やってみて！ 心の中のモヤモヤ·イライラが５分ですっきりする方法
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか？賞を取れるのか？プロも通うのか？〜
記事：森本みき（ライティング・ゼミ集中コース）
もし今この瞬間、あなたがモヤモヤしていたら、おめでとうございます！ イライラしていたら、ラッキーです！ なぜなら、これからその嫌な感情を解消する方法を知るからです。そして、できるだけそのモヤイラが新鮮な方が、効果を感じやすいからです。
人間、生きていれば色々ありますよね。毎日の生活、学業や仕事のことだけでも大変なのに、家族や友人、仕事場の人間関係でストレスマックス。加えてこの先が見えないwithコロナ時代。外に出るのも気が乗らないし、なんか面白いことないかなーと、気分転換に開いたSNS。そこには楽しそうに食事している友人Aの姿が。
「えっ、聞いてない。いつの間に……わたし呼ばれてないけど」
とモヤモヤ。
「そういえば、彼女めっちゃ忙しいって言ってたよね、どういうこと？」
とイライラ。
なーんてこと、ありますよね？
ストレス発散のはずだったのに、これでは本末転倒。でもSNSではありがちなこと。
今日は、その モヤモヤやイライラ（以下、モヤイラと言います）が５分ですっきりする とっておきの方法を紹介します。モヤイラが新鮮なうちに、ぜひお試しください。
用意するもの： もし記録したければ、紙と筆記具 できれば静かな部屋
【 方法 】
その１ モヤイラに気づく。意識を向ける。
なんとなく気分が優れないとか、やる気が出ないとき。自覚していなくても、実はモヤイラが隠れていることがあります。目を閉じてもいいし、開けたままでもいいので、自分の内側を頭からつま先まで、スキャンしてみましょう。モヤイラ、いますか？ いるなら体のどの辺りでしょう？ イメージが浮かぶこともあります。逆に、イメージや体感などがまったくなくてもOKです。
（例）頭の中がカッカする感じ
（例）赤鬼が放電しているようなイメージ
その２ 歓迎する。
ちょっと変に感じるかも知れませんが、そのモヤイラを歓迎します。ご長寿番組『新婚さんいらっしゃい』風でもいいし、「あ、そこにいたんだね、オッケー！」でも「こんにちは」でも「会えて嬉しいよ」でも、なんでもOK。そこに出てきてくれたことを認める感じで言ってみてください。
その３ モヤイラに対して、どんな気持ちがあるかをセルフチェック。
「うわ嫌なヤツだ」とか「好きになれない」「困ったな」といったネガティブな気持ち？ それとも、興味や好奇心が湧きますか？
その４ ネガティブな気持ちが出たら、それをいったん脇におく。
これも変かもですが、モヤイラに対するネガティブ感情を、優しく脇に置いてください。スペースを開けてもらうようなイメージです。モヤイラに対して、オープンで、もっと知ってみたいという気持ちが出てくるまで、それを続けます。あくまでも優しく、がポイントです。
その５ オープンな好奇心が出たら、モヤイラに質問する。
「私に知って欲しいことある？」
「なぜモヤモヤ、イライラしてるの？」
「モヤイラることを止めたら、何が起きるかも知れないって心配しているの？」
など。
ここで大切なのは、モヤイラに直接質問すること。そして頭で考えずに、静かに待つこと。しばらく待ってみて、答えが返ってこなくてもOK。もしモヤイラがあなたに話してくれたら、あなたは何か、大切なことを知ったのではないでしょうか。
それはきっと、モヤイラが出てくるのに理由（わけ）があること。そうやってあなたを守ろうとしてくれていること……かも知れません。
実際にやってみて、いかがでしたか？ モヤイラから、何か話が聞けたでしょうか？ 全然何も起きなかった？ 大丈夫です。何かの理由があって、何も起きなかったのかも知れません。その時は、日を改めて、試してみてください。いつか聞ける日がきます。
『自分のことは自分がよく知っている』と思いがちなわたし達。けれどもそれは本当でしょうか？ 仮にそうだとしても、きっとほんの一部。まだまだあなたの知らないあなたの側面があります。そしてそれらは、すべてかけがえのないものです。
今日話を聞いたモヤイラの他にも、あなたに関心を向けてもらいたがっている色々な心の声、考え、感情、体の症状などがあります。あなたが辛いとき、あなたにじっくり向き合って欲しくて、それらの声、考え、感情や症状は、サインを送ってきているのです。
一見不快な存在であっても、オープンな気持ちで関心を向けてあげることができれば理解が進み、心地良く毎日を過ごせる助けになるでしょう。
実は今日ご紹介したのは、世界中で人気上昇中のトラウマを癒す臨床療法であり、生き方哲学である『内的家族システム（IFS）』を使った方法です。内的家族システムとは、私たちに家族がいるように、心の中にも家族のように色々な役割を持った人々がいる、そしてそれを優しく見守るのが、本来の力強く思いやりに満ちたあなた自身である、というコンセプトに基づいています。
あなた本来の優しさと勇気、時には遊び心でもってあなたの中の家族のような人々を見守ることが習慣化すると、人生が変わっていきます。内的家族システム（IFS）、もし興味が湧いたらぜひ検索してみてくださいね。
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