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ネガティブ思考な私がランニングによって変わった理由~ランニングは鎮痛剤~


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:篠原奈緒(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
「私には過去からずっと消えない悩みがある」
それは、物事をネガティブに捉えてしまい、特に仕事の中で強く表れ、「自分なんて……」という思考から、行動できなくなることだ。行動できなくなることで、スケジュール通りにいかず更に自己嫌悪に陥ってしまい、悪循環のスパイラルに陥る。こんな自分を変えたいと、いろんな本を読んだり、人に相談したりしてみたが、すっきりしない。
 
そんな中、健康管理のために始めたランニング。このランニングが私の悩みを解消してくれることに驚いた。ランニング直後、もやもやしているネガティブな感情がなくなっている。走ることはあまり得意ではない。しかし近くにある森林豊かな公園のランニングコースが、私のやる気に小さな火をつけてくれる。
 
走るのは週末土日の朝である。一週間、仕事でさまざまなストレスが積みあがっていき、特に土曜日の朝はマイナス思考になりがちである。今まではベッドの上でダラダラとスマホをいじりながら午前中が終わってしまっていた。「えいやっ!」と自分に喝を入れ、ランニングコースに自分を強制移動させる。移動させることができた時点で勝利である。走るしかなくなる。
 
自分に無理をさせず、息が上がり始めるとウォーキングに変える。ランニングは継続が大事だということを知っている。だから無理を課さず、できるところからやる。揺れる木々に癒されながら、自分が一番心地いい状態で走るのだ。
 
ランニング直後は、少しの疲労感と達成感が自分の中の大きな部分を占めており、ネガティブな感情が減っているのを感じ、どのように表現すべきか、いわゆる「リラックス状態」にある。ネガティブ感情の大小によってこのバランスも変わってくるが、走る前後での変化は必ず感じることができる。
 
しかし、厄介なのは、この状態は半日以上持たない。もう少し詳しくいうと、この心地いい状況をそのままにせずに何も行動せずにいると、心配や不安などが湧いてきて元の状態に戻ってしまう。効き目は4時間~6時間であり、まるで生理痛の時に4時間~6時間ごとに痛みを抑えるために飲む鎮痛剤のようだ。
 
「生理の時、鎮痛剤は救世主」
毎月来る生理の痛みは、体を動かなくさせ、それによっていろんなことがどんどん滞っていく。生理の痛みと共に、スケジュールを狂っていくのが私にとっては大きなストレスである。しかし、「鎮痛剤」という存在はなんとありがたいことか。これを飲むと30分経たないうちに痛みが消えていく。完全にすっきりするわけではないが、一時的に痛みから解放され、通常の自分に戻ることができる。
 
鎮痛剤は一時的なものであり、根本の問題を解決するものではない。本当に生理時のつらさを変えたいなら、医者に相談し、自分の体の状態を知り、アドバイスを実践することも必要であり、また普段の生活から気を付けることも重要である。明確な答えは人によって違うが、長期的に向き合い続けることをしなければいけない。これとおなじく、ランニングも心の状態を一時的に整えてくれるが、根本的な課題を解決するものではないと感じている。
 
しかし、「一時的に心の状態を整えてくれる」ということにより、次の行動に繋がるというのは自分にとってとても大きいことであり、発見できたのは自分が一歩踏み出したことでありほめてあげたいと思う。このように物事をポジティブに考えられるようになったもの、ランニングの効能が一役買っていると実感している。
 
世の中では、ウクライナとロシアの戦争、最近は宗教と政治の癒着などが取りざたされており、3年に渡るコロナ禍で人と接する機会も減ってきており、メンタルで苦しんでいる人も多いと思う。苦しむまでいかなくても何かに悩んでいない人はいないと思っており、ネガティブ感情と戦っている人がほとんどではないか。自分なりの解消方法をもっている人もいると思うが、ぜひ私は“ランニング”を勧めたい。スポーツの中でも道具を使わないランニングは始めやすい。
 
いま、ライティングゼミの初めての課題を実施している。書くことが苦手中の苦手である私は、朝起きた時、ものすごく億劫な気持ちになった。そしてこの作業の前にランニングをした。心を整えて今書くことができている。この1週間はランニングと課題のセットで過ごす時間になりそうだ。
 
 
 
 
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2022-08-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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