メディアグランプリ

『朝ルーティンで自分に水やりを』


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:のもちゃん(ライディング・ゼミ12月コース)
 
 
アーユルヴェーダを始めて知ったのは、若い頃に読んだおしゃれな女性雑誌の特集だったと思う。
インドなどで行われている生活健康法で、雑誌に紹介されていたうちのひとつに、
「太白ごま油」を100度に熱して冷ましたものを全身マッサージに使うと毒素が排出されて健康になる、というものだった。
興味本位ですぐにやってみたものの、元来飽きっぽい性格のため効果を実感できないまますぐにやめてしまった。
 
改めてアーユルヴェーダを始めたのは、5年ほど前の40代半ばの頃である。
家事と子育て、そして仕事で忙しかったせいか、身体の免疫力が落ちて右耳に不調が起きた。
耳の中にぶつっとした出来物ができて、そこから膿が出るようになった。
耳の中がじゅくじゅくな状態になり、耳の聞こえが悪くなった。
 
いつまでも治らないので耳鼻科に行って先生に診てもらったが、
「出来物をとってみますが、皮膚の奥に出来物の根がある場合すぐには治らないかもしれません」と言われ、
処置してもらったが結局治らなかった。
 
常に耳の中に膿があるため独特な臭いがして、そのため髪を下して耳を覆って隠すようにした。
なんとかしたかったが、治す方法がわからず綿棒で膿をとって拭き取るしかなかった。
 
1年半経っても症状は変わらなかった。
もうずっとこの状態なのかもしれない。
 
その頃にアーユルヴェーダのオイルプリングについて書かれたサイトを読んだ。
太白ごま油を口に含んでうがいをすることで、身体の毒出しなど健康効果があることが書かれていた。
 
早速試しにやってみようと、スーパーで太白ごま油を購入してきた。
そして温度計で100度に温めて瓶に移し替えた。
 
次の朝、起床して舌を軽くブラシでこすってうがいしてから、大匙1ほどのごま油を口に含んだ。
とろりとした液体が口の中に入る。
オイルを口に含んだまま5分ほど朝ごはんの支度をしていると、だんだん口の中のオイルがどろっと粘っこいものに変わっていく。
「このどろりとしたものが身体から出た毒素なんだ」と思いながら、広げたキッチンペーパーの上にオイルを吐き出してから丸めてごみ袋に捨てた。
オイルプリングをしても特に変化はなかったが、とりあえず身体にいいことをした! という気分になった。
 
その日から朝のオイルプリングの習慣を続けた。
10日ほど過ぎたころから変化が現れた。
耳の中の膿が少なくなった気がした。
そしてだんだんと耳の中が乾くようになってきた。
 
あれ……?
オイルプリングをやっていたものの、体感できるほどの健康効果があるとは期待していなかった。
なので、すぐにはオイルプリングの効果と結び付かなったが、最近新しくしたことはオイルプリングしかなかった。
数日後には膿は完全に出なくなった。
1年半ぶりに耳の中から膿がなくなりすっきりとした状態になった。
あれほど治らなかったのに、あっけないほどに症状が消えた。
 
オイルプリングの毒出し効果だ!
よくわからないが、私の耳の周りに膿が溜まっていたのだろうか。
その毒素がオイルに引っぱり出されて排出されたのだろうか……。
 
その効果を体験して以来、朝のオイルプリングをずっと行っている。
ただずぽらな性格なため、3年ほど前からは太白ごま油をわざわざ買うのが面倒になり、台所にあるオリーブオイルや米油を使うようになった。
更に1年ほど前からはオイルをわざわざ温めたり、キッチンペーパーにくるんで捨てるのが面倒になってしまい、浄水器の水でうがいをするようになった。
水でも口に含んでいればどろりと変化してくる。
なので、効果はありそうな気はする。
そんな気がするだけかもしれないが……とにかく飽きっぽくめんどくさがりな私でも続けられるやり方を優先している。
 
半年ほど前には『アーユルヴェーダが教えるせかいいち心地よいこころとからだの磨き方』という本を読んで、ますますアーユルヴェーダへ魅力を感じるようになった。
本に書いてあった塩水で行う鼻うがいの方法をオイルプリング後に試してみた。
鼻に水を入れることがなかなか出来ずに、おそるおそると鼻うがいをしてみたが、頭の中が一気に目覚めてスッキリするのでこれも毎日の習慣になった。
 
知り合いがアーユルヴェーダを始めたとのことで、1週間ほどオイルプリングを続けていると顔の乾燥がなくなりしっとりするようになったと教えてくれた。
そういえば私も冬は顔に粉が吹くくらい乾燥肌だったのが、ここ数年そういうことがなくなっていた。
気づかなかったけれど、これもオイルプリング効果だったのか……。
 
そして知り合いが朝から白湯も飲んでいると話していたので、
私も白湯を飲み始めることにした。
 
1年前に新しい仕事に就いてから、慣れない業務で気持ちが晴れない日が多かった。
仕事をしていれば、誰でも何かしら大変なことはあるから……と気持ちを保っていたが、やはり自信を失くす日もある。
 
白湯をカップにそそぎ、朝陽が昇ってくる遠くの空をベランダの窓から眺め、自分に水やりをあげるイメージで白湯を飲んだ。
頭が空っぽになり気持ちと体がスーッと整っていくのを感じた。
 
もともと健康維持のためだったが、最近は大切な毎日を精いっぱい過ごせるようにと、
アーユルヴェーダを朝ルーティンに取り入れて、落ち着いた心で1日をスタートするようにしている。
 
 
 
 
***
 
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2023-02-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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