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メディアグランプリ

考えたくない人向け! カスタムパーツ・ローテーション式献立術


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:鴨川 泰(ひろ)江(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
※もしあなたがお料理大好きで、今夜は何を作ろうかとワクワクするタイプの人ならば、そっと「閉じる」ボタンを押してください。この先を読み進めても、思わず眉をひそめたくなるようなことしか書いていません。
 
□毎日の料理が面倒くさい
□休日の作り置きなど更に面倒くさい
□作れる料理のバリエーションが少ない
□献立を考えるたびにユウウツになる
□でも外食やテイクアウトはなるべくしたくない
 
3つ以上チェックが入ったあなた、ようこそようこそ。5つすべてにチェックが入ったあなた、もはや他人とは思えません。ええ、これは兼業主婦歴24年の、わたし自身の偽らざる本心。そして本メソッドを生み出した、ネガティブ・モチベーション……!
 
同士よ、安心してください。あなたに覚えていただくのは、たったひとつ
 
 
【料理=食材×調理法×調味料】
 
 
という方程式。
 
ここに自分好みの「カスタムパーツ」を組み込めば、あっという間に一品完成してしまうのです。しかもパーツを「ローテーション」することで、半永久的にあなたは献立に悩む必要がなくなります!
 
実例を挙げましょう。まず【食材】ですが、わたしは「肉と魚を交互に」組み込みます。
 
より細かく言うと、肉はカロリーと予算の関係で「鶏ムネ肉→豚コマ肉→合い挽きミンチ」が、魚はトリコロールよろしく「青魚→白身魚→赤身魚」が基本のローテーション。時折「厚揚げ」とか「サバ味噌缶」などをトリッキーに投入します。
 
さらに「ピーマン・ナス・玉ねぎ」など、手に入りやすい野菜もいくつか入手しておきましょう。夏場なら「トマト・きゅうり」を適当に切れば「サラダ」と言い張れます。
 
次いで【調理法】。こちらは「焼く→蒸す→炒める→煮る」をローテーションするのが理想ですが、面倒な時はその限りにあらず。
 
「焼く→レンチン→炒める→レンチン→焼く→レンチン→炒める→レンチン→ごくたまに気が向いたら煮る」くらいでも、何の問題もありません。ええ、ありません。ねっ!
 
最後に【調味料】。ここは少しばかり予算を奮発することをお勧めします。何せ「味の決め手」となるパーツですし、食材と違って長く使えるものも多いので、結果としてコストパフォーマンスはかなり良いと言えるでしょう。
 
「塩・こしょう・マヨネーズ」あたりは、大抵どこのご家庭にもあるかと思いますが、さらに買い足していただきたいのが「めんつゆ・ポン酢・カレー粉」の3パーツ。「中華だし」もあると、バリエーションがさらに広がります。「ケチャップ・ソース」はお好みで。
 
せめて「さ・し・す・せ・そ」は揃えておかないと……なんて、ここまで読んでいるあなたなら思わないですよね?
 
もちろん「酢・しょうゆ・味噌」もあっても良いのですが、ぶっちゃけ酢よりポン酢のほうが圧倒的に出番が多いし、しょうゆはテーブル用の小瓶があればオッケー。味噌汁が飲みたいなら、インスタントがあるじゃない。わざわざ買うのは「味噌炒め」が作りたくなるほど料理に興味が出てきてからでも、遅くはないですよ?
 
最低限のパーツが揃ったら、後は気分で組み合わせるだけです。例えば
 
月:鶏ムネ肉(+ピーマン)×焼く×ポン酢(お好みで+マヨネーズ)
火:サバ味噌缶(+ナス)×レンチン×めんつゆ少々
水:豚コマ肉(+玉ねぎ)×炒める×カレー粉
木:タラ切り身×(ホイルに包んで)焼く×ポン酢
金:合い挽きミンチ(+ナス)×炒める×めんつゆ(中華だしでもOK)
土:ブリ切り身×レンチン×めんつゆ(+ポン酢も美味しい)
 
……とまあ、楽勝で一週間の「晩ごはん」のメインが決まります。あとは「サラダ」と言い張れる何かと、お湯を注げば出来る何らかの「汁物」を添えれば完璧です。余裕があれば、豆苗やネギをキッチンバサミでちょちょいと切って足せば、胸を張って「料理した」と言えます(わたしは)。
 
え、日曜日がないって? 週に一回くらいは「チートデイ」を作りましょうよ。
 
外食やテイクアウトに抵抗があるなら、お勧めは「メインになりうる保存食」の活用です。レトルトや缶詰(カレーやミートソースが便利)、冷凍食品も最近のものはとっても美味しい!
 
特に「チャーハン」や「具付きパスタ」など主食系の冷凍食品は、ランチにも使い勝手が良いので、我が家では常に何種類かストックしてあります。物足りなければ「+目玉焼き」に「サラダと汁物」で。
 
この【カスタムパーツ・ローテーション式】を導入してから、わたしは本当に食事の支度が楽になりました。買い物に行ってもあまり迷わないし、七味やマスタードなどの薬味を買い足してみたり、調味料同士をブレンドしてみたりして、だんだん料理自体も楽しめるようになってきたくらいです。
 
仕事を途中で切り上げて「今晩何にしよう?」と考えるだけでも多大なストレスだったのが、冷蔵庫を覗いて「あ、今日は肉の日か。昨日はレンチン×めんつゆだったから、今日はカレー粉で炒めようかなー」と5秒でメインが決まる気楽さ。同じ悩みを持つあなたにも、ぜひ味わっていただきたいわ。
 
罪悪感なんて、玉ねぎの皮と一緒にゴミの日に出しちゃいましょう。煮ても焼いても食べられないものは、さっさと捨てるに限ります。ご飯を毎日作る、素晴らしい! しかも毎回違うメニューですよ? マーヴェラス!
 
もし「毎日自炊はしんどい」という人や「外食でも弁当でも平気」な人は、どうぞ自由にチートデイを増やしたり、カスタムパーツに「お惣菜」や「ラーメン」などお好きなものを組み込んでくださいね。
 
食は、生きていく上で欠かせないもののひとつ。毎日毎日のことだから、少しでも楽に、気軽に付き合っていきましょうよ。いつか「楽しめる」ようになればしめたもの、「メンドクサイ」ままでも死にやしません。疲れた顔で何品もテーブルに並べるより、あなたの心が日々軽やかであるほうが、ずっとずっと大事なことだと思いませんか?
 
 
 
 
***
 
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2021-07-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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