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その生き物にエサを与えないでください!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:津森あずさ(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「お前のこと、一生恨んでやる!」
「私はあなたみたいに楽観的じゃないの!」
「あんたが高校落ちたら、恥ずかしくてもう外を歩けない」
 
今までの人生で言われた衝撃ワード、5本の指に入るであろう3つである。
 
人間の記憶とは不思議なもので、良かったことより、悪かったことの方がよく覚えているらしい。
プロ野球のピッチャーがよく言うのが、「抑えた記憶より、打たれた記憶の方がはっきり残っている」というもの。まさしくこれだ。
 
これはどうやら、脳の仕組みが大いに影響しているようだ。
脳は生存、安全にコミットしていて、危険に対する防衛本能が強いらしい。
だから、自分を危険にさらす可能性の高い、過去の嫌なこと、悪いことをよく覚えているのだ。
 
しかし、だ。
もしもし、脳さん。
あなたのその仕組み、実はマイナスに作用していませんか?
 
脳は、嫌な出来事だけでなく、その時の感情まで一緒に記憶している。
例えば先ほどの「あんたが高校落ちたら、恥ずかしくてもう外を歩けない」と言われた『事件』、これは高校入試前に親から言われた言葉。
この時の私は、怒りに震え、「親のために勉強しているわけじゃないし、親のためにその高校に入りたいわけじゃない! 親が恥ずかしいとか恥ずかしくないとか、そんなこと知るか!」と思ったと同時に、とてもとても悲しかった。そして、自分が親になった暁には、間違っても絶対にこの言葉は言うまい、と決意したのである。
そういう意味では反面教師になったわけだし、親への反発もあって猛勉強し、無事合格したので、大いに結構なのだけど、このことを思い出すたびに悲しくなる。
 
わざわざ過去の嫌なこと、辛かったことを思い出し、その出来事だけでなく、その時に感じた感情までご丁寧になぞる。
そんなこと、何のメリットもないと分かっていても、無意識にやってしまう。
そしてその怒りの感情、悲しみの感情を思い出し、繰り返し味わうのだ。
脳にとって、出来事と感情はセットなのだろう。
 
私たちは人間だから、湧き上がる感情をないことにはできないし、コントロールするのは難しい。
 
しかし一方で、経験したことがないことに対してはどんな感情を持つのか実感できないので、想像するしかない。でも、本当にはわからない。
友達で親や兄弟を亡くした人が何人かいた。その時は、辛いだろうな、とか、気の毒に、とは思ったが、その人の辛さや悲しみが本当に実感できたのは、自分が親を亡くしてからだった。
つまり、感情は、過去からできているのだ。
嬉しい気持ちも、悲しい気持ちも、怒りも、罪悪感も、恥の概念も、全ては過去に経験した気持ちの記憶があるからだ。
 
そして、感情は生き物だ。大きく成長もするし、シューっと小さくなっていったりもする。
だから、感情という生き物にエサを与えてはいけない。
エサを与え続けると、どんどん大きく膨らんでいく。
そして知らぬ間に、自分を苦しめるバケモノと化す。
 
エサは、『過去』である。過去に起きた出来事を思い出し、その時の気持ちをわざわざ味わうことだ。
そしてこの思い出すという作業、なぜか、嬉しいことを思い出してニヤニヤするより、嫌なことを思い出して憤慨したり、悲しくなったり、ということの方が圧倒的に多くなる。
そしてそうなると、マイナスの感情がどんどん膨れ上がる。
良いことなんて一つもないのに、人間は無意識にこれをやる。なんでだろう?
嫌な出来事なんて、わざわざ思い出さなければいいのに。
 
マイナスの感情ばかりを味わっていると、当然幸せは感じにくくなる。
過去の出来事の誰かを加害者にすることで、自分が被害者になる。
被害者になることで自分を正当化しているのにも気づかず、ただただ不満が大きくなっていく。
そうなると、どういうわけか、仕事などで成果を出しても、周りから認められても素直に喜べず、全く自信にならず、しまいには自分で自分を認められなくなる。
やりたいことをやってもときめかない。そして、人生の迷子になってしまう。
 
「成功した人が幸せになるのではなく、幸せな人が成功する」ということが科学で証明されているそうだ。
それが本当なら、まずは自分が幸せである必要がある。
じゃあ、どうしたら、幸せになれるのだろう?
答えは簡単!
「私は幸せである」と決めること。
そして『感情』という生き物に『過去』というエサを与えないこと。
 
トラウマやマインドブロックの解消、というようなことをよく耳にするが、そのために過去を掘り起こして、本当に人生変わるのだろうか?
それで幸せになったとか、人生変わった、という人まで否定するつもりはない。
だけど、過ぎてしまったことを考えることにばかり時間を使っていたら、未来を創造する時間がなくなってしまう。
しかも思い出す過去は、マイナスのことが多いのだから、幸せからは遠ざかってしまう気がしてならない。
 
「幸せな自分」から作られる新しい未来の方が、ワクワクして、成功する気がしませんか?
チャレンジしてみよう、という前向きな気持ちが湧くのは、気持ちがプラスな時なのではないだろか。
だから、提案したい。
『感情』という生き物にエサを与えるのはやめよう!
そして、「幸せな自分」から始めよう!
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 


 
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2020-11-15 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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