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  自分の事は他人が1番わかる?!美容室で過去最高の自分になる方法


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:いがらしりえ(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
ヘアスタイルのお話です。
 
今の自分の髪に満足していますか?
 
皆さんは何のために美容室に行くのでしょうか。
 
どうやってヘアスタイルを決めて、どんな風にオーダーしているでしょうか。
 
「自分が気に入っていて、鏡を見て満足することが最も大切なことだ。
 
人からどう見られているか、どんな印象を与えているのかは一切気にしない。自己満足万歳!」
 
という方にはこの記事は参考にならないかもしれません。
 
でも、「他人からどう見られるかも気になる。出来れば人から少しでも良く見られたい」
 
という方は少しお時間をください。
 
考えてみてば、1日の中で、自分よりも他人の方が自分を見ている時間の方が長いですよね。
 
ならば、他人の目に映る自分を意識することも大切だと思いませんか。
 
イェール大学(アメリカ)の心理学教授は
 
「仕事での第一印象において、髪型が最も大切な要素」という内容の研究論文を発表していますので、たかが髪されど髪、侮れません。
 
私は自分の髪が嫌いでした。
 
美容室に行って満足したことは一度もないです。
 
どうして、素敵な髪にならないんだろう?
 
と、ここはダメ、あそこもダメと何度も美容室を変えてきました。
 
今まで美容室というものに何回行ったでしょう……正確には分かりませんがおそらく150回位は行っているはずです。
 
そんなに美容室に行ってもお気に入りのスタイルになれなかった私が、ようやく好きになれた、そして周りの評判も過去最高のスタイルになれた方法、それは「お任せにする事」でした。
 
自分でヘアスタイルを決めないのです。
 
今回、私がスタイリストに伝えた事は
 
1 ショートにはしたくない
 
2 パーマはかけたくない
 
ということだけでした。
 
そして「あとはお任せします」と言ってみました。
 
すると、スタイリストの顔がパァっと、とても嬉しそうに輝いたのです!
 
「いいんですか? ありがとうございます! じゃあ、ブリーチ使ってハイライト入れちゃいますね」
 
「お、願いします」
 
とは言ったものの、心の中では
 
ブリーチとかハイライトって、あの金髪の筋を何本もいれる10代〜20代の若い子がやるとカッコいいもので、私がやると“頑張っているおばさん”になるのでは?
 
しかし、ここで「いや、やっぱり……」なんて言ってしまってはこれまでと同じ事になってしまう。
 
施術をしてもらいながらの話で、ちょっと不安に感じていた「お任せの客は困るか、迷惑か」を聞いてみると
 
「全く困りませんよ。絶対これは嫌だ、というNG事項となりたいイメージを伝えていただければ問題ありません。むしろ、そのお客さんの髪質では無理なスタイルや、申し訳ないけど似合わないスタイル(たとえば顔の大きい人が、超小顔モデルがベリーショートにしている写真)の画像などを持ってきて“これにしてください”と言われる方がよほど困ります。自分に自信がある美容師は嫌がらないと思いますよ」
 
話をしているうちに私の新スタイルは完成した。
 
「すっごくイイですね! この色! この髪!」
 
私は鏡に映る自分に興奮気味に大喜びしてしまいました。
 
ちなみに私が伝えた、なりたいイメージは「若々しく」でした。
 
家に帰ると、今まで美容室に行っても気づいているのかいないのか何も言わなかった夫が「なんか、髪、素敵じゃない?」と声をかけてきました。
 
子供の学校に行けば、普段あまり親しくしてない保護者から「髪、印象すごく変わりましたね」と話かけられ、極め付けは私を褒めた事がなかった(どちらかと言えば否定的だった)小姑にも「髪、いいじゃない?」と褒められ、髪型って大切なのだ、と身をもって感じました。
 
今までの私は、クセ毛だから、毛が太いからと素人判断でこのスタイルは出来ないとか、私の顔には、こういう色は似合わないなどと決めつけて自分に制限をかけていたのです。
 
お任せする時にイメージを伝えることも重要です。
 
「仕事がデキる系」になりたかったのに「清楚系」にされてしまったりすると、いくら似合っていても満足出来ませんよね。
 
担当してもらうスタイリストを選ぶ時、たとえば、異性受けを良くしたい場合は異性のスタイリストに担当してもらった方が、異性の視点でその人に似合うスタイルにしてもらえるでしょう。
 
逆に、同性が多い職場でお勤めの方や、仕事で同性のお客さまと接する機会が多い方は同性のスタイリストに担当してもらった方が同性受けの良いスタイルになるでしょう。
 
「お任せ」はちょっと勇気が必要です。
 
でも「他人から良く見られたいのなら、他人視点で決めてもらう」というのは理にかなっているとは思いませんか。
 
それに、万が一気に入らなくても髪は毎日伸びています。
 
取り返しのつかない失敗というわけではありません。
 
信頼できる美容師を見つけて、一度彼らのセンスと技術に身を委ねてみると、思いがけず過去最高の自分に出会えるかもしれません。
 
 
 
 
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2021-03-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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