メディアグランプリ

東京天狼院のコタツの中で思い出した、学び続ける姿


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:草間咲穂(ライティング・ゼミNEO)
 
 
天狼院書店に転職をして、早いものでもう8ヶ月。
早いなぁ……と思いながら、今、池袋にある初号店の東京天狼院にいます。
 
一人で東京天狼院にいると思い出すのは8年半前の出来事です。
絵を切り取った様に、鮮明に覚えているのです。
 
季節は冬だったと思います。
閉店後、夜の10時過ぎ。
 
「今日中に、200冊を選書して送らなければならないんだ」
 
店舗にはもう店主の三浦さんと私の2人しかいなくて、私はこたつに足を突っ込んでいました。
私は当時、学生で、天狼院書店でアルバイトをしていたのです。
 
 
さて今日も帰ろうかな、そう思った矢先の「今日中に200冊の選書しなければならない宣言」。
 
 
「でも、もう間に合わないかもしれない。今先方に連絡を入れた方がいいかな……?」
 
 
どんなイベントだったかはもう覚えていません。
ただ当時からイベント目白押しだった天狼院書店はその日もフル稼働。
でも夜10時過ぎの店内は、日中の騒がしさ、密度から一変、冬の寒さの中で、こたつの暖かさが染みる静けさが漂っていました。
 
「今日中に、200冊を選書して送らなければならないんだ」
 
唐突の宣言の次の瞬間、
「やりましょう! やっちゃいましょう! 一緒にやりますから!」と言ったのを覚えています。
 
思えば一緒にと言ったって、私ができることは200冊をエクセルで打ち込むことぐらいなのです。
でも今日は最後まで付き合おう、と思ったのです。
 
「そうだな、やるか……やるかーーー!」
 
とう言って、選書は始まりました。
 
狭い店舗を歩いたり、止まって考えたり、「うーん」「あっ!」と呻き声やひらめきの声を上げながら三浦さんがタイトルを発する。
 
私はひたすらにエクセルに打って、
「あと何冊です!」というカウントをしていました。
 
 
そして12時を丁度回るころ、200冊の選書リストは出来上がりました。約1時間半。
1時間半です!
 
 
「いやー、助かった!一人だったら無理だった!」
 
でも同時に言ったのは、
 
「でもやるなら、徹底的に考えてやらないと意味がないからね」
 
でした。
助かったと言われて嬉しかった気持ちと共に感じたのは、少しの恐怖でした。
身震いがしたことを覚えています。
 
 
だって、200冊の選書をできるということはつまり、店主の頭の中には、
200冊の何倍ものタイトルが入っている、という事です。
 
 
さらにその中から選ぶためには、根拠があるはずです。
頭の中で情報を整理し、さらにそれを伝える力が必要で
その情報から学び、価値に変える力も必要なはずです。
 
 
あっという間に200冊を選書し、
「でも、もう間に合わないかもしれない。今先方に連絡を入れた方がいいかな……?」
と言ったのは、体力の問題だけだったのかもしれないと思ったとき、
 
 
店主の頭の中にはどれだけの情報が詰まっているんだろうか、
これまで、どれだけの本を読んできたのだろうか、
それを伝えるために、どんな学びを経てきたのだろうか、
と、12時を回る少し手前で200をカウントしたときに、
そんなことを同時に考え、身震いがしたのです。
 
ただ知っているだけでなく、それをアウトプットすることができることの凄さを
目の前で感じたのでした。
 
 
天狼院書店が提供し続けていることは、手にとって触れることができないものがほとんどです。
講座やゼミは、形は見えない。
でもそれに価値を感じてくだささり、何か役に立つかもしれない、問題解決に繋がるかもしれない、そう感じてくださった方が事前にお支払いしてくださる。
その重み、責任はとても大きなものです。
 
転職をしてからも常に店主に見る姿は、昔と変わらず、徹底的に考え抜く姿。
でもその考え抜くためには、考えるための情報と学ぶスキルが必要。
 
店主は常に情報をあらゆる所から総動員し、学び続け、アウトプットし、価値を提供し続けることを辞めない姿勢を私たちに見せてくれています。
 
さまざまな情報を総動員し、学び続け、その学んだことを誰かのために役立てる価値に変える。
 
すでに、その時にはもう、
三浦さんの中で、そのメソッドはでき上がっていたのかもしれません。
 
それが今回、満を辞して講座になると言います。
「無限ラーニングZ」、さらには「無限リーディングZ」という名前のようです。
 
初めて聴いた時には「ん?マジンガーZっ?!」と思わず言い返しましたが、大真面目に
無限に読み、学び続けるための、長年で店主が蓄積してきたメソッドだと言います。
 
無限に読み、学び続ける。
一生涯、何かのスキルや知識を習得するのに困らなくなる。
 
身震いをして、すごいなぁ、と思うだけでなく私もそうなろう、
 
東京天狼院で8年半前と同じ時間に、真夏でもこたつに足を突っ込みながら、
思い出とともに、新鮮な気持ちでいます。
 
 
 
 
***
 
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2022-07-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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