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寒暖差疲労になんか負けないぞ!


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:もちだみお(ライティング・ゼミ超通信コース)
 
 
眠れない。
昨夜も眠れなかった。そして、今日も眠れない。
眠れないから、朝起きるのがつらい。朝から体がだるくて、頭もぼんやりして重い。
頭痛薬を飲もうかな、と思ったが、頭が痛いわけではないしと、薬箱に伸ばしかけた手を引っ込める。
朝から食欲もないので、ヨーグルトドリンクだけ飲んで朝ごはんの代わりにする。これ、絶対体に悪いやつやん。
 
数日前の台風の頃も体がだるく頭が重かった。その時は「ああ、気圧のせいに違いない」と思っていたのだが、今日は秋晴れ。気圧のせいではない。
かといって、風邪の症状はないので、風邪を引いたわけではなさそうである。
今日は仕事は休みなのだが、以前から約束していたパンの試作会がある。ああ、でも辛いから延期してもらおうかな、と、LINEでメッセージを送ろうかと思ったが、頑張ればなんとかなる、と思い返して、行くことにした。
 
試作会の最中は、楽しく過ごしていたのだが、終わって一人になった途端、また調子の悪さがぶり返してきた。なんなんだろう、一体。
 
次の日の朝、重たい体を起こして、ぼーっとしながら何気なくつけたテレビの情報番組で、「寒暖差疲労」というものを取り上げていた。
「寒暖差疲労」? なにそれ? 初めて聞いた。寒暖差で体調が悪くなるのか?
 
そう、寒暖差で体調が悪くなるのである。これには自律神経が関係しているらしい。
 
人間は日中交感神経が働いて活動的になり、夜になると副交感神経が働いて休息モードに入る。体を動かしている日中は体温が変化しやすい。その体温を調整するのも交感神経の役割だ。
寒暖差が激しくなると当然体温の変化も起こりやすくなる。この体温調節のために交換神経が酷使され、交感神経と副交感神経のバランスが乱れる。その結果、自律神経が乱れ、イライラや肩こり、疲れと、体調が悪くなるのだ。冷え性にもなる。
体調が悪くなるだけではなく、この自律神経中枢が乱れると活性酸素が大量発生し、脳の神経細胞が錆びて、老化に繋がるらしい。こわいこわい。
 
そもそもこの自律神経というのは、体の中で最も老化しやすく、その機能は年齢とともにどんどん低下していく。そこで、日々のケアが必要なのだが、それには質の高い睡眠が大切なのだ。
 
しかし、自律神経が乱れると睡眠の質が落ちる。これでは、「鶏が先か、卵が先か」問題である。どうすればいいんだ?
 
寒暖差に関しては自然現象なので、私にはどうすることもできない。ということは、私ができるのは、いかに睡眠の質を上げる対策を打てるか、自律神経を整える方策を取ることができるかだ。
 
まず、睡眠の質を上げる方法である。
安眠できる下準備として、入浴は寝る1時間〜1.5時間前に済ませる。湯船に浸かっている時間は10分以内で湯温は40℃くらい。汗をかかない程度に浸かる。汗をかいてしまうと、せっかくリラックスして副交感神経が優位だったものが、体温調節のために交感神経優位になってしまうからだ。私は、ダイエットのために! と思って、42℃くら湯船に20分くらい浸かり、汗をダラダラかいて満足していた。これではダメだ。交感神経がめっちゃ働いてる。
 
寝室の室温は低めの24℃〜25℃。夏でもちゃんと長袖・長ズボンのパジャマを着て、冬用の布団を被る。すっぽりと布団に包まれる安心感で、よく眠れるらしい。私は、半袖・半ズボンのパジャマを愛用し、なんなら下着だけで、布団を被らず、バスタオルをお腹に巻いて、抱き枕を抱きしめて寝ている。これもダメだ。ちゃんとパジャマを着て、冬用の布団も出してこよう。
 
そして入眠時、もちろんスマホは見てはいけない。いろんな情報や刺激が入ってきて、脳がちっとも休まらない。良い睡眠のためには、脳をしっかりと休めることが重要なのだ。それからしっかりと腹式呼吸をする。鼻から息を吸って、口から吐く。この呼吸は、脳をクールダウンさせる効果があるらしい。スマホは消して、全集中の腹式呼吸をすることにしよう。
 
これで、睡眠の質は上がるはずである。
次に、できるだけ自律神経を整える生活をしよう。
 
首筋、手首、足首の、いわゆる「三つの首」を冷やさないようにする。そうすると血流が良くなることで、自律神経の負担を減らすことができる。
 
毎日同じ時間に起きて、カーテンを開けて日光を浴び、体内時計を整える。
朝食は、起きてから1時間以内に食べて、自律神経を目覚めさせるようにする。
 
鶏の胸肉には「イミダペプチド」というタンパク質が含まれ、これが自律神経の疲労を抑えるので、積極的に食べる。また、コーヒーにはポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」が含まれており、それが自律神経のサビを防ぐと言われている。一日四杯のコーヒーが良いらしい。但し、カフェインの影響で眠れなくなるので、夕食後は飲まないようにしたい。
 
この「自律神経を整えて安眠できる生活」の情報を得た私は、実践することにした。
ぬるめの風呂に入り、スマホは寝室に持ち込まず、ゆっくりと腹式呼吸をして長袖長ズボンのパジャマを着てしっかりと布団を被り、朝食は起きてから1時間以内に摂って、1日四杯程度のコーヒーをのみ、足首を温めるために靴下を履き、積極的に鶏胸肉を食べた。
まだこの生活を初めて5日目であるが、4日は熟睡することができた。効果はあるようだ。やったね!
 
これからも良い睡眠で自律神経を整えて、寒暖差疲労に負けない体を作るぞ!
 
 
 
 
***
 
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2021-09-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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