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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:さかまきK(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
「どうしてこんなに私の気持ちが分かるのかな。
ひょっとしてこの本は私のために書かれたのだろうか?
うん、きっとそうだ。
このぼんやりとした不安や悩みを鮮やかに言語化してくれるのだから。
おまけに、今の自分の考え方や行動に問いかけまで与えてくれる一冊だ。
こんなふうに心を翻訳するように生きられたらどんなにいいだろう……」
 
そんな読書体験を重ねるたび本への愛情を深めていった私は、出会うべくして出会ったのだと思う。
自宅周辺から三軒の本屋さんが消えた今、徒歩圏内唯一の『湘南天狼院』に。
 
そこで、今年4月からスタッフとして働いている。
全国10店舗展開中の天狼院書店の一つである。
したがって、「書店員」ということになるのだろうか?
どうにも疑問形になってしまうのは、ここが一般的な「本屋」とは異なるからだろう。
 
天狼院書店では、書籍販売と併設するカフェ業務をはじめ、働き始めて一番驚いたことには、自分でも把握するのがやっとなほど多数のゼミやイベントを開催しているのだった。
文章講座、カメラの講座、デザイン講座、その他あらゆる活動が目白押しだ。
そんな環境に身を置いていると、参加してくださる方々の学びに対する自発的な姿勢に刺激を受けざるを得ない。
現時点こそがスタートなのだと目が覚める思いで、よろめきながらも駆け出したところだ。
 
働き始めてもうすぐ半年が経過する中、随分とお客様の顔を覚えられてきた。
今、ふと想像してみたところ、100名様近くが脳内に浮かんできてびっくり。
この店を愛してくださる方々がたくさんいらっしゃるのだ。
嗚呼、なんとありがたいことだろう……
 
先日は開店と同時に、散歩途中のご近所さんがふらりと立ち寄ってくださった。
「初めて来ましたが、あまりの居心地の良さにすっかり気に入りました。店内は素敵な雰囲気だし、本棚も魅力的なラインナップですね」
そうおっしゃって、笑顔でお別れをした。
するとその日の午後、
「家に帰っていい店を見つけたと妻に伝えたら、ぜひ行ってみたいということで、また来ちゃいました」
と、まさかの本日二度目のご来店に、私の心も弾んでしまう。
そう、ご家族ご友人に即教えたくなるような、それでいてどこか秘密にしておきたいような、くつろぎの穴場スポットなのだ。
とはいえ一店員として穴場に潜むつもりは毛頭ないので、どんどん見つかってほしい。
 
とあるお客様は、カフェスペースでパソコンを開き、思慮深く文字を打ち込んでいた。
天狼院のライティング・ゼミという文章講座の受講生で、その提出課題に取り組んでいるのだ。
私も現在受講中の身なので、産みの苦しみを経た、互いの成長曲線を辿っては、話に花が咲く。
「授業では新しい視点を与えてもらいました。毎週の課題は大変ではあるけれど、講師からのフィードバックに一喜一憂しつつ、試行錯誤しながら書くのは楽しいです。すでに仕事にも活きている実感があるので、リピート受講もするつもりです!」
と目を輝かせる。
そう、「本だけでなく、その先の体験も一緒に提供する」ことを目指す当書店は、人が成長できる場所なのだ。
書籍に限らず、有益な情報そのものを「本」と定義するなんて、実にアバンギャルドでグッとくる。
 
続いて、朝からイベントに参加してくださったお客様。
午後も書籍コーナーを眺めては、購入された本を読みながらお食事をされ、一日を当店で過ごして下さった。
そして帰り際、
「ここは私にとってのディズニーランドなんですよ」
とのお言葉を頂き、私はハッとした。
人々の心を掴んで離さぬ夢の国!?
 
たしかに「人生を変える本屋」なのだから、夢こそいっぱい詰まっている。
「店主」の三浦社長は、ウォルト・ディズニーもビックリな人々をわくわくさせる未来を描いて毎日フルスロットルだ。
「講座・イベント」もアトラクションやパレードのごとくバリエーション豊かに展開中。
「天狼院食堂」として自信を持っておすすめできる美味しいご飯も揃っていて、
「スタッフ」一同、どうしたらお店がより良くなるかをいつも考えている。
となると、ディズニーキャラクターに相当するものがない、ということになるのか?
そんな心配はご無用、たくさんの選りすぐりの「書籍」たちが店頭でお出迎えしてくれるのだから。
いつだってあなたと握手できる日を心待ちにしている。
 
そして昨日、女性専用フォトサービスである「秘めフォト」に参加されたお客様からも嬉しいご報告を頂いた。
見せてくださった写真の麗しさはもちろん、目の前で生き生きと撮影当日の様子やその後の生活への潤いについて話すあの表情が忘れられない。
「お姉さんも絶対やったほうがいいですよ!! 感動は私が保証します!!」
なんと私が逆プロモーションを受けてしまう事態。
店員失格!? でもそんなことは少なくない。
事実、お客様が他のお客様にお気に入り講座をお薦めしてくれるということも度々だ。
 
そうやって今日まで、笑顔を向けてくれたり、温かい感想を寄せてくれたり、お店の力になりたいと足繁く通ってくれたりする方々に、お店の魅力を教わってきた。
嬉しい気持ちの中で「どうしたら、その人が求めているものを差し出すことができるのだろう?」と頭を捻る。
 
「この店は自分のために存在しているのではないか?
うん、きっとそうだ。
このぼんやりとした不安や悩みを具体化してくれるのだから。
おまけに、今の自分の考え方や行動に問いかけを与えてくれる場所だ。
そして、それを変える方法まで提供してくれるなんて。
さらには、共に学ぶ仲間たちもいる」
 
そんなふうに感じてもらいたい。
なんといっても、意欲は原石だ。
それをダイヤへと磨き上げるきっかけや手段を提供してくれる天狼院書店が、私は大好きである。
そのためにも、ご本人であっても自覚しきれないような思い、そんな心を通訳するようなお手伝いをすべく、日々奮闘中なのだ。
 
そんなわけで、『READING LIFE』の提供を目指す次世代型書店であなたの人生を変える体験をしてみませんか?
天狼院書店独自の概念による「本」をさまざまに取り揃え、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます!!
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-10-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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