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ド文系の私がロケット教室を始める理由


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:J子(ライティング・ゼミ福岡会場)
 
 
「ロケット飛ばすから福岡大学に来てみない?」
 
最近知り合ったフリースクールを運営している新里さんからの一言。
この言葉がロケット教室を始める最初の1歩となる。
 
私自身、高校の苦手科目は数学と物理。大学は商学部という筋金入りの文系だ。
正直ロケットにはあまり興味がなかったが、
福岡大学は母校でもあるし、5歳の娘ももしかしたら興味をもってくれるかもしれない。
軽い気持ちで行ってみることにした。
 
ロケットってどんなロケットなんだろう。ペットボトルのロケットなのかな?
想像がつかなかった。
 
ロケット教室当日。
ロケットの構造や打ち上げを教えてくれたのは、
福岡大学工学部化学システム工学科の教授の松隈先生という方だった。
私は福岡大学出身だが、初めて聞いた学部だった。
 
松隈先生は新里さんが運営するフリースクールの理科実験担当をされていた。
今回はフリースクールの小学生の子供達を対象にロケットを飛ばすということだった。
 
「このロケットは紙で作られているけど、約2秒で上空50メートルまで到達します」
 
「紙のロケットの構造はほぼ本物のロケットと同じ構造です」
 
2秒で上空50メートルまで行くの!?
本物とほぼ同じ構造なのか!?
 
ロケットに興味がなかった私でさえ胸が高鳴った。
見てみたい。単純にそう思った。
 
大学のグラウンドに移動し、紙のロケットの機体にエンジンと呼ばれる火薬をいれて発射台に装着。ロケットに発射スイッチの電線をつけ準備は完了だ。
 
「みんな離れて!」
 
いよいよ打ち上げだ。
 
カウントダウンが始まる。
 
「3・2・1 ゴー!」
 
あっという間にロケットは空高く飛び、パラシュートが開いた。
発射したロケットをみた子供たち大人から歓声があがる。
歓声と同時に子供たちは落ちてくるパラシュートをキャッチしようと猛ダッシュ。
 
いつの間にか私もパラシュートを追っていた。
 
私もボタンを押してみたい。
 
単純に好奇心が沸いた。
 
幼稚園児の娘にもロケット打ち上げを体験させたい。
だけど、うちから福岡大学までは片道50分。遠い。
それにド文系の私がこんな精巧なロケット作れるはずがない。
 
どうせ無理だな。
 
また何かの機会があったらロケット教室に参加しようと思いロケット教室は終了した。
 
ロケットの教室が終わった後松隈先生と話す機会があった。
何かフリースクールの子供たちに役にたつ情報があればいいなと思い、
ふと私が大好きな梺ベースというカフェを紹介した。
 
「松隈先生、よかったら梺ベースというカフェに来ませんか。梺ベースは自然に囲まれて、とても癒される場所です。コーヒーも美味しいです。カフェから歩いて30秒のところには、ポニーやうさぎ、やぎがいる広場があってフリースクールの子供たちは動物に触れ合えます」
 
この一言がロケット教室をぐっと近づける火薬になった。
 
ロケット教室の翌日。
早速梺ベースのオーナーのななちゃんにロケット教室のこと、松隈先生のことを話した。
 
ななちゃんは、
「へぇ、ロケット教室かぁ。面白いね!
カフェのすぐ隣にある動物広場でロケット打ち上げてくれたら面白いよね」
 
と話に花が咲いた。
 
ロケット教室の2日後、松隈先生から連絡があった。
「明日、梺ベース遊びに行きます」
 
え!? 松隈先生本当に来てくださるんですか!?
 
偶然にも松隈先生の趣味がカフェ巡りだったのだ。
 
ロケットの教室から3日後、松隈先生は本当に梺ベースに来てくださった。
早速オーナーのななちゃんと一緒にカフェや動物広場を案内した。
 
すると松隈先生が、
「これだけ広い場所があれば、ロケット打ち上げるにはちょうどいいのになぁ。ロケットを打ち上げる時は広い場所が必要でしてね。ただ中々見つからないんです。火薬使ったりするので、公園や運動場などでは中々許可がおりにくいんですよ」
 
ななちゃんはすかさず松隈先生に提案した。
「松隈先生、ここでロケット教室しませんか」
 
松隈先生
「いいですよ」
 
せ、先生いいのですか?
なんということだろうか。
ロケット教室に参加して3日後に大好きな梺ベースのカフェの隣の動物広場でロケット
教室をやることが決定してしまったのだ。
 
私の妄想は現実になった。
 
実は梺ベースは娘の幼稚園から徒歩10秒の場所にある。
ちょうど幼稚園が終わる時間帯で駐車場には多くのお母さん達が集まっていた。
 
「ねえねえ!みんな!ロケットの教室が梺ベースであるよ!」
ロケットの教室開催が決まったことがあまりに嬉しすぎて、手あたり次第お母さん達に
声をかけまくった。
 
幼稚園のお母さん達は、
「ん?ロケット教室って何?」
最初は頭にはてなのマークをつけているお母さん達でいっぱいだったが、
その後詳しく説明すると、ほとんどのお母さんが参加したいと言ってくれた。
 
あっという間に定員の16人が集まってしまった。
 
ふと気づいた。
 
私ロケット作れるの?
果たしてロケットの教室は成功するのか!?
 
 
 
 
***
 
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2022-03-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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