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寝ている内に夢が叶う法則

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:多田 充(ライティング・ライブ東京会場)
 
 
「潜在意識ってすごいな。本当に大学に合格できた」潜在意識の法則について半信半疑であった私はとにかく大学合格した。
私が潜在意識の法則を試してみたのは、自分が大学受験をした時である。中学受験は見事不合格となり、高校受験も失敗した。そのため、大学受験だけは自分が行きたい大学に入りたかった。大学の合格者体験記の本を探している時にある一冊の本が目に飛び込んだ。そこに書いたあった方法が私にとって幸運をもたらした。
「就寝する前に目を閉じ、リラックスし、自分が実現したい姿を思い浮かべ、繰り返し、視覚化し、実現した時の音や声を聴き、感情移入し、実現していることを体感する」
ということが書いてあった。最初読んだ時は信じがたい話だと思ったが、合格できそうな事はなんでもしようと考え、藁をもすがる気持ちで実践してみた。そうすると、ナント大学試験に合格できたのだ。実際、自分で勉強もし、神にも仏にもすがっていたので、何が本当に実現に絡んでいたかは分からない。でも、合格は事実であった。
 
「潜在意識で思い描いていたことが、本当に実現した。イギリスに住めるなんて! あなたから潜在意識を使う方法を聞いた時、本当? って思ったけど、試してみて良かった」妻は嬉しそうに私に言って信じられないような顔をしている。
「いや、この転勤は本当に君がイギリスに行きたいと思っていたから実現したんだ。まさか僕がイギリスに転勤になるなんて思ってもみなかった」潜在意識の力は凄すぎると私は思った。
 
私の会社のヨーロッパ拠点は当時オランダにあった。しばらくして、会社が合併し、拠点がイギリスに移った。私はアメリカに興味があり、英語を勉強し、会社の試験を受けて、アメリカ駐在の希望を出していたら、イギリスに転勤することになったのだ。妻は以前よりイギリスに住みたいと言っていた。私は全くイギリスに住みたいと思わなかったし、一度もイギリスに住むことを考えたことはなかった。潜在意識で妻がイギリスに住みたいと考えていたら、旦那の会社の拠点が勝手にイギリスに移転し、私がイギリス転勤になったのだ。こんな摩訶不思議な事ってあるか。普通、あり得ないだろう。
 
他にもエピソードがある。未だ、私が30歳前半で、子供が生まれ、経済的にかなり厳しい時期があった。安いスーパーで食材を購入し、少しでも安いものを買い求めていた。そんな時、「天使のくれた時間」という映画を見た。その主人公は投資銀行に勤める社長で、ホテルに住んでいた。私もそんな生活をしてみたいと思った。そうすると、全く予想もしない形で、ホテル住まいをすることになった。
「辞令です。インドに駐在です」上司から電話があった。
「はい、判りました。インドに赴任致します」私はかなりびっくりした。まさかインド転勤になるとは。インドなんて、ほとんど知らない国である。大した予備知識も無いままに、現地に行ってみた。
「インドは良いマンションでも、オフィスでも雨漏りしたりして、質が悪く、空気も水も汚れているので、このホテルに住んでいる」前任者が説明してくれた。その結果、私も同じホテルに前任者が去った後に住むことになった。他の国に赴任していたら、あり得ない住宅のチョイスである。
 
インドに住み始めると、仕事も生活もかなり過酷であった。そのため、インド赴任が終わる頃にはインドが好きになり、「インドに来て良かった」と思えることを寝る前に視覚化した。実際、インドの任期が切れる直前の大きな会議の後の休憩時間に、社員の一人が自発的に周囲の者を集め、
「今まで、一人ずつ学んだことを感謝の言葉として伝えよう」と私に言ってくれ、一人一人がどういうアドバイスで成長でき、今の自分があるというメッセージを各自の体験を交えて私に語ってくれた。「あとインドに何年働いても良い」と思うほど、インドを離れたくない気持ちになった。
 
天狼院のこの執筆体験もそうである。昔から、書いてみたいと思っていた。しかし、書くチャンスは無かった。というより、本当に書いてみようとは思わなかったのである。社会人になり、ある程度、気持ちに余裕ができて、50歳ぐらいには書いてみたいと漠然と考えていた時期があった。そのイメージをたまに思い出すことがあった。今はたまたま、日本に帰国し、週末に自分の時間を持て余すことがあった。妻が天狼院という面白い本屋があるよ、って言ってくれて、ホームページで見たら、ライティング・ゼミがあるというので、直ぐに申し込んでみた。今まで、一度も書いたことがなかったのに、1月から書き始めている。私の今の年齢はぴったり50歳である。
 
2022年北京オリンピックのフィギュアスケートで銀メダルをとった鍵山優真選手は試合前に成功する姿を思い描き、最高の成績を残した。これも潜在意識に働きかけたのではないかと思う。
 
寝る前に思い描くだけなので、そんな難しい行為ではない。なりたい姿を思い浮かべ、潜在意識に働きかけるだけである。自己啓発の本には、同じようなことを主張している本が沢山ある。自分の経験からも、この法則は有り得るものだと信じている。今はもっとワクワクすることを寝る前に思い描いている。いつ次のことが実現できるか、楽しみになりながら、今日も眠ろう。起きている間は顕在意識が働き、寝ている時も潜在意識が働く。24時間意識が働いても疲れないので、超お得かも。しかも、ノーリスクで費用はゼロ。
 
 
 
 
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2022-04-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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