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「甘い」誘惑はイメージで乗り切れ!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:深谷百合子(ライティング・ライブ名古屋会場)
 
 
このところジリジリと体重が増加している。春からダイエットを始めて半年間、食生活を見直し、毎日のように食べていた甘いものを控えたことで、劇的な変化というほどではなかったけれど、数値は改善したし、顔まわりも幾分スッキリしたというのに、最近リバウンド気味である。
 
原因は自覚している。甘いものの誘惑だ。
 
ダイエット期間中は、食生活の改善を指導、サポートしてくれるサポーターへ、食べた物を毎日報告するシステムがあったから、「お菓子を食べた」という報告をしたくないがために、お付き合いで食べる以外は控えていたのだけれど、どうやら「食べない習慣」ができたわけではなかったようだ。
 
サポート期間が終わり、報告しなくてもよくなったら、途端に「食べたい欲望」が湧き出してきた。おまけに、記事を書くなど、アウトプットすることが多い時期と重なって、脳が甘いものを要求してくる。さらには、街中へ出かける仕事が増え、地下街を歩いていると誘惑だらけなのだ。
 
「あぁ、こんな所にこんなお店ができていたとは! これはちょっと買わねばなるまい」
「でもなぁ、せっかく甘いもの控えていたのに、ここで崩す?」
「毎日食べるわけじゃないし。ちょっとずつ食べれば大丈夫」
 
そんな自問自答を繰り返し、ついつい行列に並んで話題のお菓子を買って帰る。今日はひとつだけと思って口にするのに、一旦口にしたら最後。
「もうひとつ食べちゃおうかな」
「いやいや、ひとつって決めたんじゃないの?」
「うぅ、もうひとつ位食べたって大丈夫でしょ」
 
そんなせめぎ合いをしながら、気が付いたら完食していて、箱や包の裏にある「栄養成分表示」を見て、「こんなに炭水化物を摂取してしまった」と後悔する。あぁ、これを何とかしたい!
 
「分かっちゃいるけどやめられない」というのは、色々ある。でもやめることができたものもあった。
 
ダイエット期間中、なかなか思うように数字が改善しない時期があった。お菓子もやめているし、食生活も以前より改善したというのに、思うように数字が下がらなかった。
 
「今、週末は2日とも外食をしているでしょう? それを何とか1食でも減らせませんか?」とサポーターの方からご指導を頂く。
「週末くらいは食事づくりから解放されたいんですよね。時間が欲しいし、仕事が入っていると、夕方にはもう作る気がしなくて」と抵抗する私。
 
外食を減らしたらよいというのは分かっていた。それなりに気を付けて、品目が多くてバランスのよいメニューを選んではいたけれど、減らせるなら減らした方がよい。でも、時間をとられるのが嫌なのだ。その時間を、やりたい事や仕事をする時間に充てたい。
 
ある日、今日はどこに食べに行こうかと考えていて、ふと気が付いた。
「あれ? この迷っている時間って、何だかもったいなくない?」
そう思うと、どこに何を食べに行こうか考えている時間、お店まで移動する時間、外食している時間全てを合わせてみると、家で食事を作って、食べて、片づけるまでの時間と大して変わらない。むしろ家で作った方が、かかる時間は短かったり、「見たかった動画を見ながら」ということだってできそうだということに気づいた。
 
「それなら、夕方まで仕事が入っている日は外食にして、そうじゃなければ家で食べてもいいかも」と思えるようになって、外食の回数を減らすことができた。
 
「時間が欲しいから外食する」という、私の頭の中の方程式が崩れたのだ。
 
ならば、甘いものを欲する私の頭には、どんな方程式があるのだろう?
「疲れている時は甘いもの」
「文章を書いている時は甘いもの」
「食後には甘いもの」
 
「甘いもの」のところを何かに置き換えることができたらいいのに。運動? ちょっとハードルが高い。脳に刷り込ませようとしても、疲れている時に運動している具体的なイメージが湧いてこない。あんまりワクワクもしない。せいぜい、サツマイモとかお菓子じゃない甘いものにするか、ナッツ等に置き換える位しか思い浮かばない。
 
いっそのこと、甘いものを見ない、近づけない、手元に置かない方が手っ取り早いかもしれない。そんなわけで、お菓子を見ても素通りできる自分になる対策を実行中である。
 
以前心理学を習っていたときに、「解消したいと思っている行動をする自分」を「理想的な行動をしている自分」に置き換えるワークをやったことがある。その時は、取り立てて解消したいと思っている行動がなかった私は、「ふーん、そういうのがあるんだ」と思うだけで、あまり自分事としてとらえていなかったのだけれど、いよいよ使う時がやってきた。
 
地下街のお菓子売場、スーパーやコンビニのお菓子売場を通り過ぎるとき、つい立ち止って手に取ってしまう自分をイメージする。一方でお菓子売場を見向きもせずに颯爽と通り過ぎる理想の自分をイメージする。そして「シュッ」と声に出しながら、タブレット上でページをめくるように手をスライドして現状の自分から理想の自分のイメージへと入れ替えるのだ。これを何度も繰り返す。イメージが頭に刷り込まれるまで。
 
そして、実際にお菓子売場に来た時に「シュッ」とつぶやいて、手を動かし、通り過ぎる自分をイメージするのだ。すると、そのイメージ通りに動きたくなる。今のところ、高い確率で回避できている。「買ってはダメ」と言い聞かせるより、「買わない理想の自分」をイメージする方が何だか簡単である。
 
いつか「シュッ」なんてしなくても通り過ぎる自分でいられる頃には、今よりもスリムになった自分がいるだろう。そんなことを思いながら、今日も「シュッ」をやっている。
 
 
 
 
***
 
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2021-11-17 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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