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首と肩のこりには、目線まっすぐがポイント

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記事:みつしまひかる(ライティング・ゼミ「超」通信コース)
 
 
ああ、首がこる、肩がこる、腰が痛い。
現代人の共通の悩みではなかろうか。
 
コロナ禍によるニューノーマルによって、在宅勤務がメインになった人も多かろう。
この場合、デスクワークメインの仕事だろう。
 
僕は入社して約10年間研究開発に携わってきた。
データまとめや資料作成はあるが、7-8割くらいは実験室で作業をしており、立ったり座ったり移動したりを繰り返していた。だから、そのあと企画部に異動してデスクワークの割合がほぼ100%になると、首や肩のこりと腰痛がひどくなった。
デスクワークできついのはやはり、長時間のPC作業だ。
ひたすら座りっぱなしで、前かがみでノートPC画面をのぞき込み、同じ姿勢でキーボードを打つか、画面をスクロールする。
その姿勢が身体にとって良くない。
僕はよくピップエレキバン的な貼り薬を使って、痛みを和らげてきた。
 
成人の頭はボーリングの球くらいの重さがある。
指に穴を入れ、腕を折り曲げて肩肘から指先・ボールまで垂直に持つことは簡単にできても、肘を開いて指先・ボールを前に持っていくと数秒こらえるのも相当つらい。
この負荷が首にかかっているのだ。
 
なら目線を上げられればいいじゃないか。
そのために僕が実際に使って良かったものをまずは2つ紹介したい。
 
まずはノートPCスタンドだ。ノートPCの下にスタンドを設置して、画面の高さを確保する。
このとき、PCを真横に見ると、時計の針の4時0分、いや、3時55分に近い。
キーボードの下端(手元側)は机に接した状態であり、キーボードを打つ際に支障はない。
このときディスプレイの下辺は机から7 cmほど上がった状態となる。
目線の角度からすると、10°程度上向きになるだろう。
これがそうバカにならない差なのだ。
 
僕の場合、これだけでも、肩こり軽減のために貼っていた貼り薬の使用頻度が1/3以下に減った。
使っているのはamazonで発注した折り畳み式のもので、2000円程度だ。畳めるので省スペースでもある。
 
そしてもう一つのアイテムはモニターだ。
モニターは何らかの台の上にのっけても良いし、高さ調整と角度調整ができればなお望ましい。
ノートPCとモニターを接続して使うと、いよいよ目線は真正面に近くなる!
さらに、モニター画面はノートPC画面よりも大きいので(あえて小さいものを選ばなければ)、作業効率も格段にアップする。場合によっては、モニターとノートPCの2画面を駆使してもよい。
 
ノートPCとモニターのそれぞれの解像度、さらに、直接ケーブルでつながず、間をアダプターでつなぐ際には相性がいいか事前に確認してから買おう。安ければ1万円程度のものもある。
 
前かがみ自体は大したことないと思われがちであるが、長時間のデスクワークが数か月でも続くことを考えると、その負担が無視できないことは想像できよう。
僕はこのスタンドとモニターの両方を使い始めてから、滅多に首と肩に貼り薬をつかうことがなくなった。
今あなたがその悩みに苛まれているなら、ぜひトライしてみてほしい。
 
以上のように、目線をできるだけ真正面に近づけると、あなたの首への負担はかなり軽くなるはずであり、この意味ではノートPCスタンドとモニターはとても良い味方になってくれるだろう。
 
結局のところ、姿勢が悪いとその部分だけではなく、全身に影響してくる。
だから2つのアイテムは、首こりと肩こりに直接的な効果を示すだけでなく、腰痛の改善にも間接的な効果がある。
 
しかし、腰痛がひどくより直接的に軽減したいなら、やはりイスも替えたいところだ。
オフィスで使われているイスはそれなりに質が良いものも多く、在宅勤務に切り替わった際に、そのありがたさに気が付いた人も多いだろう。僕もそうだ。
デスクワークがメインであれば、質の悪いイスに座り続けるのは赤字体質が続くことに近い。
赤字は累積していく。夜眠るだけでは回復できないようになってくるのだ。
 
質のいいイスは安くはないけれど、腰が常に痛い日々を過ごすことを考えるなら、少々出費が高くついても、メリットが上回るのではないだろうか。個人差もあるため、できれば現物を見て試してから購入しよう。
外れたら安くない分それなりにショックだし、何より問題が解決しない。
 
また、姿勢の悪さはネガティブな感情も連れてきてしまう。
これを機に、下向きライフを脱し、真正面を見据える心身ともに健康なデスクワークを心がけよう。
 
もちろん、30分に1回はちょっと立ったり、軽く肩や首を回し、ストレッチしたりすることもお忘れなく。
 
 
 
 
***
 
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2021-07-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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