明確になってくる。
更には、アウトプットされた文字を視覚により再入力する事で、思考が更に深まり、新たな気づきにつながるのである。
二つ目の効用は、「視点の変化」だ。
ライティングにより、思考の言語化、文章化を繰り返していると、頭の中に常に「問題意識」が存在するようになる。
「問題意識」を脳に内在させ、世の中を見ると、意識していないにも関わらず、「問題意識」のヒントや解が目に飛び込んでくる。
何も急に、ヒントや解が急に出てきた訳では無い。
あなたの「視点」が今までと変わった結果、生み出されたものだ。
例えば、赤い車を探そうと意識すれば、
「世の中に、こんなにも赤い車が存在したのか……」
と驚いた経験は無いだろうか?
同じ景色を見ていても、意識しなければ、問題意識がなければ、そこに存在する貴重なヒントをキャッチすることは出来ない。
「問題意識」を脳に内在させ、「視点」に変化をもたらした者だけが、次のステージへ行くために必要な宝物に気付くのである。
「視点」に変化を与えるきっかけは、もう一つある。
それは、ライティングにより、脳内の思考を吐き出すことで、脳が枯渇状態になる事だ。
脳内の思考を吐き出すと、
脳内がきれいに整理整頓される
言語化、文章化によりモヤモヤ感が無くなり、脳内に占める容量が減る
場合によっては、その事をストックしておく必要すらなくなる
という状態になり、脳に空間が出来てくる。
脳は空間が嫌いらしい。 空っぽになった部分を埋めようと動き出す。
まるで、乾いたスポンジが水を吸うがごとく、気づきを求めサーチし出すのである。
この吸引力の強いサーチは、従来の視点では補う事ができず、視点を変えざるを得ない。
そこで「視点の変化」起きるのである。
変化した「視点」は、新たな気づき、情報を強力に吸引し、あなたを新たな世界へ導いてくれるのだ。
やった人は気づいている、やってない人は実感できない「ライティング」の効用。
思考が明確になれば、
自分は何者か? 自分の素晴らしさとは何か?
に気づき易くなるであろう。
視点の変化が起これば、
今までの人生経験を繋ぎ合わせ、欠点と思っていたことが、素晴らしさへ転化することに気づくであろう。
更には、ライティングによる発信力は、それらを世間へ知らしめ、世の中の役立ちへ繋がるだろう。
世界人類の生成発展のために必要なライティングスキル。
天狼院書店様には、更に頑張っていただき、グローバルに人類のライティングスキル向上を実現して欲しい。
一人一人が輝く世界を実現するために……
人類の逓増する繁栄のために……
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