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メディアグランプリ

ペンはイライラを消し、気づきに変わる。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:古山有則(ライティング・ゼミ10月コース)
 
 
「え、どういうこと……?」
 
いつものように、カフェで本を読んでいると、不思議な光景が広がっていました。
田舎のカフェなのに、行列ができているんです。
時刻は朝7時30分。いつもなら、空いているはずの店内。
 
「あれ、今日何かイベントでもあったかな?」
 
そんなことを考えながら、行列を見ていると、すぐに原因がわかりました。
 
「トッピングをどうしようかな、えーと、何がありますか? シナモンと……あとは……」
 
行列の原因は、50代くらいの女性が、レジで注文と談笑をしていたのです。15メートル離れている僕まで詳細が聞こえてくる声の大きさで。
 
はじめのうちは、僕も「色々な人がいるなぁ」くらいに思っていましたが、列が進みません。
女性の注文が終わらないからです。
少なくても、僕が気づいてから5 分は経過しています。
ということは、トータルで10分くらいは経っているのではないでしょうか。
 
僕は心の中で、こんなことを考えました。
 
「後ろに列が6人から11人に増えても、変わらずに、お構いなしでレジを独占していて、すごいな……」
 
そう思った瞬間、女性は僕を見ました。
見た瞬間、イノシシのように最短距離で、僕に向かっています。
 
「え、え、え、何……」
 
とびっくりしていると、僕の隣の席に座ったのです。
恐怖を感じながらも、ホッとして、僕は視線を本に向けて、読書を再開しようとしました。
すると、横から言葉が聞こえてくるんです。
 
「わぁ、幸せ」
「あれ、シナモン多めって頼んだのに、少ししか入ってないじゃない」
「すいませーん! 店員さん、シナモン多めと頼んだんですけど……」
 
レジで注文をしている人がいるのに、お構いなしに。
さらに続きます。
 
「よーし、味はどう変わるかなー?」
「やっぱり美味しいわね」
「んーん、何か足りないんだよなぁ」
「あ、すいませーん! 店員さん、はちみつを少しだけ、かけてもらうことはできますか」
 
気づいたら、僕の目も耳も、その女性に釘付けになっていました。
三度の飯より読書が好きな僕ですが、その女性が、次にどんな言葉を話すのか、どんなリアクションをするのか、ものすごく気になっているのです。
 
気づいたら、心の中で「僕にも話しかけてくれないかな?」と思っていました。
話しかけてくれるとしたら、きっと、面白い切り口なんだろうな……なんて思いながら、楽しみ半分、ドキドキ半分で横の席に座りながら、妄想が膨らんでいました。
 
こう思えるようになったのは、ブログやSNSなどで通じて、書く習慣がついたからです。
毎日、何かしらの媒体で僕は、文章を書いています。
習慣的に、文章を書くようになると、書くネタ(素材)を探すようになりました。
 
過去に、僕はバンジージャンプ、スカイダイビングなどを経験しました。
しかし、この体験談を書くのは、そこまで難しくありません。
なぜなら、ネタ(素材)がいいからです。
バンジージャンプやスカイダイビングなどは、そもそも経験をした人がそこまで多くないので、事実や心境をそのまま書くことで、読者に興味を持ってもらえます。
 
しかし、普段から、そこまでぶっ飛んだことは、起きません。
文章を習慣的に書いていくには、むしろ、何もない日常をどのような切り口で、どのように書いて、読者に興味を持ってもらうかが大切です。
このように考えると、少しでも変わった出来事があれば、ネタをゲットしたと思えます。
そのような発想で物事を捉えられるようになりました。
 
今回のカフェの出来事も、文章を書いていない過去の僕だったら、「本読めないじゃん」
「なんで他の席空いているのに、横にくるの?」などと、モヤモヤしていたと思います。
文章を書いていることで、イライラどころか、ワクワクしている僕がいました。
むしろ、困難やピンチは、絶好の素材だ、と思っているくらいです。
 
カフェの出来事は、他にも僕に大きな気づきを与えてくれました。
僕は、カフェで出会った女性に対して「すごい」と思いました。
けど、その「すごい」という感情を深掘りしたところ、「すごい」は「羨ましい」に変化したのです。
自分と向き合ってみると、こんなことを思い出しました。
以前、カフェで注文した商品とは違う商品を出されたときに、
 
「あれ、僕の注文した商品これではないんですけど」
と言えなかったんです。
遠慮をしてしまう自分が嫌いでした。
本当は、自分の気持ちを主張したかったんです。
カフェで出会った女性は、きちんと自分の意見を主張していました、その女性の考え方や思考を10%でも取り入れることができれば、心が今よりも格段と軽くなるんだろうなと思いました。
これは、文章を書いていなかったら、気づけなかった感情です。
書くことで、どんなイライラもなくなり、それどころか気づきに変わるのです。
 
 
 
 
***
 
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2022-01-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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