メディアグランプリ

トイレに転がる私を救ったもの

thumbnail


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:Asski Miho(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
「どうしてこうなった」
 
私は心の中でそう、呟きました。トイレの床に横になりながら。
 
約2年前でしょうか、私はとあることにずっと悩まされてきました。
それは、慢性的なだるさ。
仕事をしている時も休みの日も、風邪をひいているわけではないのに何故かだるい。
休みの日はずっとベットに横になり、私、何をしているんだろう……、そう思い自己嫌悪に陥る事も多くありました。
仕事の日もなんとか出社できるものの、怠さをずっと感じ集中力は散々。
何か体に異常でもあるのかと思い病院に行くも、特に異常は無し。
ならば、栄養が足りていないだけか?といろんなサプリメントを飲んだり、漢方薬を飲んでみたり……。
睡眠時間をなるべく多く取るようにしたり。
食事の栄養バランスを気をつけたり。
鍼灸院で針を打ってもらったり。
お灸を据えてもらったり。
となんだか色んなことを試しました。
 
そんなふうに色々試してみて一時的に良くはなるものの、体が慣れてしまうのかすぐに元のだるい自分に元通り。
なんでだろう、もうそんなものなのかな、と日々過ごしていたとある冬の日。
私は仕事中、あまりのだるさと寒さに謎の行動を起こしました。
 
何故か会社のトイレに行き、あろうことかトイレの床でベタっと横になってしまったのです。(今から振り返ると恐ろしい……! 早く保健室に行ってくれ!)
 
なんでこうなった……どうにかしたーい!!
そう思った私にとある転機が訪れます。
 
 「なんだか慢性的にだるいんですけど、なんでですかねえ? 病院に行っても特に異常はなさそうなんですけど……」
まだ諦めていなかった私は、インターネットで探して評判の良さげな整体師さんのところへ行ってそう相談しました。
「あー、冷えですね、あさきさん、すごい冷えていますよ」
私の足を見ながらそう話す整体師さん。
その整体師さんは冷えをとっても危険視していて、「冷え性」という名前だから皆舐めてかかるけど、冷えを漢字の画数の多いすっごい怖そうな名前に変えるべきとまで言っていました。
 
そして私にとあるものを紹介してくれました。それが私の転機となるものとの出会いでした。
 
「足湯、やったらいいですよ」
「……足湯???」
 
なんでも冷えにとっても良く効くのが足湯なようで、私以外の人というか来た人全員に年がら年中紹介しているくらいの推しっぷり。
 
「そんな推すけど、効くのかなあ……っていうか超めんどくさ!!! お湯張ったバケツなんてめちゃくちゃ重いし、すぐ冷めるし、部屋でお湯こぼしたりしたら超めんどいじゃん!!!」
そんな私の絶対足湯やりませ〜ん! と言った心の中の声を知ってか知らずか、
「お風呂を溜める時に湯船にシリコンバケツとシャワーヘッドを突っ込んで、お湯を溜めながら足湯をするとそんなに面倒じゃないし、お湯も冷めないしいいですよ」
と簡単にできる方法までレクチャーしてくれました。
そんな絶対足湯させたいマンの整体師さんの気迫に押された私は、近くのお店で1000円くらいのシリコンバケツを買い、半信半疑ながらも足湯を始めてみました。
 
めんどくさいなーと思いながらも、言われた通りに湯船にバケツを突っ込み、シャワーでお湯を溜める。
バケツからお湯が溢れてきたら、そのまま足を突っ込みお湯を溜めながら足湯をする。
湯船が満杯になったら、足湯を終了し、全身浴をする。
そんな流れで足湯と全身浴をしていきました。
 
「意外と面倒じゃない。そして、めっちゃあったか〜い。というか暑い」
 
真冬で暖房のつかないお風呂なのに、真夏の炎天下にいるが如く汗をたらたらと流しました。
冬なのにこんなに暖まったのは初めてかも……!
そんな感覚に病みつきになり、これはあの整体師さんを信じて毎日やってみよう、私はそう決意しました。
 
そして足湯ライフを始めて1週間くらいで変化に気づきます。
 
「あれ、最近だるくない……? むしろ元気かもしれない」
 
足湯を始めてすぐの変化に驚き、嬉しくなりました。
が、すぐに不安が襲ってきました。
「と言っても、少ししたら他の方法のようにまた元のだるい自分に戻ってしまうかもしれない……」
しかし、続けていくうちにどんどん体調が良くなっていくのを感じ、不安はいつの間にか消えていきました。
 
そして、2年経った今でも、足湯を続けています。
 
昔、トイレで横になっていたのが笑えるくらいに今はだいぶ元気に精力的に動けるようになりました。また、2年前に比べて寒さに強くなったり、冬に寒さで気分が落ち込みがちになることもだいぶ減ったりと、自分にとってとても良い変化が沢山ありました。
足湯があまりにも自分にはあっていたので、足湯が自分の人生を変えたものランキングの上位に食い込んでくるくらいです。
もし、足湯に出会っていなければ今年の冬もトイレの床で転がっていたかもしれません……笑。
 
 
そんな私を大きく変えてくれた足湯。
人によって合う、合わないはあると思いますが、足湯について興味を持ってもらう、そんなきっかけになると嬉しいです。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168


■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」

〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325



2021-12-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事