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メディアグランプリ

手帳に書いたら引き寄せれられるという謎


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:すがまゆうこ(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
「私、手帳に書いたら、このセミナーが名古屋に来たんです! 嬉しいです!」
意気揚々と、セミナーでの発表の場で私は言った。
 
手帳に書いたら夢がかなう!ノートに書いたら月商100万円!系の本を読み漁り、その類のセミナーに足しげく通い、しまいにはその「手帳術」なるものの養成講座に通い、手帳術を教える講師にもなった。
「〇〇さんのセミナーに参加する!」
手帳にこう書いたから、私は引き寄せて、〇〇さんが名古屋でセミナーを開催したのだろうか? いやいや、ただの偶然。でも、その頃の私は「書いたから引き寄せたんだ!」と両手を挙げて喜んでいた。私の脳内はお花畑だったのだ。
 
「手帳に書いたら夢がかなう」それはあながち間違いではない、と思う。
でも書いただけで夢がかなったら、世の中成功者だらけだ。
じゃあ、どうするか。書いて、行動する。とてもシンプルだ。
 
書き出すことで、頭の中はそれがインプットされ、それを探そうとする。数年前、フォルクスワーゲンのワーゲンが欲しかった私は、「ブルーのワーゲンを買う」と書いた。ブルーのワーゲンは見当たらなかったが、でもこの田舎町にこんなにワーゲンが走っているのかと思わずにはいられないほど、ワーゲンを目にすることが多かった。
 
数年前、都内のデパートを歩いていると、花のような甘くて軽いふわっとした香りが流れてきた。香水だ。でも私は専業主婦で子育て中。香水なんて買えるわけもなければ、付ける機会すらない。必要ない。でもその香りが頭の中にずっと残っていた。
数年経ち、子育てもひと段落した時にふと、その香水のことが浮かんだ。そして手帳に書いた。
 
手帳に書いてすぐ、名古屋のデパートで、あの柔らかい香りに出会った。何年ぶりに再会しただろう。そうだ、手帳に書いていたからだ! だから出会ったんだ! これは引き寄せたのかもしれない。買わなきゃ。私の頭の中では買う! 買う! という掛け声しか聞こえてこなかった。
その時も、パート主婦でお金に余裕もなければ香水なんて付ける機会も全くなかった。でも手帳に書いたから、引き寄せたから、だから買おう。そう自分に言い聞かせて、数年前からあこがれていた香水を手に入れた。
 
家に帰って少し香水をつけてみた。うん、やっぱりいい香り。癒される。
でも、心のどこかでは買ってしまったことを後悔している自分がいる。化粧台の棚の奥に鎮座している、1万5千円したあの小さな香水の瓶。私は、本当に欲しかったのだろうか。私は、あの香水を本当に引き寄せたのだろうか。
香水を手に取って見つめた。
 
憧れていただけだった。いい香りのする香水をつけてさっそうと仕事をする、都会の女性に憧れ、そうなりたかったのだ。
東京で、長く務めた会社を辞め、子育てに没頭し、知らない土地に引っ越し、本当はまた都会でバリバリ働きたいけど、田舎でパート勤めしかできない、今の環境が大嫌いだった。
それに気づいた私は、また香水を化粧台の棚の奥に仕舞った。私の叶えたい夢ではなかったようだ。
 
逆に、叶えたこともある。
書くことで、勢いをつけて背中を押してくれることもある。
福岡で「ジブリの大博覧会」が開催されていた。最近、ジブリ好きになってきた子供たちに見せてあげたい。名古屋では数年前に開催したから、もう来ないであろう。
「ジブリの大博覧会」に行く。そう書いた。
先のワーゲンではないが、私の頭の中は福岡行きにハンドルがシフトしたようだ。
普段よく見ないメルマガに、スターフライヤーの格安情報が書かれている。テレビでは偶然にも、博多ラーメンを食べている芸人さんが出ている。またまた、これは行かねばならぬ! という暗示を自分にかけ、早々に飛行機のチケットを取り、ホテルを予約し、ジブリの大博覧会のチケットを入手した。
私たち家族は憧れのスターフライヤーに乗ることができ、ジブリを堪能した後は、太宰府天満宮へ。2泊3日の福岡旅行を堪能した。行ってよかった。
 
これは書いたことを行動するように「背中を押してくれた」パターンである。
叶えたいことを書き出すことで、自然と、いや脳内では意図的にそれに関することを探し、目に留まることが多くなり、不可能だろう、と思っていたことをどんどん可能に変えていく。子供の学校は「休ませてはいけない」という固定観念から「思い出はプライスレス。学校やすもう!」という考えに都合よく変更することができたし、お金も湧いてくるわけではないが、実家の父に福岡行きを話したらお金が降ってきて、事なきを得た。
 
結局のところ、自分が「やりたい」と心から思っていることは、是が非でもやるのだ。自分の中の常識を、うまく事が運ぶように変換し、周りを巻き込んで、行動できる雰囲気にもっていくのだ。
自分が行動したことを「引き寄せ」と呼ぶのか?
自分が行動したから結果として「引き寄せ」たのではないだろうか。
 
「書けば叶う!」というフレーズは巷でもよく聞くが、書くだけでは一ミリも叶わないし、引き寄せすらできない。
「書いて、行動するために」本当に自分がやりたい事なのかどうか。書くことで、自分の内側と対峙する。「手帳に書き出す」ことは、セルフコーチングだ。
 
手帳に書くことは引き寄せではなく、行動を後押しする、ツールの一つに過ぎないのである。
 
 
 
 
***
 
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2020-08-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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