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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:大牧海恵(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
新聞の人生相談を密かに楽しみにしている。土曜の朝刊を読むときは一番最初に開くくらいだ。
相談者の悩みは深く、自分に置き換えたら頭を抱えてしまうような内容も多いが、回答者が美輪明宏さん、上野千寿子さん、姜尚中さんなど人生経験豊かな方々で、ご自分の体験したことを織り交ぜ真剣に回答してくださる。毎回、深い回答を読んでは自分の考えの浅はかさを思い知り、目の覚める思いだった。
 
そんな風に今まで読むだけだった人生相談に、初めて相談を持ちかけたいと思うことができた。
 
この先の人生のロールモデルが見当たらず、どうしたらいいかわからないのだ。
 
ロールモデルとは自分が目標とする人のことである。
物心ついた時から自分の周りにはお手本とする人たちが沢山いた。
自分より優れた友達や憧れの先輩、親、兄弟、身近にいる人を参考に生きてきた。
また、悩んだ時や行き詰まった時にはたくさんの本を読んだ。
本屋に行けば、進学や就職、恋愛、結婚、出産や育児、家庭生活での家事の仕方や家計管理に至るまで沢山の情報があり、手軽に手に入れることができた。
 
しかし、これ以降、子育てが終わった後はもう「あがり」 なのか道標が見当たらない。本屋に行っても、終活とか介護とかちょっとヘビーなものばかり、田舎に引っ越したり、趣味のお店を開いたりするのも少し違うと思ってしまう。同世代は周りにいるものの、なかなか学生の頃のように、この先どう生きるのかについて話し合う機会はない。
 
親達はどうかというと、お天気の話をするのと同じテンションで、
「早く死にたいわ」 とか、
「布団に入って眠りにつく時、このまま目が覚めなくていいと思う」
とか言ったりする。
お金がなくて明日のご飯も買えないとか、病気で苦しんでいるとかの身の上の人の話ではない。年齢に見合ったくらいは健康で生活に不自由なく暮らしている80代の発言だ。
 
そんなことを言っていても、3食きちんと食べ、健康に気をつけて暮らしているので心配はないのだが、とにかく退屈しているようだ。
周りの80代も引きこもっている人が多いらしく「全然見かけないけどみんな家で何やってるのかしら?」と首をひねっている。
 
最近になって人生100年と言われるようになったが、過去を振り返るとこんなにも長生きする人が多いことはなかった。定年後、10年くらい旅行や趣味などを楽しんで寿命が来る。というロールモデルは古いものとなりつつあるのだろう。
 
自分は残りの時間をどんな風に過ごしていったらいいんだろう。
 
そんなことを考えるようになってしばらくしてから、友人に七夕の短冊をもらった。
可愛らしく星形に切り抜かれた短冊を前に願い事を考え、ふと、こんなことを書いた。
 
「好きなことを好きなようにする」
「やりたいことを全部して結果を残す」
 
なんて身の程知らずで傲慢な願いだと笑われるかもしれない。
しかし、これは自分に対する決意表明でもあった。
 
やりたいことをする。自分の一番欲しいものを手に入れるのは勇気のいることだ。周りに合わせたり、遠慮したりして、適当な所で妥協した方が楽だったりする。
 
でも、やりたいことをやらなきゃ面白くない。結果が出るほど頑張ればもっと楽しいだろう。
これから先は、誰かにやらされたり、付き合ったりする必要はない。
 
短冊を前に、そんな気持ちが湧いてきたのだ。
 
自分のやりたいことってなんだろう? そういえば、
 
私の大人になってからの夢は、
ベストセラー作家か建築家か大工さん。
 
子どもが小さい時に将来の夢について話した時に言った覚えがある。
自分自身が子どもの頃には無理だと思って挑戦することすら考えたことがなかったが、どうやら自分はものを作ることが好きみたいだ。
 
夢を持つことは楽しいことだ。すぐに叶わなくても、持ち続けることはできるし、ずっと楽しむことができる。
私の残りの時間は、ものを作ることを楽しむことに使うことにしよう。
歳をとっても文章を書き続けることはできそうだ。10年続ければ今よりマシな文章が書けるようになるかもしれない。10年をかけた超大作の小説を書くのも楽しそうだ。
 
自分の人生相談に自分で答えてしまったが、本当はあの一筋縄ではいかない癖のある回答者の方々に、通り一遍ではない回答をしていただきたいと願っている。
 
なぜか8月に入ってからは人生相談はお休みになってしまっているようだが、復活したら改めて相談を送ってみよう。
回答が今から楽しみだ。
 
 
 
 
***
 
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2021-08-17 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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