メディアグランプリ

『アクセスバーズ』との奇跡的な出会い


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:石井和子(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
去年末に長年いた会社をパワハラを受けて体調を崩して辞めてからしばらくはゆっくりしたい、頭と体を休めたいの一心だった。
しかしいくら眠っても長年の嫌な記憶は消えず、これからの不安も膨らみ、今後どうするかなど何も考えていなかった私は途方に暮れていた。ただ逃げ切ったことでやり切った、終わったと思っていた。
そんなある日、いきつけのマッサージのお姉さんに「頭の疲れがとれるようないいものないかな?」と聞いたら「いいのがあるよ。『アクセスバーズ』っていうんだけど知ってる?」知らなかった。
「それって頭の疲れとれる?」
「はい。すごくスッキリして脳の不要な記憶やデータをデトックスする施術らしいですよ。頭のツボを押さえるだけなので、ベッドで横になっているだけでいいんです。約1時間ほどで終わります」
それを聞いて「何でもいいから受けてみたい。頭がスッキリするなら」と思った。
 
予約当日、実は私に思いもよらない衝撃的な嫌な出来事が起こった。「あぁもうダメだ。終わりだ。死にたい」と思ってしまった。でもどうせ死ぬなら『アクセスバーズ』というものを受けてからでも遅くないか、とりあえず行ってみようと、半分やけくそで施術を受けに行った。
50代の女性が駅まで迎えに来てくれて「今日本当は予定が入ってたんだけど、どうしてもあなたにしてあげたい、と強く思ったから時間を作ったよ」その方はそう言った。不思議に思ったのだが、とりあえず予約が多いのだな、今日来れたことはラッキーだったんだとぼんやり思いながら施術を受けることにした。
施術を受けているとき、私はなぜか自分の話をし出した。
今までのつらかったこと、誰にも言えなかったこと、我慢してきたこと、もう今日は何もかも嫌になって死にたいと思ってここに来たことなど。
施術をしてくれる人は、「そうなの」と優しく話を聞いてくれて「全部話していいんだよ。つらかったね、がんばったね」と言ってくれた。
私は涙が止まらなかった。そして話し疲れたらいつの間にか眠っていた。
 
目が覚めると、やけに頭がスッキリしていた。起き上がると「あら。さっきとは表情がちがうね。明るくなったね」と言われました。話したことでスッキリしたのもあったけれど、それは今までに体験したことのないスッキリ感と自分に対するフィット感だった。
なんだろう……。この不思議なくらい頭が軽い感じ。
ものすごく楽になったのだ。体も軽くなっていた。重いだるい疲れのようなものがすべて取り去られた気分だった。
私は笑顔で「すごい! とてもスッキリしました!」
そして次に湧き出てきた感情が「生きてみよう」だった。たった1時間ちょっとでまるで世界が変わったような気がした。
終わったあとも少し話して、私はこの『アクセスバーズ』というものを素直に良いものと感じて、施術してくれた人にこう言いました。「これはどうやったら資格が取れますか? 私は取りたいです!」
施術を受けたその日に資格を取りたいと決意して、その約1ケ月後に講習の日が空いていて受けることになり、私はその資格を取り、その1ケ月後にはサロンを開いていたのです。
『アクセスバーズ』というものは『最低でもマッサージのような心地良さで最高なら人生を変えてしまう』と言われている施術でした。
私は後者の「人生を変えてしまう」ほどに効果があって現在に至るのです。
あれから約10ケ月が過ぎましたが、今では何人もの実践練習やいくつもの講習を受けて、アクセスバーズのサロンをしています。
その私のサロンにこの間、『アクセスバーズ』を教えてくれたマッサージのお姉さんが来てくれて、私の施術を受けてくれました。「不思議なものですね。私が先に資格をとってこうしてサロンに来てもらえる日がくるなんて」「そうですね。本当にこういうのってご縁ですよね」と話しながらその方に心を込めて施術をしました。
その方から翌日連絡があり、「悩んでいた問題が解決しました。頭もとてもスッキリしています」ということでした。「それから仕事の予約も何人か入って増えています。ありがとうございます」
私はとても嬉しかったです。その方に私があの日
『アクセスバーズ』を教えてもらわなかったら今頃どうなっていたか。今は自分がとても落ち着き、穏やかに過ごし、これを学べば学ぶほど自分と冷静に向き合えて冷静さを取り戻していた。一時の感情で死にたいなんて思うなんてどうかしていたと思う。
私にとって『アクセスバーズ』は命の恩人であり、これからの私の夢でもある。あの頃の私のように頑張っても報われず苦しんで悩んでいる人たちを助けたい、そう思ってこの仕事を誇りに思ってやっている。大変さというのは全くなく、休みなくこれを学んでいても楽しいとしか思えなくて、次はどんな人が来るのだろう? そしてどんな風に変わっていくのだろう? と思うとわくわくしてくるのだ。そんな天職と出会うことができて今は本当に幸せと感謝の気持ちでいっぱいなのである。
 
 
 
 
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2020-11-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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