メディアグランプリ

パーソナルトレーナーが文章の筋トレをはじめてみる


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:道上 香織(ライティング・ゼミ4月コース)
 
 
「3ヶ月間続けてみてください。人間の細胞、中でも筋肉は2-3ヶ月で入れ替わります。続けることで、新しい細胞に入れ替わった時にあなたの筋肉の質が変わっているのです」
 
上記はトレーニングをはじめたい方に筋トレのメリットを説明する時に使うフレーズだ。
一年のうち200日くらいはこのフレーズを使っている、だから知っている。
続ければそれが習慣的にできるようになって、変わっていくことを、誰よりも知っている。
なのに……。
 
自分のこととなったらからっきし
 
身体使う仕事をしているから脳みそがカチコチの筋肉って言うわけでもなく、S N Sは一通りやっている。
ブログは自身のH P内で書いている、そしてまさかのnoteもやっている。
他の方の記事を読むのが好き、書籍を何冊も出している先輩のブログはジェットコースターみたいで面白い(あ、でも本物のジェットコースターはお尻がきゅっとするから好きじゃないですが)し、ライティングゼミの卒業生で、もうなんか特待生みたいな待遇で書いている友人の記事を読んでは、絶賛の拍手を送っている。
 
「ああ、わたしもこんなにおもしろくて、他の人の興味をそそる文章を書いてみたい」
と文章力向上の思いがむくむくと膨らんで来たので、とりあえず書いてようと2019年12月から2020年3月まで100日続けてみるというのをやってみた。
3ヶ月の法則を知っていたから、でもイースト菌のことはこの時のわたしはまだ知らなかった。
 
そして、結果としては
・100日間毎日はできなかった
・途中から書くことがプレッシャーになってしまった
・文章の不時着感が半端ない
・全く「いいね」がつかない
・そもそも書く目的がわからなくなってしまった
そうすると、noteやブログから暫し遠ざかり、ブログはお知らせ的な無機質な文章を綴ることとなり、なぜか達成感よりも虚脱感の方が強くなっていった。
 
おや、これは一念発起して買った腹筋マシーンが1週間は使われたけれど、1ヶ月後には洋服かけとなり、部屋の隅に置き去りにされたり、YouTubeとかを見て筋トレを自己流でやってみたものの結果が出なくて、すぐやめちゃったんですよーと言っている人のパターンと同じではないか!
 
自分で追い込みをかけてみたものの、身体とは違う。
書きたいのに、書けない悶々とした日々が続く。
 
 
餅は餅屋で「不思議な本屋さんとの出会い」
 
わたしのトレーニングスタジオはビーチまで1分、江ノ島島内まではダッシュで5分。海に近い環境で考え事をするのは、走りながらだったり、海の上をプカプカ浮いている時だったり。
身体を動かしていると血流も良くなるから、脳みそも働いていろんなことが閃いたりする。
今日も今日とてランニングをしながら瞑想タイム。
海沿いのランニングコースは観光客向けのお店が多いが、その中で異彩を放っているのが2020年にできた「天狼院書店」。
名前が怖い。天の狼ですよ。
なんでこの名前になったかはまだ調べたことがなかったので、この記事を書いたらちゃんと調べてみよう。
実はこの界隈に本屋さんはない。その昔、電車道の商店街にあった本屋さんはいつの間にか無くなったり、コンビニになってしまったり。
ウェブサイトでポチッとすれば買える時代ではあるが、本を手にとってパラパラとめくって中身を見てから買いたいし、空間とか静けさとか匂いとか好きな人って多いと思う。わたしもそのひとり。
でも図書館はなんか違う、静かすぎて寝ちゃう。
 
で、2年前の2020年に待ちに待った本屋さんができた!
わーい! わーい! と小躍りで向かった。
そしたら、思っていた本屋さんと全然違う!
 
自前の書籍の推しが強い。
品揃えが少ない。
 
でも、カフェも併設していて、天井が高いし書籍とドリンク両方の購入で屋上にも開放してくれる。
江ノ島の海風を感じながら、静かな空間で仕事ができる。
一人で悶々と書けない、書けないとパソコンに向かっているより、少しの音と他の誰かがいる安心感。
なんて居心地が良いのだろう。
息抜きがてら、通うようになった。
だからと言って、文章力が上がるわけはない。
 
そしてこの書店、色々とイベントをやっているようで、入店すると色々なチラシが置いてある。
その中で気になるものを発見。
「ライティング・ゼミ 人生を変える文章教室」
人生が変わるとは、ちょっと怖いけど、受けてみたい。
でも残念ながら、レッスンのある日が受講日になっているので、日程が合わない。
この講座、もう数千人の方が受けていると言う人気ゼミ、きっと私とマッチする日が来るだろう。
 
そして、2022年のとある日。
いつものように気分転換がてらパソコンを持って書店に向かい、店頭のチラシを手に取ると「4月開講」の文字。
ドキドキしながら日程を見てみると……、レッスン日と重ならない!
もう、迷うことなく即時申し込み。その時に持って行った仕事は手に付かず、この夏に人生が変わっている自分の妄想が始まった。
 
私の周りには色々なプロがいる。
料理研究家兼ベストセラー作家、カラーをしない爪職人、ライフオーガナイザー、靴職人兼ウォーキング講師、大学教授兼カフェ店主その他にもたくさん。兼務している方も多い。
困ったことがあれば手を差し伸べてくれたり、助けてくれたりする。
だから、私は自分でできないって思ったことはまず、周りのプロに相談する。
今回も同様、プロに委ねることにする。
餅は餅屋で。
 
 
門を叩いた、さぁ始まるぞ。
2022年4月6日水曜日19時、第一講、開講。
扉は開かれた。
キーワードはコンテンツ化とイースト菌。
あとは続けること、4ヶ月続けることで変わるって誰よりも知っているから。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-04-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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