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世界最先端の「不老長寿メソッド」


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記事:佐藤謙介(リーディング・ライティング講座)
 
 
「病は気から」という言葉がある。
 
自分は体が弱い
自分は風邪をひきやすい
最近ちょっと鬱っぽんだよね
 
こういったマイナスの言葉を使っている人は、実際に病気になりやすいということわざだ。これは私たちも直感的に同意できるのではないだろうか。
 
仕事で疲れているときに「はぁ~」とため息ばかりついていると、何となく体が重くなり、気持ちも盛り上がらず、熱っぽい症状がでるという経験を持っている人は多いはずだ。
むしろ元気一杯なのに、いっつも病気がちな人を探す方が難しいのではないだろうか。
 
しかし、実は最近の研究で驚くような事実が発見されつつある。
 
それは「老化は気から」というデータである。
 
実は「老化」は気持ちの持ちようで遅らせることができるというのだ。
 
「嘘だ、信じられない。人間だれも年齢には抗うことが出来ない」
 
そう思う人の方が多いかもしれない。
 
しかし、ハーバード大学が7万人を対象にした研究で「未来に対して楽観的な考え方」を持っていた人は、悲観的な考えを持っていた人に比べて50~70%も長生きだという研究成果を発表している。しかも楽観的な人は、がんの発症リスクが16%低く、52%も感染症にかかりにくいというのだ。
 
さらに驚くべきことにハーバード大学は「若作りすることは、あなたの精神だけでなく、身体も若返らせる力がある」とまで言っている。
 
日本で「若作り」というとネガティブな印象に捉えるが、ハーバード大学の研究では、実際に髪型や髪の色、ファッションなどを20歳以上若い人の真似をしただけで気分の向上が見られ、脳の処理能力が上がり、運動機能にも改善が見られたというのである。
 
これは「エイジング(加齢)」に対してポジティブな考えを持っているか、ネガティブな考えを持っているかによって実際の身体の反応が変わってくることを意味している。
 
歳をとると「足腰が弱くなる」「物覚えが悪くなる」「邪魔者になる」と考えている人は、人生に対してポジティブになれないため、だんだんと自分の人生で「刺激」が無くなってきてしまう。
 
ところが歳を取ることは「経験が増える」「自由な時間が増える」「思慮深くなる」とポジティブに捉えている人は、控えめになるどころか、ますます行動的になるため、常に心身に対して「刺激」を加え続けることになる。
 
すると人間は「刺激」に対して「回復機能」が働き、その際に「若返りシステム」も一緒に作動するという仕組みになっている。つまり、心身を若返らせる一番の方法は、自分の脳や身体に意図的に「刺激」を加えて少しダメージを与えることによって「超回復」を促すことなのである。
 
これは運動している人ならすぐに理解できるはずだ。
筋力トレーニングはずっと同じ刺激を加えているだけでは、筋肉が発達することはない。少しずつ思いダンベルや負荷をかけることで、身体に段階的にダメージを与え、それが回復する際に、元の状態よりも強くなるという仕組みを利用して、筋肉を大きくしていく。
もちろん強すぎる刺激は怪我に繋がるため、適度な強さの「刺激」を与えることが重要になってくる。
 
この「多すぎれば有害だが、少なければ有益に働く作用」のことを学術用語で「ホルミシス」という。
 
そしてこの「ホルミシス」の作用を3,000以上の論文から抽出して「アンチエイジング(不老長寿)」の技術としてまとめ上げたのが、この「不老長寿メソッド」という本なのだ。
 
この本の著者はサイエンスジャーナリストとしてこれまでに10万本以上の国内外の論文を読み、海外の研究者にインタビューを行ってきた新進気鋭の作家である。
 
この本には「運動」「ファスティング」「メンタル」「栄養素」「睡眠」「美肌」「脱洗脳」など様々な角度から「ホルミシス」による「アンチエイジング」の技術を紹介している。
 
この本の中には「212本」もの論文データが紹介されている。
実際この本を読み実践するだけでも、あなたは10~20歳は若々しい心と体を手にすることが出来る可能性があるのだ。
 
卑近な例だが、私はこの本を読んで男女の恋愛関係でも「ホルミシス」は活かされていると感じてしまった。
 
例えばひたすら優しい男性がいて、常に彼女のわがままを「良いよ、良いよ」と聞いてくれていると、最初は彼女も「なんて優しい彼なの」と喜ぶかもしれない。しかし、だんだんと「刺激」が無く退屈になってきて「もっと私をリードしてくれる男性が良いな」と、優しいだけの彼に物足りなさを感じるかもしれない。
 
また逆に、いつもは冷たい感じで近寄りがたいのに、たまに優しくしてくれたり、急に微笑んでくれる「ツンデレ」な女性に男はコロッといってしまう。(決して私の事ではない……)
 
つまり男女の関係においても、同じ状態を継続するだけでなく、たまに「刺激」を入れてあげると、そのあとの「回復過程」で以前よりも強い絆が生まれることがあるということだ。
 
ただ気を付けなければいけないのは「壊れない程度のダメージを与える」という部分だ。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざがあるが、これこそまさに「ホルミシス」の本質を表している。
 
強すぎず、弱すぎず、最も回復を促すことが出来る「刺激」は、不老長寿にも人間関係にも必要だということを、この本は教えてくれている。
 
ぜひこのメソッドを学んで、心身共に健康的に生きる方法を学んでいただきたい。
 
 
 
 
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2021-04-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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