若いご夫婦必見!茅ケ崎在住の筆者が肌で感じる「茅ケ崎の魅力」をあなただけに“そっと教えます”
記事:(フォトライター養成講座)
「神奈川県茅ケ崎市」と聞いて、あなたはどんなイメージをお持ちですか?
「サザンの桑田さんの地元」 「俳優の松坂桃李さんも茅ケ崎出身だったよね」 「なんといっても湘南サーファー発祥の地でしょ」
そう、そう。全部正解です。しかし他にもいっぱい魅力にあふれているのですね。
茅ケ崎海外の夕景
2021年に住みたい街ランキングで134位から62位に地味ですがジャンプアップしました。
本厚木や大宮もトップ10に入りましたが、今までも上位にランクインはしていました。
しかし、茅ケ崎は60都市を一気に追い抜いて62位(地味で何度もすいません)です。
いまなぜ茅ケ崎なのか?茅ケ崎在住の筆者には肌で感じている世代があります。それは
「茅ケ崎は若い夫婦にどれだけ魅力的な街なのか、
その謎に迫りたい!」
静かに人気が出る街には必ず、魅力的な理由があります。魅力を探しに街に出てみると
ウィズコロナの時代に求められる素敵な生活の在り方が見えてきました。
1,茅ケ崎市とはどんなところ?
まずは茅ケ崎市の基本データを見てみましょう。
茅ケ崎市は藤沢市と平塚市の間にある面積35.71Km2(東京ドーム6万7,400個分)の広さを持ち、人口は約24万2,000人の都市です。内訳ですが、14歳以下が3万2,000人(約13%)、15歳~64歳が14万5,000人(約60%)、65歳以上が6万5,000人(約27%) となります。(2021年5月現在、茅ケ崎市HPより)
次に交通手段としは、JR東海道線が横断し、JR相模線が縦断しています。新宿駅まで新宿湘南ラインを使えば56分。東京駅まで上野東京ラインを使って55分と、都内で働く人にも60分程度なので、十分通勤圏内となります。
また高速道路も圏央道・茅ケ崎西インターが開通してから非常に便利になりました。
今までは国道1号をひたすら横浜方面に向かい、首都高速・戸塚料金所まで1時間以上かけて走りました。そこから高速に乗っても即渋滞。こんなイメージでしたが、圏央道が出来て、茅ケ崎西インターから東名高速と首都高速を使えば銀座まで、日曜日なら1時間で行けるようになりました。(平日は2時間弱程度かかりますが)
そんな恵まれた立地の茅ケ崎といえば「湘南」に代表される「海」の街を想像するのでは無いでしょうか。これから時間が許す限り「海」以外も紹介しますね。
茅ケ崎駅南口を出て「雄三通り」を南に向かって歩きます。途中「鉄砲通り」までは商店街で道は狭いですが、昔ながらの色んなお店があって賑やかです。お年寄り夫婦は徒歩で楽しそうにお買い物、若いお母さんは子供たちを自転車での送迎です。
街中を歩いてみてふと気が付きました。先に書いた通り、徒歩や自転車が多いのです。
なぜだろう? 歩いてきた道ですが、坂道らしい坂道が無いのです。浜辺周辺は防災の観点から堤防のような造りはしていますが、急な坂ではありません。駅から海までは坂が無いのです。茅ケ崎データでお年寄りの方も多い理由はここにあるのでしょう。楽しく健康的に歩けます。
また、小さいお子さんがいるお母さんはベビーカーが必要です。坂道は大変だろうなと思って見ていましたが、茅ケ崎は坂が少ないのでベビーカーで街の散策が楽しく出来ます。
雄三通りを駅を背に海方面を見ると坂が無い
地元の不動産屋さんに聞いてみました。
「茅ケ崎は一部の浜辺周辺、川の周辺以外はあまり坂がありません。坂が少ないので皆さん自転車や歩いての移動が多いです。急な坂があるのは山方面ですね。」
お年寄りや小さいお子さんがいるお母さんには坂や階段は非常に辛いですよね。最近では自転車の前後にお子さんを載せることが出来るものも見かけます。坂が少ない茅ケ崎市は楽しく散歩や子供の送迎が出来ることも魅力的です。
海を背に駅方面を見ても坂が無く、自転車も多い
2,若いママ・パパ必見!朝食・ランチも魅力的
江ノ島を間近に望むロケーション
天気が良ければ富士山もきれいに望めます
駅から20分程度歩けば海岸に到着です。砂浜に出て東を見れば「江ノ島」が見えます。
江ノ島へは海岸線134号を使かうと車で15分程度で行けます。非常に近いですね。西に視線を移せば箱根の山、その向こうには富士山も望めます。
サザンビーチのモニュメント。写真スポットでもある
週末は密を避けた家族連れも
富士山に誘われ、西に向かうとサザンビーチという海水浴場に到着します。サザンビーチのモニュメントがお出迎えです。ここは写真スポットになっていて、“C”の文字の真ん中には沖にある烏帽子岩も見えます。
小さい子供連れの家族、釣り人、サーファーなどみんな様々な楽しみ方をしています。
ビーチには4件のおしゃれなカフェがあります。昔の海の家のようなローカル感は全くありません。そのうちの1件で「サザンビーチカフェ」というお店に入ってみました。店先にはテラスがあり、海を眺めながら風を感じ、ドリンクを飲むことが出来る素敵なカフェです。サザンビーチカフェは朝8時から開店しているお店で、朝からは若いカップルやグループも多くみられます。お店のスタッフさんによると
「やっぱりコロナの影響は少なからずありますね」
「最近では地元在住のお客様が多くなりましたよ。特に小さいお子さん連れの若い
ご夫婦が多くなった気がします。あとはかわいいワンちゃん連れも多いですね」
駅から歩いて20分で海に出られる!ちいさいお子さんやかわいいペットとお散歩して、
カフェで休憩!天気の良い週末ここでちょっと遅い朝食。こんな素敵な時間を過ごせる茅ケ崎に、住みたい魅力のヒントがあるようです。
お話を伺ったサザンビーチカフェ(店舗HPより)
お店も広く開放的な印象です(店舗HPより)
今度は「サザン通り」を北へ、駅に向かって歩きます。20分ほど歩けば駅南口に到着です。駅周辺でランチはどうでしょうか?お店の雰囲気やメニューも非常に重要な要素です。
茅ヶ崎駅周辺にはランチが出来るお店がたくさんあります。範囲を広げれば海方面には魚貝類の和食店、山方面には素敵なイタリアンのお店もたくさんあります。
店内は精麦工場時代の歴史を感じる造り
私が気を惹かれたのが「モキチフーズガーデン」です。
こちらは茅ヶ崎にある酒蔵で熊澤酒造㈱さんが運営されているレストランになります。熊澤酒造さんは、明治5年創業という古い歴史を持つ会社です。日本酒やクラフトビールを作っている会社なのですが、ランチも営業しているのです。それが何ともおしゃれで美味しいお店なのです。
熊澤酒造さんは茅ケ崎市香川にも酒造工場を持っていて、そちらは「モキチトラットリア」と言って大人の雰囲気なレストランです。モキチフーズガーデンは茅ヶ崎駅北口から5分程度のところにあった精麦工場跡を改修してお店にしました。その精麦工場の建屋の大空間をそのままレストランにしてしまったので、天井の高い、清潔感のあるお店です。
大空間なので店内通路も広く、ベビーカーでランチをする若いお母さんにも人気です。酒蔵と聞くと日本酒をイメージしますが、このお店はカジュアルイタリアンなのです。また、香川にあるモキチトラットリアは、大人の雰囲気の少し高級志向のイタリアン料理のようです。
高級と言っても子供と一緒に行けるレストランがコンセプトとのことで家族連れには嬉しい情報です。こんなレストランがあることも魅力的です。
お店入口はハワイを感じさせます
お店入り口の看板?も雰囲気満載!
3,あの俳優も出身地!有名人の名前が付いた通りも魅力的
今まで紹介して歩いた道を「○○通り」と呼んできましたが、お気づきになりましたか。
最初に出てきた「雄三通り」はそのまま“加山雄三”さんのことです。茅ケ崎駅南口から海に向かうメインストリートになるのですが、スーパー、コンビニからおしゃれなカフェやかわいいポップなアイスクリーム屋さん、かっこいいサーフィンショップまで多種多様なお店が沢山あります。
なんとも手作り感満載な神社です。
桑田さんへの愛情を感じます。
海からの帰りに通った道が「サザン通り」でした。そのまま読んだ字のごとく、サザンオールスターズのことですね。駅の近くには「サザン神社」なるものがあります。民家の1階に作った簡素な神社?ですが、ファンの暖かいメッセージが伝わる神社です。確認が出来なかったのですが、恐らくサザンオールスターズの桑田さんの実家があるのかもしれません。
サザンというと、もう一つお話ししたい通りが「ラチエン通り」です。こちらはサザンの詩で「ラチエン通りのシスター」でも有名です。駅南口から距離はありますが、「昔の別荘地」という感じがします。古い商店や新しいカフェやパン屋さんなどが丁度良く混ざった落ち着いた街です。他にも「一中通り」「高砂通り」「鉄砲通り」など変わった名前のついた通りが沢山あります。おしゃれなお店も多いので天気の良い日は散策も楽しそうです。
古さと新しさが共存した街
やっぱり海まで坂が無い
茅ケ崎は芸能・文化人が多く輩出されています。先ほどのサザンオールスターズの桑田さんや加山雄三さん。アナウンサーの徳光和夫さんもお住まいです。また歴史をさかのぼれば江戸時代に大岡越前さん(若い人はわからないでしょうね)も茅ケ崎市出身です。
若手俳優に目を向けると、松坂桃李さんも茅ケ崎出身です。小学校は茅ケ崎市立東海岸小学校から茅ケ崎市立松浪小学校へ転校、茅ケ崎市立松浪中学校を卒業されています。東海岸なんて名前が素敵ですよね。中学校からバスケを初めたおかげでしょうか?高身長でかっこいいです。近所の公園で仮面ライダーごっことかしていたのでしょうか。
松坂さんが通った茅ケ崎市立東海岸小学校
野口さんが通った茅ケ崎市立浜須賀小学校
最近では宇宙飛行士の野口聡一さんも注目の人ではないでしょうか。
野口さんも茅ケ崎市立浜須賀小・中学を卒業しています。子供の時に遊んだ場所、宇宙に行きたいと思ったきっかけ。それからどのような道を歩んで宇宙に行ったのか?地球に帰ってきたら是非、地元に帰って来て頂いて後輩である茅ケ崎の子供たちに聞かせてあげて、夢を持たせてあげて欲しいと切に願っています。
4,ゆっくり刻む時間が魅力的
このように文化人やアーティストが多く生まれる、感性を豊かに育てる環境が茅ケ崎にはあると感じました。歩いて行ける範囲に海や田園風景。ちょっと足を延ばせば江ノ島や丹沢大山、箱根。そんな大自然の環境も影響しているでしょう。
小さい子供がいても入ることが出来るレストランやベビーカーでの移動手段のインフラも整っているのでお母さんにも余裕が感じ、市民が優しくふんわりしています。
そして一番感じたことは親子が手をつないで歩いている光景、年配のご夫婦が笑いながらスーパーで買い物をする光景をいっぱい目にしました。茅ケ崎という場所は東に江ノ島、西に箱根、北に丹沢大山という観光名所があります。江ノ島で遊んで帰る、通り過ぎて箱根に行ってしまうなど、ともすれば気に留められない地域にもなりかねません。
しかし、1日歩いてみると非常に話題性もある“隠れ家”的な地域だと感じてきました。1日では回り切れないほど、素晴らしい公園や施設、お店がいっぱいあります。とにかく子供を育てる環境、お年寄りも楽しく暮らせる環境が整っています。
よく耳にする待機児童ですが、茅ケ崎市は“ゼロ”です。ちゃんと子供を安心して預ける施設があります。お父さんもお母さんも安心して仕事が出来ます。
コロナ渦でリモートワークをされている方であれば、17時に街のチャイムが鳴ります。そこで仕事を切り上げて子供と一緒に手をつないで海に行きましょう。
そして週末は家族で洒落たレストランで食事を採ることも出来ます。こんな幸せな時間はなかなか築けません。本当にそう感じました。
茅ケ崎という街は「幸せ時間がいっぱい築ける街!」ということが最大の魅力でした。
この記事は、「フォトライター養成講座」を受講した方が書いたものです。
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