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メディアグランプリ

Love♡オーガニックコットン


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ふぅこ(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
ピピピピッ
あと1分。
 
ピピピピッ
あと1分で起きる・・・。
 
ピピピピッ
うぉー!起きられない!ていうか、布団から出られないー!
 
毎朝、布団から出るのにかなりの時間、自分と格闘しなければならない。
理由は簡単、「お布団の中が、好きだから♡」
 
私がオーガニックコットンにハマって、かれこれ10年以上経つ。
きっかけは、生理痛からの生還だった。職場で意識を失うほどの生理痛に苦しんでいた当時の私は、自然療法により見事な脱・生理痛を果たした。何をしたかというと、食べるものを厳選するという食事療法。これをきっかけに、口に入れるものを意識するようになり、キッチンの棚や冷蔵庫の中にあった化学調味料やカップラーメンなどを全てゴミ箱に捨て、オーガニックの食品や、いわゆる体に良いものを中心に食べるようになっていった。
 
すると不思議なもので、日常生活で体に良いものの情報が次々と目に入って来るようになった。そしてある日、高島屋をふらふらしていた時に、オーガニックコットンの製品を取り扱うお店に出くわした。お花に誘われるハチのように、すぃーっと引き寄せられて店に入った。陳列されているものは、全てオーガニックコットンの製品。靴下、パジャマ、下着、Tシャツ、ベビーグッズなどなど。
私はふと、棚に置かれていたタオルをなでなでした。
!!
思わず背筋が伸び、目が全開した。
「なんだこれ!」
“世界のなんだこれ!?ミステリー”のナレーターの声が頭にこだました。“柔らかいタオル”とか、“手触りの良いタオル”の域を脱していた。気づくとずっとタオルをなでなでしていた。
 
「そちら、手触り気持ちいいですよねぇ」と店員さんが笑顔で近づいて来た。
「「そんなに触られたら商品が汚れますので、おやめ下さい!!」という心の声を隠し、優しく客に接するプロはすごい」と思いながら「気持ちいいですねぇ」と、なでなでを続けた。
 
「こちらの方がもっと手触りいいですよ」と、店員さんは隣のタオルを紹介してくれた。
なでなでし続けていた手を隣に移した。
!!!
驚愕! 驚きのあまり、なでなでのスピードが加速してしまった。「す、すごいですね」
「はい。こちらスーピマコットンで、繊維一本の長さが35mm以上のものになります」
 
ここでちょっと解説すると、「スーピマ」とは「Superior Pima(高級ピマ)」を略したもので、「ピマ」はアメリカ綿とエジプト綿の異種交配によって作られた、長い繊維のコットン品種のこと。ピマ種の中でも、さらに言えばコットン品種全体の中でも最高級の綿が“スーピマコットン”。そして、繊維一本の長さが長いほど、ふわっふわになる。
 
しかし、その長さに比例してお値段も高くなり、私の手のなでなでスピードが加速したタオルは、ウォッシュタオル(約340×400mm)でなんと880円。フェイスタオル(約340×900mm)になると1,650円! 西友で1枚300円ほどのウォッシュタオルを使っていた私はつい「これは1枚の値段ですか?」と聞いてしまった。もちろん1枚の値段だった。
 
私にとっては未知の値段のタオルだが、この感触を知ってしまった私はどうしても1枚家に連れ帰りたかった。お財布と相談して、一番初めになでなでした715円の子を連れて帰った。使い始めたら、もう他のタオルは使えない。月に1枚ずつ買い足していった。
 
オーガニックコットンのタオルに衝撃を受けた私は、ネットで色々な商品を見ていた。そして見つけてしまった。のちに私を布団から出られなくさせる“オーガニックコットンタオルケット”と“オーガニックコットンシーツ”を。ボーナスが出た後、表示されている値段に震えながらもポチってしまった。
 
数日後、荷物が届いた。一度軽く洗ってから使い始めた。丁寧に“オーガニックコットンシーツ”を敷き、“オーガニックコットンタオルケット”を重ね、布団を重ねた。ワクワクしながらゆっくりと足を入れ、全身すっぽりシーツとタオルケットに包まれた。
 
かいっかん♡
 
手のひらと足で、ひたすらシーツとタオルケットをすりすりした。思わず笑みがこぼれ、幸せな気分のまま眠りに落ちた。その夜はなぜか、鯉が滝を上る夢を見た。そして翌朝、目が覚めて布団の中で軽く手足を動かすと、「うわっ♡ そうだった。そうだった。オーガニックコットンに包まれて寝たんだ」と思い出し、昨夜同様手足をひたすらすりすりした。
 
至福の睡眠時間を得た私は、ある日ひらめいた。更なる至福の感覚を得る方法を。
「手と足だけじゃなく、全身直接オーガニックコットンに包まれたら最高なんじゃないか?」
その夜、“すっぱ”またの名を“全裸”で布団に入った。
「うっひゃー♡」
 
その日以来、朝は布団から出られなくなってしまった。どんな嫌なことがあっても、どんな凹むことがあっても、布団に入れば思わず笑顔になってしまう。魔法の繊維、オーガニックコットン。
 
 
 
 
***
 
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2022-05-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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