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メディアグランプリ

「夢」ではなく「ノルマ」という私の考え方


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:のの(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
突然ですが、あなたの夢は何ですか?
お金持ちになるとか、世界一周旅行に行くとか、イケメン俳優のだれそれと結婚するとか、それぞれ夢があるでしょう。しかし残念ながらその夢は叶いません。絶対に。
なぜなら「夢」は「幻想」だからです。根拠のない空想が現実になるなんてことはまずありません。……ってこんな言い方をしてしまうと夢に向かって努力している人から石を投げられてしまいそうですね。
 
夢に向かって何かしらの行動をした場合、それは夢ではなく、「達成すべき目標」となっているのです。したがって、夢に向かって努力している人は、目標に向かって努力している人ということになります。
 
今、目標という言葉を使いましたが、実は私、目標という言葉も好きではありません。考えていただきたいのですが、あなたは今まで自分が掲げた目標、すべて達成してきたでしょうか。私は今まで、家計簿をつけるとか、月に10冊本を読むとか、日記を書くとか様々な目標を掲げてきましたが、大体1週間ほどで挫折しました。3日坊主ならぬ1週間坊主です。
 
目標って達成できなくても問題ない場合が多いんですよ。実際に家計簿つけなくても、本読まなくても、日記書かなくても生活に支障は出ませんでした。私にとって目標はあまり意味がないので好きではないんです。
 
じゃあ何で目標なんて言葉を使ったんだって話ですよね。その理由は、世の中私みたいな人ばかりではないと知っているからです。私は、目標に向かってひたむきに努力し続けて見事に達成した人を何人も見てきました。目標があれば頑張れる人もたくさんいるので、この言葉を使用しました。
 
では私のように目標でも続かない人が夢を叶えたいと思ったとき、どのように考えればいいのでしょうか。私は夢や目標ではなく「ノルマ」として考えています。そしてそのノルマに期限をつけています。
 
私は自分のノルマを達成するために3年以内に在宅ワークで今の年収を越えなければなりません。今結構必死だったりします。仕事をして、子供たちの世話をしつつ家事を片付けて、子供たちを寝かしつけた後、夜な夜な勉強しています。このライティング・ゼミもノルマ達成のための勉強の1つです。
 
私は本来、めんどうくさがりで必要最低限のことだけして、できれば必要最低限のことすらせずにだらだらしたい、いつまでも寝ていたいと考えているような人間です。私が子育てしているだけでも奇跡に近い状態なんですよ。ただでさえ時間がない状態なのにノルマを達成するために貴重な睡眠時間を削って取り組んでいます。達成できなかった時のペナルティが怖いですからね。
 
私がノルマを達成できなかった場合課せられるペナルティは「今の仕事を延々と続ける」です。今は何とかなっていますが、私の仕事は専門職なので、非常勤とはいえ割り振られる仕事はなかなかハードです。もちろんやりがいもあるのですが、年々体力的にも精神的にも辛くなってきており、この先ずっと続けていける自信がありません。というか今すぐ辞めたいです。けれど辞めたら私の収入がなくなるのでかなり厳しい生活になります。もしノルマが達成できなければこの続けなければなりません。それは嫌だ。なので今、こうしてノルマを掲げて取り組んでいるのです。
 
ノルマという考え方をするようになってから、ノルマを達成するためにはどうしたら良いか、具体的に考え、分析するようになりました。そして、自分の適性や好み、思考を考え現在の勉強に取り組んでいます。結構追い込まれるので辛い時も多いですが……。
 
というかノルマという考え方は正直キツイです。しかし、特にスキルも人脈もない自分が、お金持ちになるとかイケメン俳優と結婚するとか普通に考えたら絶対に無理ですよね。でもそれを本気で叶えようと思うなら、キツくて当たり前ですし、諦めたら結局何も成せないままですから。歯を食いしばってやっていくんです。
 
それでもどうしても辛いとき、私は休憩がてらノルマを達成した自分を想像します。自宅でくつろぎながら仕事をする自分、お気に入りのカフェで仕事をする自分、稼いだお金で家族と美味しいものを食べたり豪遊したりしている自分など、ノルマを達成して素敵な生活をしている自分を、できるだけ具体的に思い描くようにしています。具体的に思い描く理由は「絶対にこうなってやるぞ」と気合が入りモチベーションが上がるからです。
 
夢は絶対に叶いません。しかし、目標やノルマと考えれば達成に向けて考え、行動できるので「夢が叶った状態」になれる可能性は飛躍的に上がる、と私は考えています。実際に夢を叶えた人たちの話を聞くと全員具体的に考え、行動していますからね。もし、叶わなくても叶えるために勉強したこと、努力したことは無駄にはなりません。勉強すればするほど、努力すればするほど自分の世界は広がっていきます。自分の世界が広がればそれだけチャンスにも恵まれやすくなるとも思っています。
 
夢を夢のまま終わらせるなんてもったいないです。
実現させたい夢があるならそれを目標やノルマにして突き進んでいった方が人生は変わると信じて今日も頑張ります。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-12-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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