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メディアグランプリ

年齢のせいにせず、情報を制する者だけが手に入れることができるもの


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:南園 貴絵(ライティング・ゼミ特講)
 
 
世の中は『年齢のせい』で溢れている。
 
年代も性別も関係なく、少し前の自分と比べて、何らかの不調があるとすぐに『年齢のせい』にしている。
体力がもたない、なかなかテンションが上がらない、疲れが取れない、いつもだるい、化粧ノリが悪い、痩せにくくなった、記憶力が低下してきた、トイレが近くなった……など、挙げればきりがない。
 
確かに、加齢に伴う体の変化はあるが、それは単なる言い訳にすぎない。
一番簡単な言い訳=『年齢のせい』にして、日々の生活習慣や心身の状態にきちんと向き合っていないということだ。
 
仕事が多忙だということを盾にして、食事や睡眠を疎かにする。
いつも疲れているからと言って、休日も運動をしないでゴロゴロ過ごす。
ストレスが溜まっているから……、仕事や勉強を頑張ったから……と、甘い物ばかり食べる。
 
今の自分の状態は、日々の生活習慣の積み重ねの結果である。
小さな習慣をひとつ変える、加える、無くすだけでも、心身の状態に何らかの変化をもたらす。
つまり、自分の状態を良くするのも、悪くするのも、自分でコントロールできるのだ。
 
ここでひとつ問題がある。
世の中に溢れているのは『年齢のせい』だけではないということだ。
 
テレビや新聞、雑誌、書籍、インターネット上には、実に多くの健康やセルフケアに関する『情報』が飛び交っている。
情報化社会であるからこそ、『情報』がいつでも簡単に手に入る。
 
この『情報』の厄介なところは、万人に有効ではないのに、あたかも万人に有効かのように紹介されているところである。
そして、その“万人から漏れた人”はその『情報』の効果を得られないどころか、不利益を被ることもしばしばある。
 
一時期流行した「クリーンスムージー」はダイエットやデトックスに効果的と言われていたが、私はダイエットどころか夕方の足のむくみがひどくなり、体重も増えた。
更に、治まっていたアトピーや鼻炎などのアレルギー症状がぶり返した。
 
見事『情報』に踊らされ、不利益を被ってしまった。
 
ここで更に問題なのは、「グリーンスムージー」で効果がなかった人=“万人から漏れた人”の『情報』はほとんどない、ということだ。
 
効果がなかったから「グリーンスムージー」をやめるという選択をすればまだいい。
やり方が悪いか、飲む量が足りないと思い、更に「グリーンスムージー」を飲み続けたらどうなるだろう。
更にむくみもアレルギー症状もひどくなり、もっと別の不調も出てくるかもしれない。
 
あぁ、なんということでしょう。
健康になりたくて見つけた『情報』なのに、かえって健康を害するなんて。
 
このようなことは、私の「グリーンスムージー」に限らず、多かれ少なかれ誰しも経験することである。
 
そして、この不調は『情報』が合っていないから、ではなく、『年齢のせい』による不調と位置付けされる。
また、新たな『情報』を求める。
『情報』の効果を得ることができればいいが、効果が得られない場合はまた新たな『情報』を求める。
 
きっと無限に繰り返される。
 
重要なのは、今の自分の心身の状態を的確に把握し、必要な『情報』を選択すること。
 
これができれば『情報』に踊らされることもなくなるに違いない。
 
一番簡単な言い訳もしてはならない。
人生100年時代と言われる昨今、30代の私が今からたくさんの『年齢のせい』を並べてどうする!
働き盛りの40~50代も、まだまだ元気な60代も、これから充実したセカンドライフを楽しむであろう70代も、100歳の壁はまだまだ遠い。
 
私の同志、田中扶美子さん(愛称:みこさん)も、長年『年齢のせい』にしていた不調を見事に克服された方である。
 
みこさんはご主人と二人暮らしをしている。
背筋がシャンとして、顎ぐらいまでの長さの髪は黒くてしっかりとしたボリューム。
いつもおしゃれな着こなしで、冷静だけどアクティブな印象だ。
1日6時間の講座を、電車を2回乗り継いで片道1時間以上かけて受けに来ることもあった。それも連日。
午前中からイベントに出て、打ち上げではマハラジャをノリノリで踊っていたこともあった。
初めて年齢を聞いた時は驚いた。
63歳。見た目よりも10歳以上の年齢だった。
 
こんなに元気で若々しいみこさん。
40~50代の頃は不調続きで、家事の合間に横になってばかりだったとか。
連日、長時間出かけるなんてもってのほか。
 
なのに、今では半日以上の講座やパーティーで4日連続、一緒に過ごしたこともある。
連日出かけても寝込むことはない。
同志で開催した今年の運動会では、20代女子にパン食い競争で2レースとも勝利した。
 
「40~50代の頃より、63歳の今が一番元気な私。夫もびっくりしています」と笑顔で話すみこさんははつらつとして、とても美しい。
 
私もみこさんのように年齢を重ねたいと、ひそかに目標にしている。
 
年齢のせいにせず、情報を制し、ともに自分らしい健康を手に入れよう!
何歳からでも変われる、変えられる。
私も、あなたも。
 
 
 
 
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2019-12-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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