メディアグランプリ

「書くこと」と無縁のOLが天狼院書店のライティング・ゼミを受けると人生が変化するのか!?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:MK(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
「今回はもう一歩でしたね。
とはいえ終盤の課題提出でもう一度同じテーマで書いても面白いかも」
講師の川代さんから課題提出をした際にいただいたフィードバックだった。
そして今、私は同じテーマでライティング・ゼミ講座の最後の課題に取り組んでいる。
 
そもそも私は「文章を書くこと」と全く程遠い生活を送っていた。仕事で使うわけでもない。日常で必要なスキルでもない。そんな私が何故この講座を受けたかというと、
数ヶ月前に受けたリーディング&ライティング講座が始まりだ。
そしてその講座を受けた理由は「失恋」だった。
自分を変えたくて、何か新しいことを始めたくて、全く関係ない世界に飛び込んだ。
天狼院書店は本を読むための場所としてよく利用していた。
ゼミやらイベントやらが行われていたことは知っていたが
どれも私には関係ない別世界のことのようで全く気にもしていなかった。
本を読むことが好きだったのでなんとなくリーディング&ライティング講座を選んだ。
講師は川代さんだった。「妄想本棚」が大好きな私は嬉しかった。しかし……
「アウトプットを見据えたインプットを~」
……!!!??? 冒頭10分の出来事。私の脳の使い方を全否定された。
私の頭は飾りだと思った。衝撃的だった。
本を読むときにアウトプットなんか見据えたことはない。
「何なんだ天狼院の講座は!!??」久々に面白いことに出逢いわくわくした。
そして私は天狼院書店の他の講座にも興味が湧き、学べる楽しさにドハマりして
次から次へと何個か続けて受講した。その感覚で今回のライティング・ゼミも申し込んだ。
しかもせっかちな性格上、通常コースで数ヶ月受けるよりも
GWに一気にやってしまおう! と安易に考えていた。
GWにも仕事があることが分かっていた私は申し込んだ時から書くことの練習をしていた。
9日間毎日2000文字の課題提出があるからだ。
ネタになることはないか探して、2000文字の文章を書いてみる。
何個かストックが出来た状態でGWを迎えた。
しかし第一回目の課題提出で大事なことを教えてもらった。
「伝えたいこと、伝えたい思い」
私の文章にはそれが欠落していた。読者のことは考えずにただ2000文字を書いただけだった。ストックしていた文章を見ると全部そうだった。もうこの文章は使えない。
「コンテンツ」として成り立つものを作らなければ……。
それからの私のGWは仕事へ行って帰ってきては書く。
また仕事へ行き帰ってきては書く。……その繰り返しの日々だった。
でも絶対に仕事を理由に書くことを止めたくはなかった。
「9回全部だしてやる!!」と決めていた。だから私は出来が悪いとわかっていても、
文字数が足りなくても出し続けた。数日書いているとライティング・ゼミ以前に
受講した講座で教えてもらったことも沢山思い出されるようになっていた。
「書くこと」をして頭で分かったつもりになっていたことが、体得へ向かい始めたのだ。
リンクし始めたのだ。その中でも店主の三浦さんの言葉を特に実感していた。
「1回始めると人間は辞めたくなくなる」
まさにその通りで毎日続けていることを途中で止めることがなんだか段々嫌になっていた。
でもそれは「うぉぉー、書いてやるぜー! おりゃーー!」とかではなく
もっとフラットな自然なことだった。だから、達成感とか疲労感とか
そういうものはなかった。ご飯を食べる、お風呂に入ると同じくらい自然なことだった。
そして生活がいつの間にか「書くこと」が中心となっていた。
私の行動は明らかに変化していた。
まず時間。仕事が終わって2000文字の文章を書くことが出来るのだ。
しかもコンテンツとして成り立つように考えながら……。
となると今まで仕事が終わっての時間を私は何に使っていたのか!!?
衝撃的な発見だった。やることは増えたのに、時間がないと焦った記憶はない。
気付いたらまとまった時間を確保するために
家事などをする時間を自然と調整し、行動していたのだ!!
いかに無駄な時間を過ごしていたかを思い知らされた。時間を大切にしようと強く感じた。
次に脳だ。毎日課題提出をするためには、PCの前に座って考え始めては遅い。
私は朝目覚めてすぐに「今日は何書こう?」と考えるようにしていた。
仕事中もずっと「書くこと」を考えていた。家事をしてても何をしてても……。
でもそれは、中心というわけではない。頭の片隅でやんわり、ずっと考えるのだ。
不思議な脳の使い方だった。だが、とても心地よい感覚だった。
そんな変化をしながら私は8日間を過ごした。そして9日目を迎えた。
 
正直、「コンテンツ」と「2000文字」と「伝えたいこと」の距離感を
私はまだ掴めていない。きっとそれは沢山書かないと分からないだろう。
しかしこの講座は確かに文章力が上がる講座だと思う。
でも、ただ文章力の上がる講座は世の中に沢山あるはずだ。
天狼院書店のライティング・ゼミは何が違うのか!?
それは、人を変えるということだ。人の行動、思考を変えるのだ。
もう文章の話しではなく、人生の話しなのだ!!
特に私のような「書くこと」と遠いところにいる人程変化を実感出来ると思う。
 
ただ仕事をするだけのGWのはずが、ライティング・ゼミのおかげで
例年とは違うすごく充実したものになった。
私は何でもいいからこれからも書き続けていこうと思う。
 
 
 
 
***
 
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2022-05-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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