メディアグランプリ

頑張って我慢なんて、もうできません


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:浦部光俊(超ライティングゼミ)
 
 
「いや、ごめん。とにかく自分で読んで。
 
そして、自分で考えてみて」
 
今、話題のひろゆきさんの本
 
「1%の努力」
 
その感想を聞かれたら、
 
きっとぼくはそう答えてしまうだろう。
 
いい本なのか、読むべき本なのか、
 
そう聞かれたら、
 
それは間違いないと答えられる。
 
でも、どんな本だった?
 
どう思った?
 
そう聞かれたら、
 
ごめん、自分で読んで、自分で考えて、
 
それしか答えられない。
 
 
なぜかって?
 
それは、ぼくがここで内容に触れてしまうと、
 
ぼくの感想を言ってしまうと、
 
そこにぼくの色が入ってしまうから。
 
 
この本は、ぜひ真っ白な状態で読んで欲しい。
 
そして、考え抜いて欲しい。
 
そうすれば、きっと1%の努力の本当の意味がわかるから。
 
 
だから、あまり本の話をしたくないのが正直なところ。
 
でも、それじゃあ、あんまりだという人のため、ほんの少しだけ内容を。
 
 
でも、しつこいようだけど、本当はこの先は読んで欲しくない。
 
だって、一度語り始めたら、
 
どれだけ抑えても、その感動が言葉の端々に出てしまいそうなのだ。
 
この本の醍醐味は、まっさらな気持ちで読んで、そのままを味わうこと、
 
そこを忘れないで欲しい。
 
 
じゃあ、その覚悟ができた人だけに向けてこの本の内容を簡単に。
 
それは、
 
「環境が人を作る。99%は環境の影響
 
努力の影響なんて1%。だから環境にフォーカスしろ」
 
 
そして、ひろゆきさんが、なぜ、そんな考え方に至ったのか、
 
エピソードが語られる。
 
テーマは、前提条件、ポジション、努力など7つ。
 
子供時代の周囲の環境、大学生活、そしてビジネスと、
 
ひろゆきさんが身を置いた環境が、どのように彼の思考回路に影響を与えてきたか
 
それが淡々と語られる。
 
以上
 
あとは自分で考えて、そのことに意味があるはず、
 
なのだが、これだとあまりにも出し惜しみかもしれない。
 
だから、一つだけ、この本からの言葉を紹介する。
 
ぼくが最も考えさせられた言葉だ。
 
それが「頑張る方向を見定める」
 
読んだ瞬間、グサリときた。
 
ぼくも含め、多くのひとにとって
 
我慢して頑張るということは、価値があることになっている。
 
なせか。
 
それは、頑張れば結果が出ると信じているからだ。
 
だから、嫌なことでも我慢して続けて、続けて、
 
とにかく結果が出るまで頑張り続ける。
 
 
でも、実際のところは、どうだろうか。
 
頑張ったからって、結果は出るだろうか。
 
世の中、そんなに甘くはない。
 
どんなに努力を重ねたって、叶わない夢はある。
 
そもそも、才能、遺伝、育った家庭といった
 
どうしても変えられない環境があるのが事実なのだ。
 
 
だから、と、ひろゆきさんは、続ける。
 
努力の方向を間違ってはいけないと。
 
みんながいいと言う目標に闇雲に進んでも、
 
あなたが望む結果が得られるとは限らない。
 
むしろ大切なのは、
 
今まで自分が生きてきた環境が自然と与えてくれたものを見極める力。
 
その環境が与えてくれた能力を最高に活かせる環境を見極める力。
 
それができたら、努力なんて1%もいらないで、うまくやっていけるはず、
 
だから、頑張る方向を見定めろと。
 
 
えっ、でも、そんな力、どうやって身につけるのかって?
 
安心して欲しい。
 
ひろゆきさんの言葉をしっかりと受け止め、
 
考え抜けば、事前とその答えはきっと見つかる。
 
この本は、ちゃんとそういうふうにできている。
 
ひろゆきさんは、その点において間違いないのだ。
 
 
2ちゃんねる、ニコニコ動画と、
 
個人が個人として、花開く「環境」 を開いてきたひろゆきさん
 
みんなのために、環境を設定するの得意中の得意、プロの中のプロなのだ。
 
だから、この本だって、ぼくたちが、自分の力で輝くための「環境」 になっている。
 
「環境」 に乗っかって、思うがままに踊っていれば、
 
知らないうちに、自分らしさにたどり着ける。
 
考えなくても、考えるようにできている。
 
実際の僕もだって、読んでいるうちに、考えていた。
 
考えていたうちに、自分らしさにたどり着いていた。
 
 
「あ〜、自分の中に、こんな宝物があったんだ」
 
「1%の努力」 を読んだ後、ぼくが感じたのは、こんなこと。
 
こんなにすぐ近くに、こんなに頼りになる自分がいたんだ、
 
そう思った時、
 
今まで、何かを頑張って手に入れようとしてきた自分から解き放たれた気がしたのだ。
 
そしてその開放感といったら、
 
「1%の努力もいらないかもって、めっちゃ楽っ。
 
もう、努力の世界になんて戻れない」
 
なんて、羨ましいでしょ。
 
 
えっ、いや、自慢はいいから、見つけた宝物を教えろって?
 
それは秘密、
 
というよりは、きっとあなたには関係ない。
 
ぼくの宝物は、ぼくだけにとっての宝物。
 
そして、あなたには、あなただけの宝物がある。
 
だから、さっさと、この本を読んで、
 
1%の努力ワールドの楽(らく) さを味わって欲しい。
 
 
いやー、しつこいようだけど、まじで最高なんすよ、この感覚
 
って、結局、かなり語ってしまった。
 
あんなに無色で読んで欲しいって思っていたのに、
 
これじゃ、僕の感動が伝わらないわけがない。
 
 
あ~あ、やっぱり無理だったんだ。
 
この本の魅力を語らないのなんて。
 
もうぼくにはできないんだな、
 
頑張って我慢するなんて……
 
 
 
 
***
 
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2021-07-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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