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メディアグランプリ

池江璃花子さんに素直におめでとうできないなら、ライティング・ゼミに入ろう


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:櫻井和博(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
池江璃花子さんが東京オリンピックの代表に選ばれた。白血病公表からの復活は、多くの人々を感動させ、勇気を与えた。彼女の泳ぎは、まだ、白血病になるまえの自己ベストには及ばない。オリンピックまで、まだ時間はある。オリンピックが1年延期になったことも彼女にとっては幸運だった。才能、努力、挫折、幸運。どんな映画よりも、美しいストーリーには、感動よりも、驚きという表現のほうが、しっくりくる。表彰台の真ん中で、笑顔を爆発させる彼女を見てみたい。
 
普通の人なら、そう思うはずだ。しかし、である。池江選手の復活に、素直におめでとうと言えない人がいる。「努力は必ず報われる」という彼女の言葉に勇気をもらえない人がいる。僕もそうだ。なぜだろうか。僕は、ダークサイドに落ちてしまったのだろうか。
 
この記事では、ダークサイドと向き合い、考えた結論、
「池江璃花子さんに素直におめでとうできないなら、ライティング・ゼミに入ろう」
について、書いてみようと思う。
 
池江選手のニュースを知ったときの僕の気持ち、行動はこうだ。
 
美しすぎるストーリーへの開催を中止すべきという声もあるなかで、「彼女のため」を大義名分にして、オリンピック開催のムードを高めようとしているのではないか。美しすぎるストーリーを、運営サイドが利用しようとしているのではないか。誰かが、お金儲けのために利用しようとしているのではないかと疑い、ネットで検索。
 
誰でもネットに記事をアップできる時代、誰でもニュースにコメントできる時代。検索すれば、アンチの意見は出てくる。自分では言語化できていなかった、モヤモヤした気持ちが文字にされているのを見て、満足する。
自分のことを調べるエゴサーチでは、そういう文字を見て、ショックを覚えるはずだが、なぜか、満足する。「こんな邪悪な感情は僕だけなのではないか? いや、僕だけじゃない。やっぱりそう思うよね」という感じだ。
 
ネットで情報をインプットする。池江選手を称賛するニュースに素直に同調できない。素直に同調できない感情、その感情の答えをネットで探して、自分を正当化する。素直におめでとうと言えないダークサイドを持っているのは、自分だけではない。仲間外れではないと知り、安心する。
 
僕は36歳の会社員。仕事にも慣れ、結婚し、子宝にも恵まれ、持ち家も買った。人生の大きなイベントを半分くらいは終えただろうか。一般的には、幸せな生活なのだろう。しかし、どこか自分の人生に満足、納得できていない。
 
僕には、まだ僕も見えていない、新しい可能性があるはずだ。そんな気持ちで、ビジネス書をたくさん読み、天浪院書店の『ライティング・ゼミ』と出会った。ライティング・ゼミでは、毎週、2,000字の記事を提出しなければならない。10週目にもなると、書くネタがなくなってくる。自然と、情報への感度が高くなる。自分の感情が揺れたとき、「記事にできないか」と考える。
ライティング・ゼミに入っていなければ、素直におめでとうと言えない僕は、ダークサイドと向き合うことなく、ネットでアンチの意見を検索し、仲間外れではないと知り、安心して終わっていた。ライティング・ゼミに入っていなければ、こんなふうに自分の気持ちを振り返ることはなかった。
 
「情報の量」と「考える量」は反比例する。『先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?』の著者、奥野一成氏の言葉だ。「池江選手が東京オリンピックに内定した」という情報に対して、感動、驚きを感じつつも、なぜかネガティブな違和感を覚える。その違和感の正体を考えずに、ネットに答えを求める。情報90、考える10くらいだろうか。
 
新しい可能性に気づきたい。そのためには、考える量を増やすべきだ。それは明らかなのに、僕は、可能性を探そうとして、情報の量を増やしていた。そのことに、気づいた。気づかせてくれたのは、ライティング・ゼミだ。
 
ライティング・ゼミで書いた記事を、知人に見せると、
文才がある、泣ける、バランスがちょうどよい、嫉妬しちゃうくらい素敵、小説のよう、詩的、などと、コメントをもらった。お世辞もたくさんあるだろう。でも、こんなふうに僕の考えたことで、誰かの心を動かした経験は初めてだ。ポジティブなフィードバックをしてくれる人を選んで、記事を見せているのだけれど、それでも、新しい可能性なのかもしれないと思えた。ダークサイドと向き合いもせず、ネットで検索して安心して終わることもなかった。
 
多様性の時代だ。素直におめでとうと思わなければならないわけではない。ダークサイドを持っていてもいい。どちらの感情も認め、向き合って、考える。新しい可能性に気づきたいと思う僕にとって、池江選手はまぶしすぎた。いまの僕なら、ダークサイドと向き合うきっかけ、考えるきっかけをくれた池江選手への感謝も込めて、おめでとうと言うことができる。
 
あなたにも、もし、人に言えないダークサイドがあるのなら、ライティング・ゼミをおススメしたい。ライティング・ゼミはダークサイドと向き合うきっかけをくれる。ダークサイドには、きっと、新しい可能性が秘められている。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 


 
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2021-04-25 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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