仕事人は爪が命。
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:吉田 真子(ライティング・ゼミ日曜コース)
「芸能人は歯が命」
数十年前にそんな言葉がテレビコマーシャルで流れていた。
子供だった当時は
「このコマーシャルなのを言っているのだろう。たかが歯なのに。何がそんなに大事なのだろう」
そんな風に思っていた。だが大人になった今は歯がキレイなだけで第一印象がどれほど誓うかがわかるようになった。
そしてそれと同じようにもう一つ大事なものがあることに気づくこととなった。
「メンズネイル」
男性がする爪のお手入れのことで主に爪の生え際の甘皮の処理やささくれの処理、やすりを使って爪の長さの調整や表面の凸凹を整えることを指している。
数年前にこのキーワードがネイル業界の中でたくさん飛び交った。
雑誌やテレビでも特集されとても話題になり、沢山のネイルサロンがこぞってこのメンズネイルのサービスを始めだした。
ネイルは女性がするもので男性がするものではないといわれていたにも関わらずなぜこんなに男性がネイルをするようになったのか不思議だった。
ある日ネイルの雑誌を読んでいるといつものようにメンズネイルの特集が組まれていた。
そこにはメンズネイルで施すサービスの内容、金額、お客様の年齢層や業種等いろいろな統計がグラフにして表示されていた。
そこで分かったことがある。
爪のお手入れをしている年齢層関係なくお客様の職業や業種が経営者や営業の方が多かったのだ。
なぜ彼らが爪のお手入れをしないといけないのか。
そこにはこんな理由があった。
会社を通してのクライアント様に会ったり、営業先のお客様に会ったり、何かと人に会うことが多いからだ。人に会うことが多いということはおのずと身だしなみもしっかりとみられることが多い。
先方の方と初めて顔合わせをし、挨拶の後の名刺交換の際名刺を持った指が乾燥しがたがたの爪でささくれだらけだったらお相手の方はどう思うだろうか。
決して衛生的な印象は持たないのではないだろうか。
家で例えると分かりやすいかもしれない。
家に最近できた友人を招待することになったとき、人はきっと家の中を片付けると思う。
部屋に出ている物は収納スペースに入れて部屋に掃除機をかけキレイにする。
一見これだけで十分だとは思うが収納スペースはどうだろう。
収納スペースまできっちり整理整頓されていると清潔感も増し開けて人に見られても恥ずかしくはないと思う。
だがその場しのぎの応急処置的対応で収納スペースに物を入れるだけだと人に見せられる状態でもない上次に収納スペースを空けたときにそこに何があるのかも分からなくなると思う。仕事に例えると二度手間しているのと同じだ。
話を戻そう。
なぜ人に会うことが多い人が爪のお手入れをしっかりするか。
それは来ている洋服だけ清潔なものにするという見せかけだけでなく自身の髪の毛を清潔に整えるのと同様爪の細部までお手入れをし、一回でより良い第一印象を持ってもらうためだ。
それは男性だけに限ったことではない。
女性が爪のお手入れをする理由はもちろんおしゃれでもあるがやはり多少の手荒れがあっても普段から爪のお手入れをしていると他人から見たときの印象は良いことのほうが多い。
またこれは私自身の経験上爪のお手入れを日ごろからキレイにしている人には仕事が出来る人が多いという印象もある。
爪という小さな部分まで気に掛けるということは日ごろの仕事場や家の中でのことも細部まで気にかけているという印象を持ちやすいのだ。
そのような印象を持たれると自然と他人からの信頼度も得られやすいと感じている。
あくまでもこれは私の印象ではあるが。
もう一つ、爪のお手入れをすると意外なメリットもある。
それは爪を見るだけで自身の健康状態もわかるということだ。
キレイなピンク色の爪は健康そのものなのだが、たまに10本すべての爪に横に溝が入っている人をお見掛けする。
これはどういったことかと言うと体に疲れやストレスなどが溜まっているということの現れで特に極度な睡眠不足の状態にある人などに良く見られる現象だ。
また爪の色が白濁していたり、黄色がかっていたりすると内蔵系に問題がある可能性があることの表れでもある。
まだまだ挙げだしたらきりがないのでここではすべては書かないが爪1つでこのようなことまで分かるのだ。
たかが爪、されど爪。
小さい面積しかないというだけで「たかが爪くらい」とお座なりにされがちだがやはり侮ってはいけない部分なのだ。
爪をキレイにするだけ他人からの第一印象も良くなり、信頼も得られやすくなり、なおかつ自身の体調まで分かる。
こんな一石二鳥どころか三鳥も得られる体のパーツは他にはあるだろうか。
仕事人は爪が命。
ここまで言うとあまりにも極端に聞こえるかもしれないが、爪をキレイにすることで損することは何もない。
この事実をもっと多くの人に知ってほしく、今日も私は爪のお手入れを施している。
***
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