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メディアグランプリ

43歳。ついに青春は終わりを告げた。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:石川泰治(ライティング・ゼミ4月コース)
 
 
先日夜中に右腕が急に痛くなった。
原因はちっともわからないのだが、痛む箇所が三角筋から上腕三頭筋にかけての所だったので筋トレのしすぎかもと思い、この1週間は上腕筋のトレーニングをしていない。
 
「五十肩ですね」
目の前のお医者さんは私の右腕を上げたり下げたり右左と捻ったりしながらそう言った。
私はすかさず「先生、私まだ43なんですけど」というとその先生は「じゃあ四十肩です」と
もう何度も同じ事を聞かれたかのようにぶっきらぼうに答える。
 
どうやら五十肩も四十肩も症状は同じらしく、正式名は肩関節周囲炎と言うらしい。それが50歳くらいからこの症状が出る人が多いので五十肩と言うようになったという。しかも五十肩の原因は、はっきりとしならしい。
 
しかしこの五十肩と言う名前はどうにかならないものだろうか、この痛みからすれば病名があまりにも無機質で、五十肩なんて名前は聞いただけでは大した事なさそうに感じる。
しかも何だか哀れみすら感じないか?
 
そこで五十肩改め「青春の終わり」なんてどうだろう。
私「先生、肩が痛いんですけど」
医者「ああ、これは青春の終わりですねぇ」
 
私は40を過ぎた今でも、心は20年前と変わらない。しかし青春の終わりと告げられば何だか現実をしっかり見ろよと言われているような気がする。諦めというよりは一種のきっかけのような感じもして前向きな気持ちになる。
 
他にも「第二形態」はどうだ。
私「いやー、最近第二形態になったみたいなんだよ」
後輩「すごいっすね。戦闘力100万じゃないっすか」(ドラゴンボールのフリーザは第二形態時の戦闘力が100万)
若い人には決してならないこそ、年齢という経験値が証明できたみたいで悪い気はしない。
 
まぁそんな妄想はいいとして、とにかくこの痛みをどうにかしたいのだが、お医者さんがくれたのは痛み止めだけで、根本的な問題解決にはならない。
 
そこで西洋医学がだめなら東洋医学だと思い鍼治療に通う事にしたのだが、残念ながらその先生は、正直鍼を打っても五十肩が治るわけではないと言う。
ただし痛みを緩和するのと同時に血流を良くし、自律神経を調整することで自然治癒能力を高めることができると付け加えた。
 
そう言えば、以前中国で働いていた時、風邪をひいて中医学の病院に行ったらかっさという和櫛のような形をしたもので背中を肩から腰までぐりぐりとやられた事がある。
かっさは中国語で刮痧(グアーシャ)と言い、刮は擦る、痧は老廃物や悪い血の意味なので文字通り擦って老廃物を流すことである。
不思議な事にこれで風邪が治ったのだ。そのような経験もあったので早速、鍼を打ってもらう事にした。
 
先生はまず、指の腹で肩周辺をなぞると、トントンとリズムよく鍼を打ち込んでいく。
鍼を打つ場所は経穴(けいけつ)といい、私たちがよく耳にするツボというのがそれだ。この経穴は全身に361箇所あり、それらの経穴は様々な症状に適応しているらしい。
例えば頭痛がする時はアキレス腱と外のくるぶしとの間にあるくぼみの経穴を刺激すると良いらしい。
 
頭痛に何でくるぶしの経穴かと不思議に思うかも知れないのだが、人の体には気やエネルギーが通る経絡と言う通り道があり経穴はその経絡上にある。足ツボをイメージしてもらえれば分かりやすいが肝臓が悪ければここみたいな感じだ。
 
そして経穴の位置は当然人によって異なるのだが、経穴の位置は熱感や冷感、湿り、ざらつきや痛みやしこりなどで探るらしい。そのような部分が見つかったらそこに鍼を打つというのだ。
思った以上に繊細な作業である。
 
そんな鍼治療だが、鍼が刺さった箇所は何だか「ずんっ」として、鉄球をお腹で抱えているような感覚? がする。ちょっとうまい例えが出てこないのだが、「ずんっ」の後はじわじわと血管が拡張されているようにも感じる。
 
鍼を刺されている間、先生から「他に気になる所はありますか?」と聞かれ、せっかくなので「最近、尿が近くて・・・」と答えるとあっさり「多くの原因は加齢ですよ」と、これまた年が原因ですと結論づけられた。
だったらどうにもならんと思ったが、この頻尿にもツボがあるらしい。
足の内側、ちょうどくるぶしの反対側から指3本分くらい上にくぼみがある所がツボだ。
 
他にも腰痛の場合は手の甲側、人差し指と中指の骨の間の中間にあるツボ。
めまいがする時は頭頂部で、両耳を結ぶ線と、眉間の中心線が重なる所だ。
 
当然、自分で鍼を刺すことはできないのだがボールペンや先の尖ってないヘアピンでツボを押すのも効果的だと言う。
 
このように東洋医学は即効性がなく、効果もわかりづらいが自分の体に向き合うきっかけを与えてくれたようにも思う。
そういえば中国には医食同源なんて言葉もあるが、今度は食事面も見直してみたい。
 
 
 
 
***
 
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2022-06-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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