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断捨離で、ごきげんに生きる

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:MC(ライティングゼミ・日曜コース)
 
 
もう何年も放置してきたことがある。
それは、我が家の納戸。
いつか使うだろうモノたちで溢れ、「開かずの間」と化していた。
その空間を見るだけで、嫌な気持ちになるのでなるべく見ないようにしてきた。
 
そんな状態に耐え切れなくなり、ついに片付けを決行することにした。
「10年振りに断捨離を実行しよう!」
断捨離とは、暮らしの中の不要・不適・不快なモノを取り除き、要・適・快に入れ替えていくこと。忙しさにかまけて、ずっと先延ばしになっていた納戸の断捨離日を決めて、1日がかりで取り掛かかった。
 
実は納戸の断捨離はとても難易度が高い。それ故に何年も避けてきた。
それは、納戸にある半分以上は夫が結婚前に使っていたモノたちだからだ。
使わなくなったビデオデッキ、MDプレーヤー、パソコン、古いキャンプ用品….。
「もう使わないのだから、捨てていいよね?」と提案すると「人のモノはほっといて。自分のモノを捨ててくれ」とのお返事。夫はモノが捨てられないし、片付けが大の苦手。捨てないの一点張りなので、私は仕方なく自分のモノをまず減らすことにした。
 
捨てる基準は、3年以上使っていないものたち。
そして、迷ったらこう考える。
 
私が、使いたいか。
今、使いたいか。
 
不要品は、3つに分類した。
1つ目は、自分は使わないがまだ誰かに使ってもらえそうなモノ。メルカリ出品用ボックスに入れる。
2つ目は、再利用できるモノ。Tシャツや古いタオルなどは、小さく切って雑巾にする。
3つ目は、完全なゴミ。リユースできないモノたちは、「今までありがとう」を伝えながらゴミ袋へ。
 
そして、モノの量を一定に保ち、片付いた状態を保つために、納戸の棚にはシールを貼ってモノの定位置を決め、それ以上は置けないようにした。
 
不要なモノが減ると、気持ちまでスッキリ。爽快感と開放感を感じた。納戸の扉を開けるのが苦痛どころか、楽しくなった。「今日もきちんと整理されている」状態を確認できるからだ。定位置シールを貼ってから、夫もきちんと元の位置に戻してくれるようになった。大成功!
 
納戸が片付き、気分が良くなったので、家の中を計画的に断捨離していくことに決めた。実施するのは一日一箇所。カレンダーにいつどこを断捨離するのか書いておく。玄関、キッチンは捨てる基準が明確なので順調に終わった。デザインが好きで買ったものの、履き心地が悪いので避けていた靴はこれからも履かないので処分。キッチンで、たまにしか使わない便利グッズの品々、海外で買った何年も使っていない調味料は処分。日常使いの食器の中に高価な食器が混ざっている食器棚の中は、高価な食器を思い切って日常使いにすることにして、ときめかない食器の量を減らした。いつか使うと何年も取っておいたモノや賞味期限が切れているモノは潔く処分する、残すモノの量を収納の7割と決めると、断捨離がスムーズに進んだ。
 
ただし、屋根裏部屋は、一日で終わらなかった。
それは、屋根裏部屋には思い出の品々が置いてあるからだ。昔の写真、学生時代に聴いていたCD、専攻してきた教科書や参考書類。思い出に浸り、幸せな気持ちになる。
 
もう一度、自分に問いかける
「このモノは自分にとって、必要か、相応しいか、心地よいか」
 
心地よいので、捨てないという選択をした。
 
私の断捨離は現在進行形。
 
このように暮らしの中で断捨離を再認識するようになってから、モノを新しく買うときも「本当に欲しいのか、必要なのか」よく吟味してから買うようになった。人から中古のモノをいただく時もそのモノを生かせないと判断した場合は、やんわりとお断りすることにした。モノは使ってもらってこそ輝くのだ。いつか使うかもと溜め込んではモノに対しても失礼だと考えるようになった。
 
断捨離する一番のメリットは、自分がごきげんに生きていけるようになること。
モノの量が減ることで、必要なモノがすぐに取り出せるので、モノを探す時間の節約になる。7割収納は見た目も美しいので暮らしの満足度が上がる。家に人を呼びたくなる。そして、人間関係が良くなる。自己肯定感も上がり、その結果、ごきげんな時間が増える。
 
こうしてコロナ禍、私の中で10年振りに断捨離が再熱している。
 
断捨離はモノだけでなく、コトやヒトにも当てはまる。
必要ではないコトに時間を費やしてはいないか。特に情報が無料になった時代において、インターネット上では良い情報とどうでもいい情報が溢れている。情報の精査が今まで以上に重要だ。一緒にいて不快と感じる人からも距離を置き、こんなふうに生きたいと思える人に会いにいく。限られた人生、不要・不適・不快は 要・適・快に入れ替えて、ごきげんでワクワクする時間をいかに増やすかにフォーカスしていきたい。
 
おうちで過ごす時間が増えた今、断捨離を意識して生活すると、皆さんの暮らしの質が確実に上がると思います。是非、自分なりのルールを設けて、断捨離生活始めてみてください。一度に完璧にしようとせず、1日1箇所、所要時間と場所を決めて実行するのがお勧めです。断捨離でごきげんに生きていきましょう。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2021-07-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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