メディアグランプリ

ナノブロックに想う無限の可能性


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:島田惇史(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「レゴブロック買ってー」
 
子供の頃の話。
戦隊モノのロボットやプラモデル、レゴブロックが好きだった。何かを作ったり、それを変形させたり、合体させたりすることは、どれも男の子であれば通ってきた道であると想う。その中でもレゴブロックが大好きであった。
 
幼稚園から帰ってくると、レゴブロックの入っていた赤いボックスをガシャーっと広げ、思い思いのものを作ってみる。家を作ったり、車や飛行機を作ったり、アニメのヒーローを模して作ってみたりと様々なものを作った記憶がある。
 
茶の間に掘り炬燵があり、そこが自分の遊び場だった。子供にとって狭い空間は秘密基地感がいっぱいなので、炬燵の中で遊んでいた。作ったレゴブロックを並べて秘密基地ごっこをやっていた覚えもあるくらいだ。レゴブロックで遊んでいる時は時間も忘れて一日中遊んでいるくらい大好きだった。
 
また時としてやらかしてしまった経験もあった。
 
うちでは、茶の間でよく食事をしていたのであるがその時の出来事である。
 
「何か変な匂いがするけどなんだろ?」
 
茶の間に広がる変な匂い。ふと両親が炬燵を探索してみると、中から炬燵の熱で溶けたレゴブロックの亡骸が発見された。レゴブロックの小さいパーツを無くしたのに気づかず、無惨な姿になっていたといった悲しい思い出もある。その後もレゴブロックで遊ぶ日々は続いていたもののそれは幼稚園の卒園までであった。
 
小学校に上がる頃にはレゴブロックで遊ぶ機会はなくなっていた。
 
「もうこういうのは卒業しないとね」
と母から言われ、さよならした。
 
そして月日は経過し、大学生の頃の話。
夜24時間営業しているスーパーでの出来事。ふと懐かしいものが置いてあったが何か違う。
 
「ナノブロック?」
 
小さな袋には、かつて大ハマリしたレゴブロックが1センチにも満たないようなサイズ感で発売されていた。最小サイズが縦4mm、横4mm、高さ5mmという極小サイズで、その小さなブロックで楽器や動物などが作られている。サンプルでディスプレイされているナノブロックをみると昔の懐かしい記憶が蘇り、それを見ているだけでも楽しかった。
 
その中にグランドピアノのナノブロックがディスプレイされていた。
 
「これ、いいな。作りたい!」
 
即購入し、家に帰って作り始めた。帰り道の道中、早く作りたい気持ちと実際に作ってみてブロックがどれだけ小さいのかなと言った気持ちでいっぱいだった。すでに0時を過ぎていたが、眠気など吹っ飛ぶくらい楽しみであった。
 
いざ作ってみると、予想以上に楽しめるものであった。バラバラだった小さいブロックを積み重ねていくごとに段々完成していく過程が、とても楽しく、子供の頃にレゴブロックで車や飛行機を作っていた時に感じていた完成後の達成感や喜びが再び蘇ってきた。完成まであっという間にすすめてしまった。途中小さいパーツを無くしてしまい、その捜索に時間をついやしたものの、40分くらいで完成させる事ができた。
 
完成した作品をみて、思わず笑顔が止まらない。小さいブロックだからこそ、従来のレゴブロックでできなかった繊細な表現をすることができている。小さいブロックでしっかりピアノが再現できている事が嬉しかった。加えて完成したものも小さく、飾って愛でる楽しみもある。
 
その後も様々な種類のナノブロックを購入した。調べて分かった事であったが、種類が集めきれない程豊富であったことに驚いた。
 
例えば、ディズニーランドに販売されているナノブロック。ミッキーやドナルドがナノブロックで再現できるのだ。しかもハロウィンやクリスマスといったイベント限定モデルまでもが存在している。キャラクターだけでなく、シンデレラ城もあり、ライトアップできるモデルもあれば、なかなかの大きさのサイズのものもある。
 
ディズニーだけだはない。各地のイベント施設で限定販売されているのもある。ユニバーサル・スタジオジャパン、東京ソラマチ、海遊館などでも限定販売されているものがある。もし全種コンプリートを目指すと体がいくつあっても足りないほどだ。ポケモンやドラえもんなどのキャラクターものもナノブロック化されている。日本国内にとどまらず、海外の限定モデルも有ることもあとから知り、世界レベルで進出しているナノブロックの持つ魅了に圧倒した。
 
世界で販売出来るほどにナノブロックは作ることへの楽しみや、その後飾って楽しむことができる。そして説明書にはない自分で想像してまた新たな形を作ることができることに大きな魅力を感じる。新たな発見をする事はまるで、歴史的な新たなを発見できるような喜びに似ていると思う。
 
時として自分の作ったものが、思わず笑ってしまうほどの駄作になることもある。ただ時に他の人に評価されるようなものを作り出すことができる可能性に満ちあふれている。
 
コロナ禍で自粛している時間や、ちょっとした休息にナノブロックを作ってみるのはいかかであろうか。作製中も、完成後も喜びにあふれているであろう。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168


■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」

〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325



2021-09-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事