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勝利への切符をあなたに


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:宮崎真帆(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
「やった当たった!!!」
「落ちた……もーこれで二連敗だよ……」
チケットの当落発表日のSNSは沸きに沸いている。当たった喜びを噛み締める人、抽選に外れて気を落とす人。涙に暮れる人もいれば、次! 次! と気持ちを切り替える人もいる。実際のイベントはまだ先なのに、すでにお祭り騒ぎだ。ファンにとってはこれが唯一の舞踏会への馬車なのだから必死になるのも仕方がない。みんな息を呑むようにして発表を待ち、その結果に一喜一憂するのだ。
私も数年ほど前からこの狂乱騒ぎに身を投じている。ライブチケットを取ることもあるけれど、大抵はお芝居、そう、舞台のチケットだ。様々な形態があるけれど、大抵のチケットは何回かの抽選を経て、先着順の一般発売が行われる。
最初は取れたり取れなかったり、本当に運任せで負け越していた。けれど、地道に努力を続けた結果、この一、二年でかなりの勝ち星を上げられるようになったのだ。
 
努力? 不思議に思った人もいるだろう。
抽選なんて努力のしようがない。先着順にしてもできることなんてたかが知れてる。そう思うのが普通だ。
 
でも違う。
チケットを取るにはコツがある。そう、努力のしかたがあるのだ。
それをこれから、この記事を見てくれた方にこっそりと教えようと思う。
 
まず、チケット取りはスポーツである。これを頭に入れておいてほしい。
何より必要なのは体力、気力、そして戦略だ。
公演の規模や種類にもよるけれど、たいてい、抽選発売から一般発売まで一ヶ月以上ある。その間アンテナを貼り続けて、抽選情報を得て申し込みをする。いかにその公演が好きだとしても、体力を使う行為なのは間違いない。もたらされる結果に振り回され、だんだんと疲れていく。そこで踏みとどまって、最後まで力を尽くせるか。まずはそれが一番大事だ。もういいかな、と言いながら途中で諦める友人たちを何人も見てきた。けれど、そうして諦めた友人たちはたいてい、後悔しているのだ。
「なんでもっと頑張っておかなかったんだろう……」
この手の後悔は、呪いみたいに強力だ。公演が始まった後も、終わった後でさえ、ずしんと重い影を落とす。だからまずは、チケット取りは体力気力を使うことだと認識してほしい。その上で最後まで力を尽くす。そのことが重要になる。
 
けれどこれは前提だ。
重要なのはこの次、そう、戦略である。
 
具体的な例を挙げていこう。イベントの内容によって様々に変わってくるが、一般的な舞台を例にする。
とにもかくにも、まずは狙う公演の日時が重要だ。一般的には、土日が当たりづらく、平日が当たりやすい。当然のことながら、当たりやすい公演に申し込んだ方が、抽選に当たる確率は高くなる。とはいえ、仕事の都合で土日しか通えない人もいるだろう。その場合は比較的、土曜日の朝と日曜の夜が当たりやすい。遠くから観劇にくる人々がそこを避けるためだ。ただ、これが千秋楽だったりすると、当然倍率は高くなる。そういうことを加味して、申込日を決めるのだ。
なお、当たりやすいと言われる平日も、大学生が休みの八月九月になると休日とほぼ変わらない。実際どうかを確認する術はないが、体感としてはそうだ。
今、挙げたのは基本的な傾向で、そのイベントに参加する人々の年代や職業、価値観などによって状況が変わる。対戦相手のチームを研究するかのようにじっくりと観察して、傾向を掴むのがいいだろう。
 
次に見るのは、チケットの動きだ。
基本的には先行抽選と一般発売でチケットが動く。ただし、ひとつだけ例外がある。それがリセールだ。
これは要するに取得したチケットを主催者公認で他の人に譲るサービスだ。舞台によっては用意されていない場合もあるし、名称が違う場合もある。チケットは手に入れたが、都合がつかないなどの理由で手放す人が一定数いる。そういう人のために用意されているサービスだ。
普段はそれほど動くことはない。けれど、ある一定のタイミングで動くタイミングがある。それが、二回目以降の抽選販売の当落日だ。
おそらくここまで読んでくれた方の頭には無数の「?」マークが浮かんでいることだろう。順を追って説明していこう。
一回目の抽選で取れそうな席(たとえばB席)を取って、二回目の以降の抽選でそれよりも良い席(A席など)をとる。そういう人たちがいるのだ(この取り方も戦略のひとつだろう)そういう人たちは、良い席が取れると悪い席を手放すことがある。それがリセールに流れてくるのだ。
このチケットの流れを知っているのと知っていないのでは、チケットの取得率に雲泥の差が出てくる。
情報集めは努力でまかなえる範囲だ。どうしても欲しいチケットなら、このあたりはぜひ頑張ってほしい。
 
ここまでしてもまだチケットが手元にない人もいるだろう。そういう人に挑戦してほしいのが一般発売だ。どのプレイガイドで販売されるかにもよるが、各プレイガイドが出している専用のアプリを使った方が繋がる場合や、PCからの方が繋がりやすい場合、逆にタブレットからの方が繋がりやすいなど特徴がある。これもそれぞれ試してみて、ぜひ自分なりの正解を見つけてほしい。一度取れると不思議なもので、一般発売でチケットを取るのが得意になる人もいる。
 
ここまでやれば、たいていのチケットは取れる。
すべてとは言わない。それでも取れないチケットはある。
けれど、ここまでして取れなければ諦めがつくのだ。人間、持てる力をすべて尽くして戦えば、負けたとしてもいっそ清々しい。後日、公演のDVDを見ても悔しい気持ちになりにくいし、引きずらず次に進める。これは結構、大きなことだ。
 
もし絶対に見たい演劇があり、チケットが取りたいと思ったならこの記事を思い出してほしい。
戦略部分をそれぞれの事情に合わせれば、観戦チケットやライブチケットにも応用できるだろう。
体力気力の残量に気をつけ、戦略を練り、ぜひ推しへの切符を手に入れてほしい。
 
あなたの勝利を、心から願っている。
 
 
 
 
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2021-05-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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