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チーム天狼院

「お客様」が「稼ぐ」新型書店!? これが天狼院のメタモルフォーゼだ!《スタッフ平野の備忘録》


*この記事は、「ライティング・ゼミ」を受講したスタッフが書いたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:平野謙治(チーム天狼院)

 

半年ほど前だっただろうか。
ある日の会議で、天狼院店主・三浦は言った。

 

「これからの天狼院は、お客様に稼いでもらう」と。

 

お客様に、稼いでもらう書店……??
「お客様」=「買っていただく方」という凝り固まった方程式が頭の中にあった僕には、すぐには理解できなかった。

 

まあ確かに、天狼院ではお客様の創作物を売ってきた実績がある。
「雑誌をつくるゼミ」でお客様が作った小冊子を今もなお全国各店で販売しているし、3月に行われた文化祭ではお客様による即売会「クリエイターズ・マーケット」も行った。それを言われると、少しはイメージできるけれども。

 

どうやら、今回はただそれだけではないみたいで。
「これからはお客様が天狼院でイベントを主催できるようになる」と、三浦は語気を強めた。
名付けて、副業受け入れ制度「解放区」
天狼院公式のイベントをやっていない時間帯に、お客様が企画したイベントを開催できますよ、という制度だ。

 

お客様がイベントを主催!? え、そんなのアリなの!?
諸々のルールとかどーすんの?

 

……と正直に言えば期待よりも不安が隠せなかった僕だけれども、三浦はいつもながらの仕事の速さでサクサクと規定を決めていった。
そうしてあれよあれよという間に、お客様への発表を迎え、初回の「解放区企画会議」が4/24(日)に開催されることとなった。

 

僕らスタッフも含め、一体どうなるのかわからない中、あっという間に開催日はやってきた。

 

……いやー。やってみてとりあえず。
びっくりしました。

 

……まさかこれほどまでに、企画が出るなんて!

 

そりゃあもう、盛り上がりました。通信で参加の方からも投稿BOXにどっさりとコメントが。
「あれをやりたい」、「これをやってみた」、「そんなのも面白そう」。
企画が出るわ、出るわ。これがパチンコだったら今日は生涯最高の日だっただろうなってくらい、たくさんの企画が出た。

 

そしてその場で出された企画たちは、ただの「アイデア」には留まらない。
三浦の「よしそれ採用!」の声が、何度東京天狼院に響いたか。Bar、ヨガ、落語、演劇、ゲーム企画、演奏動画の販売……。決まった企画だけでも、これだけある。それ以外にもまだ、実現可能性を探っている段階の企画の種がザクザクと溢れている。

 

「天狼院でイベントをやりたい」と、これだけ多くのお客様が思ってくださるなんて。
当然のことながら僕は驚きを隠せなかったけれど。「解放区」の生みの親である店主三浦も驚いていた。「こんなに出るなんて、想像以上だ」って。

 

4月に合流した新入社員の女の子が言っていた。天狼院書店は「カービィ」だって。あの任天堂の、ピンクの丸いやつ。
書店でありながら本の販売に留まらず、「その先にある体験を届ける」をコンセプトに掲げる。読書会や文章教室「ライティング・ゼミ」、演劇に、撮影会に、旅行業まで。なんでも取り入れ、その度に変化を遂げる様は、まさに「カービィ」。言い得て妙だなと、先輩ながらに思ったけれども。

 

まさかお客様の企画まで開催しちゃうなんてね!
入社した頃には、これっぽっちも想像できなかった。だって気づいたら、「お客様」が「ビジネスパートナー」になっている。これって「B to B」ならよくあるのかも知れないけれど。「B to C」、ましてや本屋で起こるなんて思わなかった。だって、いつも自分が通っているコンビニやスーパーの売上に、「購入」以外で貢献するだなんて普通考えないよね。

 

3年弱も働いているスタッフの癖に、「何を今さら」と言われても何も言い返せないけれども。
改めてこの天狼院って書店は、底が知れない。なんだかもう、笑えてくるよね。

 

そうそう。早いものでもう、「Bar」の企画は日程が決まって、HPに公開されている。
主催のお客様からイベントの概要文をもらってすぐに、僕が作成してアップした。

 

そしたらなんと。公開翌日すぐに、「ここで今度Barやるんですよね?」って新規のお客様が東京天狼院にいらっしゃってくださったんです!

 

いや、「解放区」半端ないって! 公開翌日にお客様来るもん……。そんなんできひんやん普通!

 

なんだかすごく、ワクワクしてきた。だってこの「解放区」には、可能性しかない。
僕らが想いもつかなかった企画がお客様によって実行され、僕らが今まで出会えなかったお客様に来ていただく機会になる。
全国各店が、色とりどりの様々なイベントで埋め尽くされていく。これがワクワクせずに、いられるだろうか。

 

断言します。これから天狼院、ますます盛り上がっていきます!
どのイベントでも構いませんので、ぜひお気軽に参加していただけますと幸いです!

 

そしてこれからの天狼院では「参加者」の方だけではなく。
「企画者」の方も、お待ちしております。一緒に天狼院で稼ぎましょ!

 

◽︎平野謙治(チーム天狼院)
東京天狼院スタッフ。
1995年生まれ。千葉県出身。
早稲田大学卒業後、広告会社に入社。2年目に退職し、2019年7月から天狼院スタッフに転身。
現在は「東京天狼院」を中心に勤務。
2019年2月開講のライティング・ゼミを受講。16週間で15作品がメディアグランプリに掲載される。
メディアグランプリ33rd Season, 34th Season総合優勝。
『全く興味なかったはずのダンスグループ『BE:FIRST』のせいで、危うくノーパンで出勤しそうになった話。』など、累計6作品でメディアグランプリ週間1位を獲得。
その他、『ラブホテルの階段で、ボコボコに殴られた話』など。

***

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次回の解放区企画会議はこちら!

 

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