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メディアグランプリ

「生きているって奇跡の積み重ね」


202*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:本重 真由美(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
「人生って、ほんのちょっとの掛け違え」
なんて軽々しく口にしたりしていたけど、
“生かされている“
と、今回ばかりは思わされた。
 
ここは徳島県の山間地区の神山町という町。
町役場から町おこし協力隊のお仕事を委託されて約9ヶ月。
素晴らしい自然と、面倒見の良い人たちに囲まれて、美味しい野菜を食べながら、自分らしく毎日を過ごしている。
 
5日前のこと。
いつものコワーキングスペースから遅い昼食を食べるために家に戻ろうと、町の唯一の国道を車で走る。
前には函館ナンバーの車。
おおぉ、ここまで車で来たんか?!
東京からここまで8時間。いったい何日かけてここまで来たのだろう。
などと思いながら走っていると、急にスピードダウンして停止?!
おいおい、この後に及んでハザードランプ。遅いぜよ!
しかもこんな道の真ん中で、せめてもうちょっと端に寄ろうよ!
などと心の中で毒ついていた次の瞬間。
 
ドーン!!! パラパラ……
 
物凄い音と同時に後部ガラスが割れて背後に降ってきた。
 
な、な、何事?!
と思いながらも、どこか冷静な自分がいて、取り敢えず車を端に寄せ、通行の邪魔にならないように停車。前の函館ナンバーも罪を感じてか、今更ながら端に寄せて降りてきた。
「すごい音だったけど、大丈夫?」
いやいや、大丈夫なはずはない。
ご覧の通り、粉々の後部ガラス。
破壊されたランプと後ろから押されて捲れ上がったドア。
Oh my god!
 
確かに、20年物で頂き物のあなたを買い替えたいなぁ〜と、
この何日か中古車販売サイトを見ていました。
はい、確かに見ていました。
でも、今あなたにいなくなられては困るのです。
 
反対車線に、破壊したその正体が。
2tトラック。
砂や石を積んでいて、××建工と書いてある。
30代後半くらいの、ちょっと髪の茶色いお兄さんが携帯で電話している。
おお、あなたなのね、あなたですか⁈
でも、不思議と腹は立たない。
正直、どんな感情をもったら良いのやら、よくわからない。
 
事故に遭った時って、どうするんだっけ?
警察に連絡?保険会社にも?
あ、なんだかんだと先延ばしにしていて、入ってない、保険(汗)
とりあえず、この状況誰かに連絡しといた方が良いのか?
 
頭の中で色んな事がクルクルしていると、
「大丈夫?!?!」と丁度通りかかった町役場の産業観光課の2人。
すると、今度は町長さんがやってきて、
「いやー、偶然通ったら君の車だったから」
「あー。はー。すみません。」
と、よくわからない挨拶?をしていると次から次へと知り合いが。
5,000人の町のほぼ中心地。知り合いもそりゃたくさん通る。
 
何を謝っているかわからないけど、とりあえず心配してくれてありがとうの意も含めて、「すみません」を繰り返す。
すると、目の前で事故が起きたお家のおばちゃんが、
「あんた取り敢えず、急いで病院に行き。救急車、呼んじゃるけん」
「そうやそうや」の声に救急車に乗って、30分離れた整形外科へ。
みんな優しい。
 
簡単な診察と検査の結果、
「骨には異常はないし、軽症やけん」と。
 
道すがら、迎えに来てくれた知人から、事故のその後の事を色々聞いた。
事故直後は何も考えなかったけど、というより考えられなかったけど、今思い起こせば最悪の事態をいくつも回避していたのだと気づく。
 
今回、トラックが右にハンドルを切った上に、そのタイミングがきっと絶妙だったおかげで、私の車は、かろうじて前に停まっていた函館ナンバーに追突せずに済んだ。
もし正面から追突されていたら、軽自動車諸共前の車と挟まれペシャンコになっていただろう。
もし、対向車がいたら?
事故現場の道路沿いの家の縁側で、井戸端会議をしていたおじさん達4人を巻き込んでいたら?
ちょっと「何か」が違っただけで大惨事が起きていた。
 
見るも無残な後ろ姿の車を預けた修理工場でも、この車の状況でよくぞご無事で!とビックリされた。
「たまたま」がいくつも重なって、今、多少首から両肩にかけて痛みはあるものの、このようにパソコンに向かって文章を書いている。
 
どちらかと言うと、なんでも軽く考えがちな自分。
「あのさ、いつも良い方ばかりに転ぶとは限らないんだよ」と、今回ばかりは娘にも釘を刺されたが、今回は自分でコントロールできるところはなかったぞ娘。
そう言う意味でも運を天に任せた結果、生かしてもらったと感じてしまう。
 
空から見ている神様仏様が、ちょっと息を吹きかけたり、指で何かを止めたり動かしたり。そう言うことを信じる方ではないけど、なんだかそんなことがあってもおかしくはないような気分にされた出来事だった。
 
さて、生かされたこの命。
どんな風に使っていこうか。
いっそ、これまで以上にファンキーに生きてやれ!
 
 
 
 
***
 
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2022-03-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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